えちぜん鉄道勝山永平寺線
勝山永平寺線 | |||
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基本情報 | |||
国 | 日本 | ||
所在地 | 福井県 | ||
起点 | 福井駅 | ||
終点 | 勝山駅 | ||
駅数 | 23駅 | ||
路線記号 | E | ||
開業 | 1914年2月11日 | ||
全通 | 1918年9月1日 | ||
部分廃止 | 1974年8月13日 | ||
休止 | 2001年6月24日 | ||
再開 | 2003年10月19日 | ||
所有者 | えちぜん鉄道 | ||
運営者 | えちぜん鉄道 | ||
使用車両 | えちぜん鉄道#車両を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 27.8 km | ||
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) | ||
線路数 | 単線 | ||
電化方式 | 直流600 V 架空電車線方式 | ||
最高速度 | 65 km/h[1] | ||
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停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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勝山永平寺線(かつやまえいへいじせん)は、福井県福井市の福井駅から福井県勝山市の勝山駅までを結ぶえちぜん鉄道の鉄道路線である。
2003年にえちぜん鉄道へ譲渡されるまでは京福電気鉄道(京福電鉄)によって運営され、路線名は越前本線(えちぜんほんせん)と称していた。福井から九頭竜川に沿って織物の町、勝山を結んでいる。京福時代の1974年までは、勝山から先の福井県大野市の京福大野駅まで路線が延びていた。また、途中の永平寺口駅(当時は東古市駅)からは曹洞宗の大本山である永平寺への参詣路線として永平寺線が分岐していた。
路線データ
[編集]- 路線距離(営業キロ):福井 - 勝山間 27.8km
- 軌間:1067mm
- 駅数:23駅(起終点駅含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:全線電化(直流600V)
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度:65km/h[1]
運行形態
[編集]福井駅 - 勝山駅間の全線を通して運行される列車が基本だが、平日の朝には福井駅 - 永平寺口駅間の区間列車が下り1本・上り2本運転されている[2]。日中時間帯は毎時2本が運行されており、この時間帯の半数の列車は比島駅を通過する。
平日の朝には快速列車が福井行きのみ運転されている[2]。快速列車は勝山駅から松岡駅まで通過運転、松岡駅から終点の福井駅まで各駅に停車する。通過運転区間の途中停車駅は発坂駅・越前竹原駅・山王駅・永平寺口駅である。
勝山駅の始発列車は5時20分発と早く、北陸新幹線との接続が図られている。以前は、週明けの月曜日(ハッピーマンデーなどで休日の場合は翌日)早朝に、勝山5時発で快速運行を行う「めざましトレイン」が運行されていたが、2019年(令和元年)10月1日のダイヤ改正で廃止され、代わりに定期列車の始発が繰り上げられた[3]。福井駅の終電は23時8分発であったが、北陸新幹線の最終列車に接続するため2024年(令和6年)3月16日からは23時20分発に繰り下げられ、勝山駅終着時刻は日付を跨ぐようになった[2]。
福井口駅に車庫がある関係で、福井駅 - 福井口駅間に回送列車があり、福井発の始発列車も福井口から回送されてくる。2024年3月16日のダイヤ改正で福井口駅 → 永平寺口間に下り1本回送列車が設定された。勝山駅では車両の夜間滞泊を行っている。
基本的にワンマン運転だが、昼間の列車には女性アテンダントが乗務し、乗車券の販売・回収や車内アナウンス(観光・接続案内)、高齢者などの乗車・下車のサポートを行う。ただしドアの開閉は運転士が担当する。
1980年代は1時間あたり福井駅 - 東古市駅(現在の永平寺口駅)間が2本、東古市駅 - 勝山駅間が1本だったが、越前大仏の落慶法要で勝山まで2本に戻された。
京福電鉄時代は朝夕に特急・急行があり[4]、終電は22時台半ばと早かった。
速達列車の変遷
[編集]福井 | 新福井 | 福井口 | 越前開発 | 越前新保 | 追分口 | 東藤島 | 越前島橋 | 観音町 | 松岡 | 志比堺 | 東古市 | … | 山王 | 越前竹原 | 小舟渡 | 保田 | 発坂 | 比島 | 勝山 | 備考 | |
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2000年[5] | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | — | — | — | — | ● | — | ● | ● | — | — | ● | — | ● | 朝上り1本設定 |
福井 | 新福井 | 福井口 | 越前開発 | 越前新保 | 追分口 | 東藤島 | 越前島橋 | 観音町 | 松岡 | 志比堺 | 東古市 | … | 山王 | 越前竹原 | 小舟渡 | 保田 | 発坂 | 比島 | 勝山 | … | 京福大野 | 備考 | |
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1971年[4] | ● | ● | ● | — | — | — | — | — | — | ● | — | ● | — | ● | — | ● | — | ● | — | ● | — | ● | |
1986年[6] | ● | ● | ● | — | — | — | ● | — | — | ● | — | ● | — | ● | ● | — | — | ● | — | ● | 廃止 | 朝上り1本、夕下り1本設定 | |
2000年[5] | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | — | ● | ● | — | ● | — | ● | ● | — | — | ● | — | ● | 夕上り1本設定 |
福井 | 新福井 | 福井口 | 越前開発 | 越前新保 | 追分口 | 東藤島 | 越前島橋 | 観音町 | 松岡 | 志比堺 | 永平寺口 | … | 山王 | 越前竹原 | 小舟渡 | 保田 | 発坂 | 比島 | 勝山 | 備考 | |
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2010年[4] | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | — | ● | — | ● | ● | — | — | ● | — | ● | 朝上りのみ設定 |
恐竜列車
[編集]福井県立恐竜博物館のリニューアルに合わせ、2023年7月15日から、冬季を除く土休日や夏休み期間の毎日、観光列車として「恐竜列車」が福井駅 - 勝山駅間に運転されている[7][8]。車両は元静岡鉄道1000形を改造したMC8000形電車を使用し、車体や車内に恐竜に関する装飾が施されている。途中停車は旅客の乗降を扱わない運転停車のみで、福井駅 - 勝山駅間の所要時間は約55分。乗車は予約制で、1日フリーきっぷと勝山市内バス乗り放題、福井県立恐竜博物館常設展観覧料、恐竜列車特別料金がセットの「恐竜列車セット券」の購入が必要となる。福井発勝山行きの下りのみの運転であったが、2024年3月16日から帰り便として上りの勝山発福井行きも運転されている[9]。帰り便も予約制だが運賃と恐竜列車特別券で利用できる。
2014年から2022年までは、在来車両による「きょうりゅう電車」が土休日などに福井駅 → 勝山駅間で下りのみ1本運転されていた[10]。途中停車は旅客の乗降を扱わない運転停車のみで、福井駅 - 勝山駅間の所要時間は約43分。「DINOSAUR EXPRESS」のヘッドマークを掲出して運行された。車内には恐竜のモニュメントが設置され、福井県立恐竜博物館監修の映像やアナウンスが流される。予約制で乗車には乗車券とは別に500円の特別券が必要であった(列車単体で予約できた)[11]。
利用状況
[編集]輸送実績
[編集]勝山永平寺線の輸送実績[12][13]を下表に記す。 表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度 | 輸送実績(乗車人員):万人/年度 | 輸送密度 人/1日 |
特 記 事 項 | ||
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通勤 通学 定期 |
定期外 | 合計 | |||
2003年(平成15年) | 25.1 | 35.2 | 60.3 | ||
2004年(平成16年) | 47.4 | 55.9 | 103.3 | ||
2005年(平成17年) | 54.6 | 61.7 | 116.3 | ||
2006年(平成18年) | 57.1 | 62.2 | 119.3 | ||
2007年(平成19年) | 59.4 | 64.5 | 123.9 | ||
2008年(平成20年) | 62.2 | 64.3 | 126.5 | ||
2009年(平成21年) | 63.2 | 61.5 | 124.7 | ||
2010年(平成22年) | 62.9 | 61.5 | 124.4 | ||
2011年(平成23年) | 66.4 | 61.9 | 128.4 | ||
2012年(平成24年) | 67.7 | 61.9 | 129.5 | ||
2013年(平成25年) | 66.3 | 63.0 | 129.3 | ||
2014年(平成26年) | 67.8 | 61.3 | 129.2 | ||
2015年(平成27年) | 69.0 | 67.3 | 136.3 | ||
2016年(平成28年) | 70.1 | 69.6 | 139.6 | ||
2017年(平成29年) | 68.0 | 69.5 | 137.5 | ||
2018年(平成30年) | 69.5 | 71.0 | 140.5 | ||
2019年(令和元年) | 70.0 | 66.9 | 136.9 | ||
2020年(令和 2年) | 57.2 | 41.1 | 98.3 | ||
2021年(令和 3年) | 65.5 | 44.3 | 109.8 | ||
2022年(令和 4年) | 69.2 | 54.8 | 124.1 |
保安装置
[編集]交換可能駅に誤出発防止のためのATS-SWと、福井や福井口(福井方)に速度照査ATSが設置されている(15km/hの速照)。
また、えちぜん鉄道ではJR福知山線脱線事故に伴い、安全性向上の観点からカーブの手前への速度照査ATSの設置をした。ATS形式はATS-Pなどの単独速度照査タイプではなく、従来から私鉄でよく使われている速度照査方式に準じたもので、ATS-SWをある程度の間隔で2個設置し、通過時間から速度を割り出す方式である。設置箇所は以下の通り(15、35、40、45Km/hの速照)。
- 福井口駅手前(上り線)第2場内信号手前
- 永平寺口 - 志比堺間志比堺駅寄り神社鳥居近くのS字カーブ手前(上りからのみ)
- 越前竹原 - 小舟渡間小舟渡駅付近のS字カーブ手前(上り、下り方両方手前)
- 小舟渡 - 保田間保田寄りごみ焼却場近くの踏み切りカーブ手前
- 保田 - 発坂間保田駅近くの鉄橋手前(上りのみ)
- 勝山駅構内(1番線、2番線進入時)
また、踏切の異常を感知すると警告する「特殊信号発光機(点滅形)」がある。
歴史
[編集]福井県で電源開発を行っていた京都電燈の手により、1914年に越前電気鉄道として新福井 - 市荒川(現在の越前竹原)間が開業したのが始まり。福井県下初の電気鉄道であった。同年中に大野口まで開業し、福井と大野が結ばれた。
配電統制令により、解散することになった京都電燈の鉄軌道事業を1942年に京福電気鉄道が継承。同社福井支社の越前本線となった。
自家用車の普及などで1960年代以降になると不採算区間の合理化が行われ、国鉄越美北線とも競合する越前本線の勝山 - 京福大野間が1974年に廃止される。
残る区間も維持してきたが、京福電気鉄道は1992年に越前本線の東古市以東と永平寺線の廃止を表明し、県などが行政支援を講じてきた。しかし、2000年と2001年に列車衝突事故(京福電気鉄道越前本線列車衝突事故を参照)を起こし休止となり、2003年にえちぜん鉄道へ譲渡され、越前本線から勝山永平寺線と改称して運行が再開された。
なお北陸新幹線の整備計画により新福井 - 福井口間は2006年4月9日に単線化され、新福井 - 越前開発間についても本路線の高架化用地確保のため2015年9月27日に単線化。福井 - 新福井間も2018年6月24日の福井 - 福井口間の正式高架線切替に伴って単線化し、全線が単線となった。
下荒井トンネル(隧道)
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
勝山 - 大野口間が開通した1914年当時、勝山側の下荒井から大野側へは、山を川沿いに大きく迂回(一部区間は旧・下荒井隧道)する線形であったが、1924年に直線的な経路で大野側に抜ける下荒井隧道(トンネル)を開通させた。トンネル幅が狭く高さも低いため、勝山方面からの通過できる車両が限られており、勝山 - 京福大野間では、251形電車などの比較的小型の車両しか使用されなかった。 トンネル内の架線は天井の低さからシンプルカテナリーに出来ず直接吊架式で、パンタグラフ摺り板と懸垂碍子との衝突事故を防ぐため、22km/hの速度制限がかけられていた。 勝山側トンネル向かいにある下荒井六呂師口駅の駅舎は、この区間の廃線後、そのまま個人の所有となり現在も使われている。
年表
[編集]- 1914年(大正3年)
- 1915年(大正4年)5月13日:追分口駅開業。
- 1916年(大正5年)
- 1918年(大正7年)9月1日:大野口 - 大野三番(後の京福大野)間が開業。嵭崎駅開業。大野口駅旅客営業廃止。
- 1919年(大正8年)6月1日:越前島橋駅開業[15]。
- 1920年(大正9年)
- 1924年(大正13年)12月20日:下荒井 - 新在家間を新・下荒井隧道経由の新線に切り替え[16]。
- 1927年(昭和2年)1月1日:永平寺駅を永平寺口駅に改称。
- 1929年(昭和4年)
- 1931年(昭和6年)
- この年までに下荒井駅を六呂師口駅に改称。
- 5月1日 比島駅開業。
- 1932年(昭和7年)8月20日:開発駅(現在の越前開発駅)開業。
- 1934年(昭和9年)
- 六呂師口駅を下荒井六呂師口駅に改称。
- 1935年(昭和10年)4月22日:福井口 - 開発間複線化。
- 1942年(昭和17年)3月2日:京都電燈の鉄軌道事業を京福電気鉄道が継承。越前本線となる。
- 1943年(昭和18年)7月1日:新福井駅旅客営業再開。
- 1944年(昭和19年)
- 1945年(昭和20年)4月5日:比島駅営業再開。
- 1948年(昭和23年)6月28日:福井地震のため全線不通に。8月に全線復旧。
- 年不明 嵭崎駅を信号所に変更。
- 1950年(昭和25年)
- 1951年(昭和26年)
- 1952年(昭和27年)10月1日:大野口駅旅客営業再開(これ以前にも旅客扱いの再開と廃止を繰り返す)。
- 1953年(昭和28年)5月1日:横枕駅を中津川駅に改称。
- 1955年(昭和30年)
- 9月1日:山王 - 小舟渡間の市荒川駅、東市荒川信号所廃止。越前竹原駅開業。
- 10月1日:大野三番駅を京福大野駅に改称。
- 1961年(昭和36年)12月16日:蓬生駅開業。
- 1965年(昭和40年)9月15日:四〇・九風水害により、真名川が氾濫して大野市内一帯が冠水。市内の道床が洗い流される[17]。
- 1970年(昭和45年)6月10日:嵭崎信号所廃止。
- 1974年(昭和49年)8月13日:勝山 - 京福大野間が廃止。
- 1980年(昭和55年)
- 8月1日:福井口 - 勝山間の貨物営業廃止。
- 10月26日:新福井 - 福井口間の貨物営業廃止。
- 1989年(平成元年)4月20日:閑散時の1両編成列車をワンマン運転化。
- 1991年(平成3年)3月20日:終日ワンマン運転開始。
- 2000年(平成12年)12月17日:志比堺 - 東古市間で越前本線と永平寺線の電車が正面衝突。
- 2001年(平成13年)6月24日:保田 - 発坂間で再び電車同士の正面衝突事故。全線運行休止となる[18]。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)4月1日:小舟渡駅と保田駅を快速以外全列車停車にする。
- 2006年(平成18年)4月9日:新福井 - 福井口間が単線化。
- 2014年(平成26年)4月26日:「きょうりゅう電車」運行開始[21]。
- 2015年(平成27年)9月27日:福井 - 福井口間が北陸新幹線の高架を使用して仮高架化[22][23]。福井口 - 越前開発間が単線化[24]。
- 2017年(平成29年)3月25日:全駅で駅ナンバリング実施[25]。
- 2018年(平成30年)6月24日:福井 - 福井口間をえちぜん鉄道の高架橋へ切り替える。福井 - 新福井間が単線化され全区間単線化(新福井駅は列車交換可能)。福井口駅も高架化[26][27][28][29]。
- 2021年(令和3年)
駅一覧
[編集]駅番号 | 駅名 | 駅間キロ [33] | 営業キロ [33] | 快速 | 接続路線 | 所在地 |
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E1 | 福井駅 | - | 0.0 | ● | 西日本旅客鉄道:北陸新幹線 ハピラインふくい:ハピラインふくい線 福井鉄道:福武線 (F22:福井駅停留場) |
福井市 |
E2 | 新福井駅 | 0.5 | 0.5 | ● | ||
E3 | 福井口駅 | 1.0 | 1.5 | ● | えちぜん鉄道:三国芦原線 | |
E4 | 越前開発駅 | 0.9 | 2.4 | ● | ||
E5 | 越前新保駅 | 1.0 | 3.4 | ● | ||
E6 | 追分口駅 | 1.0 | 4.4 | ● | ||
E7 | 東藤島駅 | 0.9 | 5.3 | ● | ||
E8 | 越前島橋駅 | 0.7 | 6.0 | ● | ||
E9 | 観音町駅 | 1.3 | 7.3 | ● | 吉田郡 永平寺町 | |
E10 | 松岡駅 | 1.1 | 8.4 | ● | ||
E11 | 志比堺駅 | 0.9 | 9.3 | ↑ | ||
E12 | 永平寺口駅 | 1.6 | 10.9 | ● | ||
E13 | 下志比駅 | 1.0 | 11.9 | ↑ | ||
E14 | 光明寺駅 | 0.8 | 12.7 | ↑ | ||
E15 | 轟駅 | 1.5 | 14.2 | ↑ | ||
E16 | 越前野中駅 | 1.5 | 15.7 | ↑ | ||
E17 | 山王駅 | 1.5 | 17.2 | ● | ||
E18 | 越前竹原駅 | 2.1 | 19.3 | ● | ||
E19 | 小舟渡駅 | 1.9 | 21.2 | ↑ | ||
E20 | 保田駅 | 1.9 | 23.1 | ↑ | 勝山市 | |
E21 | 発坂駅 | 1.4 | 24.5 | ● | ||
E22 | 比島駅 | 1.9 | 26.4 | ↑ | ||
E23 | 勝山駅 | 1.4 | 27.8 | ● |
廃止区間
[編集]勝山駅 - 蓬生駅 - 大袋駅 - 嵭崎信号所 - 下荒井六呂師口駅 - 新在家駅(貨) - 中津川駅 - 大野口駅(貨) - 京福大野駅
※駅名は廃止時点のもの。嵭崎信号所はこの区間廃止前の1970年に廃止。 廃止区間は京福バスの勝山・大野線が代替しているが、勝山駅と大野市境近くの下荒井を除く勝山市区間では九頭竜川の対岸側を通る。
接続路線
[編集]- 福井駅:北陸新幹線、ハピラインふくい線、福井鉄道福武線
- 福井口駅:えちぜん鉄道三国芦原線
過去の接続路線
[編集]- 永平寺口駅:京福電気鉄道永平寺線 - 2001年6月25日から運休、2002年10月21日全線廃止。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 寺田裕一『日本のローカル私鉄 (2000)』 - ネコ・パブリッシング
- ^ a b c “令和6年3月16日 ダイヤ改正について”. えちぜん鉄道株式会社 (2024年2月22日). 2024年6月1日閲覧。
- ^ “えちぜん鉄道・福井鉄道,10月1日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2019年9月19日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2024年2月17日閲覧。
- ^ a b c 今尾恵介、原武史(監修)『日本鉄道旅行歴史地図帳 6号 北信越―全線全駅全優等列車』新潮社、2010年、56頁。ISBN 978-4107900401。
- ^ a b 岡本英志「京福電気鉄道福井鉄道部」『鉄道ピクトリアル』第701巻、電気車研究会、2001年5月、111頁。
- ^ 杉谷広規、三木理史「京福電気鉄道福井支社」『鉄道ピクトリアル』第461巻、電気車研究会、1986年3月、131頁。
- ^ 『えちぜん鉄道「恐竜列車」7月15日(土)運行開始!! ※予約は6月15日(木)~受付開始』(プレスリリース)えちぜん鉄道、2023年6月8日 。2023年7月15日閲覧。
- ^ “えちぜん鉄道,観光列車「恐竜列車」の運転を2023年夏から開始へ”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2023年4月10日). 2023年7月15日閲覧。
- ^ 『2024年の恐竜列車は3月2日(土)より運行致します!!』(プレスリリース)えちぜん鉄道、2024年1月11日 。2024年3月18日閲覧。
- ^ 蜂谷あす美 (2022年12月7日). “リニューアルでどうなった? えちぜん鉄道「きょうりゅう電車」 車内外とも恐竜尽くし”. 乗りものニュース. 2022年5月15日閲覧。
- ^ きょうりゅう電車 ゴールデンウィーク 運行! - えちぜん鉄道、2022年5月15日閲覧
- ^ 資料3えちぜん鉄道の利用者分析 第3回えちぜん鉄道活性化連携協議会(福井市 平成23年6月17日)
- ^ “福井県統計年鑑(福井県統計書)”. 福井県. 2024年9月24日閲覧。
- ^ 「軽便鉄道停車場設置」『官報』1916年4月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』(新潮社、2008年)p.26では開業当初の駅名は「島橋」とあるが、「軽便鉄道停車場設置」『官報』1919年6月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)では駅名は当初から「越前島橋」
- ^ 『京福電気鉄道 88年回顧録 越前線写真帖』pp.40, 141
- ^ 「福井・岐阜にも豪雨禍 真名川などはんらん」『日本経済新聞』昭和40年9月16日夕刊,7面
- ^ “京福電鉄また正面衝突”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 39. (2001年6月25日)
- ^ a b “京福電鉄とえちぜん鉄道の事業譲渡譲受に認可”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2003年1月21日)
- ^ 「鉄道記録帳2003年7月」『RAIL FAN』第50巻第10号、鉄道友の会、2003年10月1日、22-23頁。
- ^ きょうりゅう電車で行こう! - えちぜん鉄道、2014年4月29日閲覧
- ^ “高架えち鉄 出発 新幹線福井駅部 仮線初日に人波”. 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ(福井新聞) (2015年9月28日). 2019年3月16日閲覧。
- ^ “えちぜん鉄道、北陸新幹線を走る - 福井~福井口間で仮線営業運転スタート”. マイナビニュース (2015年9月27日). 2019年3月16日閲覧。
- ^ 『駅移転および新駅設置に伴うダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)えちぜん鉄道、2015年8月25日、6頁。オリジナルの2015年9月27日時点におけるアーカイブ 。2018年1月3日閲覧。
- ^ 福鉄とえち鉄、いろいろ変わります 福井 - 産経新聞、2017年2月24日
- ^ “平成30年6月24日に新しい高架へ切り替えました(えちぜん鉄道)”. 福井県 (2018年6月24日). 2018年6月25日閲覧。
- ^ “北陸新幹線高架を使用、えちぜん鉄道福井~福井口間仮線運行終了”. マイナビニュース (マイナビ). (2018年6月23日) 2018年6月25日閲覧. "福井口駅が新たに高架駅となり、…"
- ^ “北陸新幹線高架から新たな高架へ - えちぜん鉄道福井駅で記念式典”. マイナビニュース (マイナビ). (2018年6月24日) 2018年6月25日閲覧。
- ^ “鉄道ニュース週報(127) 新幹線時代の街のシンボル誕生 - えちぜん鉄道福井駅高架化”. マイナビニュース (マイナビ). (2018年6月27日) 2018年7月3日閲覧. "今回の高架化完成で福井〜新福井間も単線になった。"
- ^ “斜面崩落、えちぜん鉄道運転見合わせ 勝山永平寺線、勝山 - 山王駅間”. 福井新聞ONLINE. (2021年3月2日) 2021年3月6日閲覧。
- ^ “えち鉄土砂崩れ、直前に小舟渡駅発車 勝山永平寺線けが人なし、復旧見通せず”. 福井新聞ONLINE. (2021年3月3日) 2021年3月6日閲覧。
- ^ “山王―勝山間が復旧 えちぜん鉄道運行再開 福井”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年4月7日) 2021年4月8日閲覧。
- ^ a b “えちぜん鉄道株式会社駅間キロ程表” (pdf). えちぜん鉄道. 2016年1月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』新潮社、2008年、p.26
- 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩く III』JTBパブリッシング、2008年、pp.70-71,164
- 小野田滋『鉄道構造物探見』JTBキャンブックス、2003年
- 『京福電気鉄道 88年回顧録 越前線写真帖』京福電気鉄道、2003年