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越智文雄 (文学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

越智 文雄(おち ふみお、1910年2月25日[1] - 2003年1月26日[2][3][4])は、日本英文学者。元同志社女子大学学長[2][4]イングランド詩人ジョン・ミルトンを専門とし、日本ミルトン・センター(日本ミルトン協会の前身)の設立者[5]、初代代表者[1]愛媛県出身[2]、広島生まれ[1]同志社大学英文科卒業[6](1934年[1])。1960年、文学博士[1]

平井正穂は、越智の1953年の著作『ミルトン研究』を日本におけるミルトン研究史の「一つ重要な指標」と評価した[7]

孫の越智敏裕弁護士上智大学教授・小説家[8]

著書

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  • 『わがミルトン探訪 : 研究と随想』シオン出版社、1986年
  • 『同志社栄光館より学びしもの : 女子大学生へのメッセージ集』シオン出版社、1983年
  • 『ミルトン論考』南雲堂、1959年
  • 『ミルトン研究』同志社大学出版部、1953年
  • 「越智文雄先生を偲ぶ集い」実行委員会編『Dum spiro, spero 越智文雄先生遺稿集』、2003年

出典

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  1. ^ a b c d e 『ミルトンー詩と思想 : 越智文雄博士喜寿記念論文集』の略歴(巻末)
  2. ^ a b c “越智文雄氏死去/元同志社女子大学長、英文学”. 四国新聞. (2003年1月28日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx?id=20030128000237 
  3. ^ https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00063304
  4. ^ a b 人物物故大年表日本人編II(1946-2004) p.880
  5. ^ “IMS 10 東京大会” (PDF). ミルトン協会会報Web版. (2013). https://www.maj.gr.jp/wp-content/uploads/2014/03/2013fileweb.pdf. 
  6. ^ キリスト教文化センター │京都 同志社大学”. www.christian-center.jp. 2020年6月19日閲覧。
  7. ^ 平井正穂「越智文雄「ミルトン研究」, 同志杜大学出版部, 1953, \550(批評紹介)」『英文学研究』第31巻第1号、1954年、128-129頁、doi:10.20759/elsjp.31.1_128 
  8. ^ 赤神 諒さん: 関弁連がゆく | 関東弁護士会連合会”. www.kanto-ba.org. 2020年6月19日閲覧。