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農学会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
公益財団法人農学会
The Foundation of Agricultural Sciences of Japan
正式名称 公益財団法人農学会
The Foundation of Agricultural Sciences of Japan
略称 FASJ
組織形態 公益財団法人
所在地 日本の旗 日本
113-8657
東京都文京区弥生1丁目1番1号
東京大学農学部 弥生講堂内
法人番号 2010005018695 ウィキデータを編集
会長 丹下 健[1]
(2022年6月時点)
目的 農学に関する研究教育組織並びに学協会等との連携により、農学に関する研究及び教育を振興し、持続的な農林水産業の発展を図ることにより、人類福祉の向上に寄与すること[2]
設立年月日 農学会として
1887年明治20年)11月6日
財団法人農学会として
1932年昭和7年)2月2日[3]
所管 内閣府
関連組織 東京大学大学院 農学生命科学研究科
関連団体 一般社団法人日本農学会
ウェブサイト 公式ウェブサイト
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公益財団法人農学会(こうえきざいだんほうじん のうがっかい、: The Foundation of Agricultural Sciences of Japan, FASJ)は、1887年明治20年)に創立された学会である。

概要

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農学の学会として、日本で最初に創立された。創立当初は農学会といい、のちに別組織である日本農学会が設立されてから1932年財団法人農学会となり、2012年新公益法人制度に基づく内閣府の認定を経て公益財団法人に移行した。

英語名は The Foundation of Agricultural Sciences of Japan であり、略称は FASJ を使う。

活動

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主に、若手研究者の研究業績の表彰(「日本農学進歩賞」)、日本技術者教育認定機構(JABEE)の技術者教育プログラムに関わる農学分野における技術者教育の推進、年2回の公開シンポジウムの開催(日本農学アカデミーとの共催)、関係機関が開催する学術講演会への共催・後援など、農学に関する学術情報の発信・啓発などの活動を行っている[4]

沿革

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<主な出典:[3]

  • 1887年東京農林学校、旧駒場農学校および札幌農学校の卒業生によって農学会を設立
  • 1929年 - 日本農学会が別組織として創立[注釈 1](農学奨励資金を日本農学会に移譲)、既存の農学会は解散せずに存続
  • 1931年 - 『農学会会報』(1910年、第92号から『農学会報』と改称[注釈 2])が第327号で終刊
  • 1932年 - 財団法人農学会として設立(同年2月2日付けで主務官庁より設立許可)
  • 1952年 - 日本農学会を退会、その後は財団法人農学会として独自に活動
  • 1999年 - 日本技術者教育認定機構(JABEE)の設立とともに、その会員となり農学一般分野の技術者教育プログラムの審査を担当
  • 2002年 - 日本農学進歩賞を創設
  • 2012年 - 公益財団法人農学会へ移行(同年3月19日付けで認定、同年4月1日に登記)

その他

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  • 日本農学進歩賞の受賞者による受賞講演の要旨集が年度毎に刊行されている[5]

脚注

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注釈

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  1. ^ 日本農学会の実際の活動開始は1930年以降。日本農学会規則は1930年1月1日より施行。
  2. ^ 国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧、確認。

出典

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関連項目

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外部リンク

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