辺法寺 (亀山市)
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辺法寺 | |
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所在地 | 三重県亀山市辺法寺町150 |
位置 | 北緯34度53分47秒 東経136度26分54.5秒 / 北緯34.89639度 東経136.448472度 |
山号 | 青竜山 |
院号 | 不動院 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 延暦15年(796年) |
開基 | 弘法大師 |
札所等 | 三重四国八十八箇所第25番 |
文化財 | 木造不動明王坐像、梵鐘(市指定文化財) |
法人番号 | 8190005003336 |
辺法寺(へんぼうじ)は、三重県亀山市にある、高野山真言宗の寺院。
隠れ寺霊場縁日巡礼の霊場札所。
歴史
[編集]寺伝によると、延暦15年(796年)弘法大師が伊勢神宮へ参拝の途中、この地で不動明王を刻み、寺名を辺法寺と名づけた。その後同名の村が周囲に形成され、諸堂宇を建て増していったとされている。
建久年間(1190年 - 1199年)藤原景清がこの地に住んでいたとき、不動明王を信仰し、寺を復興したといわれている。その後江戸時代になり、本多俊次はじめ歴代亀山藩主の、不動明王への信仰厚く、幾度か修復を行い諸堂宇は守られてきており、現在は辺法寺町の祈願寺として、地域住民の信仰を集めている。
境内
[編集]鐘楼の梵鐘は、享保4年(1719年)津藩の鋳物師、辻但馬藤原直種の作、法印朝雄の代に、辺法町の鐘鋳場で鋳造された市内最古の梵鐘とされている。鋳物師辻直種は、辻家の祖家種(1541年 - 1615年)の子、吉種の孫で津の鋳物師辻二家(但馬家、越後家)のうち、但馬系の鋳造家であるとされている。
文化財
[編集]江戸時代の作
江戸時代の作
年中行事
[編集]アクセス
[編集]- JR亀山駅より三重交通バス辺法寺下車徒歩10分
- 東名阪自動車道 亀山インターチェンジより、国道1号、三重県道302号亀山停車場石水渓線経由して約8.5km
脚注
[編集]- ^ a b 亀山市指定等文化財一覧表
参考文献
[編集]- 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会:62 - 63