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近藤滋弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近藤滋弥

近藤 滋弥(滋彌、こんどう しげや、1882年明治15年)9月17日[1] - 1953年昭和28年)8月20日[1][2])は、明治から昭和期の造船技術者実業家政治家華族貴族院男爵議員

経歴

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実業家・近藤廉平の三男として生まれる[1][3]。父の死去に伴い、1921年(大正10年)2月28日、男爵を襲爵した[1][3][4]

1909年(明治42年)イギリスグラスゴー大学造船科を卒業[2][3]1911年(明治44年)東京市電気局技師に就任[2][3]。以後、横浜船渠専務取締役、三光紡績社長、日本光学工業監査役などを務めた[2][3]

1925年(大正14年)7月10日、貴族院男爵議員に選出され[5][6]公正会に所属して活動し1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで3期在任した[2]

親族

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  • 妻:信子(松平頼和長女)[1]
  • 男子:真和(近藤記念海事財団理事長)[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『平成新修旧華族家系大成 上巻』616-617頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』71頁。
  3. ^ a b c d e 『人事興信録 第14版 上』コ130頁。
  4. ^ 『官報』第2571号、大正10年3月1日。
  5. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、34頁。
  6. ^ 『官報』第3871号、大正14年7月18日。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。

関連項目

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日本の爵位
先代
近藤廉平
男爵
近藤(廉平)家第2代
1921年 - 1947年
次代
華族制度廃止