近藤英子
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こんどう ひでこ 近藤 英子 | |
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第60回産経大阪杯表彰式(2016年4月3日) | |
生誕 |
1942年9月10日(82歳)[1] 日本 高知県[1] |
職業 | |
肩書き |
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配偶者 | 近藤 利一(前夫) |
近藤 英子(こんどう ひでこ、1942年9月10日[1] - )は、日本の実業家、馬主。
社長を務めていた合建株式会社は、大阪府大阪市北区にあるはつり・建築解体工事会社。
経歴・人物
[編集]1942年、高知県出身[1]。かつては大阪松竹歌劇団(OSK)に所属していたこともあった[1]。大阪府で出会った近藤利一と結婚し、夫婦で会社を創業した[1]。利一とはのちに離婚している。
馬主活動
[編集]日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主として知られる。勝負服の柄は水色、白袖青一本輪、青鋸歯形で、前夫の利一の勝負服とよく似ている。
馬主になったのは利一からの誘いであったが[1]、セールで多くの馬を購入する利一に対し、英子はセールでの購入馬は少なく、その所有馬の多くは仔分けのものである[1]。このことについて「情が移ってしまうから繁殖牝馬をあまり持たない主義」[1]という利一と異なり、英子は「(かつて所有した牝馬の仔から)生まれた子供たちが成長していくのは、物語を紡いでいるような楽しみがあるんですよ」[1]と語っている。
2009年、カンパニーがマイルチャンピオンシップを制した際は、日本馬主協会連合会理事であった利一からメダルが授与され、抱き合い喜び合うという一幕もあった[2]。
来歴
[編集]- 1991年 - 馬主資格取得[1]。
- 2004年 - レニングラードがアルゼンチン共和国杯を制し、重賞初制覇。
- 2007年 - ヴィクトリーが皐月賞を制し、GI級競走およびクラシック競走初制覇[1]。
主な所有馬
[編集]GI級競走優勝馬
[編集]重賞競走優勝馬
[編集]- レニングラード(2004年アルゼンチン共和国杯)
- リンカーン(2004年阪神大賞典、2005年京都大賞典、2006年日経賞、GⅠ2着3回)
- ヒストリカル(2012年毎日杯)
- アンビシャス(2016年産経大阪杯、2015年ラジオNIKKEI賞)
- アドミラブル(2017年青葉賞、東京優駿3着)
- アリストテレス(2021年アメリカジョッキークラブカップ、2020年菊花賞2着)