迷子屋
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迷子屋 | |
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漫画 | |
作者 | 木村りん |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | 月刊Gファンタジー |
レーベル | Gファンタジーコミックス |
発表号 | 2012年6月号 - 2013年11月号 |
巻数 | 全3巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『迷子屋』(まいごや)は、木村りんによる日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)2012年6月号から2013年11月号まで連載された。読み切りが好評を博し、連載に昇格した。
ストーリー
[編集]穐山神社の娘 燈乃は、鳥居の前で倒れていた少年を見つける。霧也と名付けた少年は、ただ「かえりたい……」と呟くが、記憶を無くし、帰る場所すら忘れていた。
2年後、霧也と燈乃は、“迷子屋”として記憶を探し求めていた。
登場人物
[編集]- 霧也(きりや)
- 記憶喪失の少年。行き倒れていたところを、燈乃に拾われた。世間知らずなため失礼な発言をするが、本当は優しい。自分の記憶を探すために「迷子屋」を始めた。
- 燈乃(ひの)
- 穐山神社の娘。標しが薄い霧也のことを気に掛けていて、いつも心配している。
- 圭斗(けいと)
- 燈乃のクラスメイト。態度は大きいが、霊関係に関してはビビリ。
- 片岡(かたおか)
- 霧也に救われた元迷子。小説家の白城を紹介する。
- 白城(しらき)
- 片岡の友人の小説家。若くして天才と言われたが、最近はスランプに陥っている。ネタ探しのため迷子屋に興味を持ち、話を聞くうちに、自分自身が迷子になる。救われて後、霧也の協力者となった。
用語
[編集]- 迷子(まいご)
- 精神の迷子。何かのキッカケで標しに問題が生じ、精神と体が離れ、戻れなくなってしまった精神体のこと。
- 迷子になると自失状態になり、記憶の障害などが見受けられる。
- 迷子屋(まいごや)
- 標しの問題を解決し、迷子をあるべき場所へ導く案内人。
- 標し(しるし)
- 体と精神を繋ぐもの。
- 記憶や想いで出来ており、生死の境を彷徨うなど、心が弱くなった際に問題が起こりやすい。
- 精神が戻っても、消えてしまった標しの部分は思い出せない。
- モノノケ
- 生前の念が残っていない、弱い霊。見える人や、標しに問題がある迷子状態の人に寄ってきやすい。生き物の精神を喰らって仲間を増やす。
- 標しをなくした精神体がモノノケになってしまうこともある。
単行本
[編集]- 木村りん 『迷子屋』 スクウェア・エニックス〈Gファンタジーコミックス〉、全3巻
- 2012年11月27日発行 ISBN 978-4-7575-3807-8
- 2013年6月27日発行 ISBN 978-4-7575-3997-6
- 2013年12月27日発行 ISBN 978-4-7575-4192-4