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迷子屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
迷子屋
漫画
作者 木村りん
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊Gファンタジー
レーベル Gファンタジーコミックス
発表号 2012年6月号 - 2013年11月号
巻数 全3巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

迷子屋』(まいごや)は、木村りんによる日本漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)2012年6月号から2013年11月号まで連載された。読み切りが好評を博し、連載に昇格した。

ストーリー

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穐山神社の娘 燈乃は、鳥居の前で倒れていた少年を見つける。霧也と名付けた少年は、ただ「かえりたい……」と呟くが、記憶を無くし、帰る場所すら忘れていた。

2年後、霧也と燈乃は、“迷子屋”として記憶を探し求めていた。

登場人物

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霧也(きりや)
記憶喪失の少年。行き倒れていたところを、燈乃に拾われた。世間知らずなため失礼な発言をするが、本当は優しい。自分の記憶を探すために「迷子屋」を始めた。
燈乃(ひの)
穐山神社の娘。標しが薄い霧也のことを気に掛けていて、いつも心配している。
圭斗(けいと)
燈乃のクラスメイト。態度は大きいが、霊関係に関してはビビリ。
片岡(かたおか)
霧也に救われた元迷子。小説家の白城を紹介する。
白城(しらき)
片岡の友人の小説家。若くして天才と言われたが、最近はスランプに陥っている。ネタ探しのため迷子屋に興味を持ち、話を聞くうちに、自分自身が迷子になる。救われて後、霧也の協力者となった。

用語

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迷子(まいご)
精神の迷子。何かのキッカケで標しに問題が生じ、精神と体が離れ、戻れなくなってしまった精神体のこと。
迷子になると自失状態になり、記憶の障害などが見受けられる。
迷子屋(まいごや)
標しの問題を解決し、迷子をあるべき場所へ導く案内人。
標し(しるし)
体と精神を繋ぐもの。
記憶や想いで出来ており、生死の境を彷徨うなど、心が弱くなった際に問題が起こりやすい。
精神が戻っても、消えてしまった標しの部分は思い出せない。
モノノケ
生前の念が残っていない、弱い霊。見える人や、標しに問題がある迷子状態の人に寄ってきやすい。生き物の精神を喰らって仲間を増やす。
標しをなくした精神体がモノノケになってしまうこともある。

単行本

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外部リンク

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