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遊なぎ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
遊なぎ
佐賀関港沖で停船中の本船
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 国道九四フェリー
運用者 国道九四フェリー
建造所 臼杵造船所(第1756番船)
姉妹船 速なみ
信号符字 JD4025
IMO番号 9782754
MMSI番号 431008024
経歴
起工 2015年11月25日
進水 2016年3月12日
竣工 2016年6月
就航 2016年6月17日
現況 就航中
要目
全長 78.52 m
垂線間長 70.00 m
13.40 m
深さ 4.60 m
満載喫水 3.55 m
機関方式 ディーゼル
主機関 ヤンマー 2基
推進器 2軸
出力 4000 PS
航海速力 16.0ノット
旅客定員 292名
車両搭載数 乗用車51台
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遊なぎ(ゆうなぎ)は、国道九四フェリーが運航するフェリー

概要

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ニュー豊予2の代船として臼杵造船所で建造され、2016年6月17日に就航した[1]

就航航路

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国道九四フェリー

本船、遥かぜ速なみの3隻で1日16往復を運航する。ドック期間中は11往復の減便運航となる。

設計

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先に建造されたシャトル豊予の準同型船であるが、乗用車の積載台数が3台増加した。 船内はバリアフリー化されており、車椅子対応エレベーター、多目的トイレなどを備える。

船体側面のラインカラーは青と赤色。

船内

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船室

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  • 展望席(一等室) - リクライニングシート
  • 一般席(二等室) - 座敷席・椅子席

設備

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  • 売店
  • 自動販売機
  • 授乳室
  • 展望ラウンジ

事故・インシデント

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三崎港での衝突

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2016年6月25日、14時15分ごろ、佐賀関港から三崎港へ向かっていた本船は、三崎港に着岸する際、一時操船不能となり岸壁に衝突した。本船の右舷前部および後部が桟橋および防波堤に衝突、2箇所に凹損を生じ、乗員乗客82名のうち、乗客1名が軽傷を負った[1]。事故により本船は運休、佐伯湾三浦造船所で修理を受けた後、安全確認のための試験運航を行った。当初は7月中旬に復帰とされていたが延期され、8月5日に運航を再開した[2]

脚注

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  1. ^ a b “新造船が岸壁衝突 愛媛の港、一時操縦不能”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社). (2016年6月26日). オリジナルの2016年6月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160626125822/http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/06/26/003653524 2016年7月21日閲覧。 
  2. ^ 弊社船舶「遊なぎ」営業運航の再開について』(プレスリリース)国道九四フェリー株式会社、2016年8月4日。オリジナルの2016年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160819131150/http://www.koku94.jp/data/img_data/info_new/20160804120755pdfsxfilx7927.pdf2016年8月19日閲覧 

外部リンク

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