遠州三山
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遠州三山(えんしゅうさんざん)は、静岡県袋井市にある3つの寺院のこと。旧遠江国(遠州)の三古刹を意味する。
- 法多山尊永寺 (高野山真言宗)
- 静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院。寺号の「尊永寺」よりも山号の「法多山」の名で広く知られている。本尊は聖観音(正観世音菩薩、厄除観世音)。厄除け観音として知られ、厄除だんごが名物となっている。
- 萬松山可睡斎 (曹洞宗)
- 静岡県袋井市久能にある曹洞宗の仏教寺院。山号は萬松山(ばんしょうざん)。本尊は聖観音(しょうかんのん)。寺紋は丸に三つ葵である。江戸時代には「東海大僧録」として三河国、遠江国、駿河国、伊豆国の曹洞宗寺院を支配下に収め、関三刹と同等の権威を持った。
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法多山尊永寺
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萬松山可睡斎
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医王山油山寺
参考文献
[編集]- 鵜飼秀徳『お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県』文藝春秋〈文春新書〉、2021年、88頁。ISBN 978-4166613090 。2022年2月8日閲覧。