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部田春日神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日神社

拝殿
(2023年〈令和5年〉7月)
所在地 愛知県愛知郡東郷町大字春木字西前6067番地
位置 北緯35度04分46.8秒 東経137度02分41.5秒 / 北緯35.079667度 東経137.044861度 / 35.079667; 137.044861 (部田春日神社)座標: 北緯35度04分46.8秒 東経137度02分41.5秒 / 北緯35.079667度 東経137.044861度 / 35.079667; 137.044861 (部田春日神社)
主祭神 春日大明神、八剣大明神
社格 村社
創建 延暦年間
別名 春日社
例祭 10月第一日曜日
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部田春日神社(へたかすがじんじゃ)は愛知県愛知郡東郷町大字春木字西前6067に鎮座する神社である。旧社格は村社宮司名古屋市瑞穂区津賀田神社の宮司が兼任しており、普段は氏子が神社を管理している。なお、氏子地区は部田地区、部田山地区(藤坂、三ツ池、清水等)である。

歴史

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社伝によると、この神社の創建は延暦年間(782年 - 806年)に遡るとされる。宝永年間(1704年 - 1711年)に春日大明神、八剣大明神を合祀して社名を「春日神社」としたと伝えられる。

祭神

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祭事

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  • 1月1日 - 初詣(歳旦祭)。厄年により焚き火が行われ、参拝者には甘酒お神酒、お菓子等が振る舞われ、三が日は社務所にてお札、お守りおよびお神籤を頒布する。
  • 1月2日 - 厄年の厄祓い祈禱。
  • 2月6日 - 祈念祭。
  • 3月5日 - 月次祭、部田神社招魂祭。部田神社は地元の戦歿者を祀る社殿であり、遺族や町長等を招いて行われる祭礼。
  • 4月4日 - 奉告祭、社宮司社。
  • 5月2日 - 月次祭、池鯉鮒社。
  • 6月6日 - 大祓、山神社(御嶽社)。
  • 7月4日 - 月次祭、天王社・津島神社。
  • 8月1日 - 月次祭、多賀社。
  • 9月5日 - 月次祭、金比羅社。
  • 10月3日 - 大祭。氏子地区を獅子舞が回り、厄年らにより投げが行われる。
  • 11月7日 - 新嘗祭
  • 12月5日 - 大祓、秋葉社。

(上記日程は平成11年度のものである。歳旦祭以外は通常日曜日に行われる。)

昭和30年頃の祭日

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昭和30年頃に編纂された『東郷村誌』によれば、祭日は下記のとおりであったが、現在は日曜日に行われるようになった。

  • 3月10日 - 金比羅社
  • 3月11日 - 部田神社(昭和23年3月11日に部田神社が造営されたことに因む)
  • 3月16日 - 御嶽神社
  • 4月3日 - 池鯉鮒社
  • 7月23日 - 津島神社
  • 8月17日 - 秋葉社
  • 8月25日 - 社宮司社
  • 10月19日 - 大祭
  • 11月7日 - 山神社

御岳講

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この神社では御嶽講も行われており、神域の北端には御嶽神社駒ヶ岳神社が勧請されている。また御岳神社の前には御岳講のための拝殿も設けられている。

境内社

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秋葉社池鯉鮒社多賀社金比羅社および社宮司社を合わせて祀る社殿、山神社および御嶽社を合わせて祀る社殿、部田神社、駒ヶ岳講社ならびに津島神社の5社殿がある。

参考文献

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  • 春日神社由緒石碑
  • 平成十一年度 春日神社年中行事予定表