部田春日神社
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春日神社 | |
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拝殿 (2023年〈令和5年〉7月) | |
所在地 | 愛知県愛知郡東郷町大字春木字西前6067番地 |
位置 | 北緯35度04分46.8秒 東経137度02分41.5秒 / 北緯35.079667度 東経137.044861度座標: 北緯35度04分46.8秒 東経137度02分41.5秒 / 北緯35.079667度 東経137.044861度 |
主祭神 | 春日大明神、八剣大明神 |
社格等 | 村社 |
創建 | 延暦年間 |
別名 | 春日社 |
例祭 | 10月第一日曜日 |
部田春日神社(へたかすがじんじゃ)は愛知県愛知郡東郷町大字春木字西前6067に鎮座する神社である。旧社格は村社。宮司は名古屋市瑞穂区の津賀田神社の宮司が兼任しており、普段は氏子が神社を管理している。なお、氏子地区は部田地区、部田山地区(藤坂、三ツ池、清水等)である。
歴史
[編集]社伝によると、この神社の創建は延暦年間(782年 - 806年)に遡るとされる。宝永年間(1704年 - 1711年)に春日大明神、八剣大明神を合祀して社名を「春日神社」としたと伝えられる。
祭神
[編集]- 武御雷命(たけみかづちのみこと)
- 斎主命(さいしゅのみこと)
- 天之児屋根命(あめのこやねのみこと)
- 姫大神(ひめおおかみ)
- 忍穂耳尊(ににぎみのみこと)
- 天照大神(あまてらすおおみかみ)
- 須佐之男命(すさのをのみこと)
祭事
[編集]- 1月1日 - 初詣(歳旦祭)。厄年により焚き火が行われ、参拝者には甘酒、お神酒、お菓子等が振る舞われ、三が日は社務所にてお札、お守りおよびお神籤を頒布する。
- 1月2日 - 厄年の厄祓い祈禱。
- 2月6日 - 祈念祭。
- 3月5日 - 月次祭、部田神社招魂祭。部田神社は地元の戦歿者を祀る社殿であり、遺族や町長等を招いて行われる祭礼。
- 4月4日 - 奉告祭、社宮司社。
- 5月2日 - 月次祭、池鯉鮒社。
- 6月6日 - 大祓、山神社(御嶽社)。
- 7月4日 - 月次祭、天王社・津島神社。
- 8月1日 - 月次祭、多賀社。
- 9月5日 - 月次祭、金比羅社。
- 10月3日 - 大祭。氏子地区を獅子舞が回り、厄年らにより餅投げが行われる。
- 11月7日 - 新嘗祭。
- 12月5日 - 大祓、秋葉社。
(上記日程は平成11年度のものである。歳旦祭以外は通常日曜日に行われる。)
昭和30年頃の祭日
[編集]昭和30年頃に編纂された『東郷村誌』によれば、祭日は下記のとおりであったが、現在は日曜日に行われるようになった。
- 3月10日 - 金比羅社
- 3月11日 - 部田神社(昭和23年3月11日に部田神社が造営されたことに因む)
- 3月16日 - 御嶽神社
- 4月3日 - 池鯉鮒社
- 7月23日 - 津島神社
- 8月17日 - 秋葉社
- 8月25日 - 社宮司社
- 10月19日 - 大祭
- 11月7日 - 山神社
御岳講
[編集]この神社では御嶽講も行われており、神域の北端には御嶽神社、駒ヶ岳神社が勧請されている。また御岳神社の前には御岳講のための拝殿も設けられている。
境内社
[編集]秋葉社、池鯉鮒社、多賀社、金比羅社および社宮司社を合わせて祀る社殿、山神社および御嶽社を合わせて祀る社殿、部田神社、駒ヶ岳講社ならびに津島神社の5社殿がある。
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津島神社
参考文献
[編集]- 春日神社由緒石碑
- 平成十一年度 春日神社年中行事予定表