郭嚴文
味全ドラゴンズ #6 | |
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2015年10月18日 | |
基本情報 | |
国籍 | 中華民国(台湾) |
出身地 | 台南市関廟区 |
生年月日 | 1988年10月25日(36歳) |
身長 体重 |
179 cm 86 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 二塁手 |
プロ入り | 2008年 アマチュアFA |
初出場 | CPBL / 2011年4月2日 |
年俸 | 月給60万台湾元(2020年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | チャイニーズタイペイ |
WBC | 2009年、2013年 |
プレミア12 | 2015年、2019年 |
この表について
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郭 嚴文 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 郭 嚴文 |
簡体字: | 郭 严文 |
拼音: | Guō Yánwén |
注音符号: | ㄍㄨㄛㄧㄢˊㄨㄣˊ |
和名表記: | かく げんぶん |
発音転記: | グォ・イェンウェン |
英語名: | Kuo Yen-Wen |
獲得メダル | ||
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男子 野球 | ||
チャイニーズタイペイ | ||
アジア競技大会 | ||
銀 | 2010 | |
銀 | 2014 |
郭 嚴文(グォ・イェンウェン、1988年10月25日 - )は、台湾(中華民国)の台南市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。味全ドラゴンズ所属。
経歴
[編集]レッズ傘下時代
[編集]2008年にシンシナティ・レッズと契約し、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッズで25試合に出場。打率.281、15打点だった。
2009年はA+級サラソタ・レッズで開幕を迎え、1試合に出場したが、3打数無安打に終わり、5月26日にA級デイトン・ドラゴンズへ降格。A級では8試合に出場したが、打率.174の成績で、6月17日にルーキー級ビリングス・マスタングスへ降格。その後はルーキー級とA級の昇降格を繰り返し、ルーキー級では49試合の出場で、打率.265だったが、A級では15試合の出場で打率.231と結果を残せなかった。
2010年3月29日に放出された。11月に開催された広州アジア競技大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。
La New・Lamigo・楽天時代
[編集]2010年12月のCPBLドラフト1巡目(全体2位)でLa Newベアーズ(契約後にLamigoモンキーズへ改称)から指名され契約。
2011年は1年目から二塁の定位置を確保し、109試合に出場。打率.301、5本塁打、55打点、1盗塁で、二塁の守備率は.965を記録し、ゴールデングラブ賞を受賞した。
2012年は112試合の出場で、打率.299、15本塁打、72打点、4盗塁だった。9月に開催された第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選のチャイニーズタイペイ代表に選出された[1]。11月のキューバ代表との国際親善試合であるサンダーシリーズのチャイニーズタイペイ代表にも選出された[2]。
2013年3月に開催された第3回WBC本戦のチャイニーズタイペイ代表に選出された。同大会では5試合に出場[3]。主に9番・二塁として起用され、打率.286だった。シーズンでは87試合の出場で、打率.276、3本塁打、32打点と自己最低の成績に終わった。
2014年は94試合に出場し、打率.297、8本塁打、49打点、4盗塁だった。オフの9月に開催された仁川アジア競技大会のチャイニーズタイペイ代表に選出された。
2015年7月5日の中信兄弟戦で、CPBL記録の31試合連続安打(当時・中信兄弟の林易増が1997年に記録)を塗り替える、32試合連続安打を記録した[4]。7月8日の統一ライオンズ戦では33試合連続安打を記録し、当時・広島東洋カープ所属の高橋慶彦が記録したアジア記録に並んだ[5]。この年は109試合に出場し、打率.297、9本塁打、71打点、14盗塁だった。9月30日に第1回WBSCプレミア12のチャイニーズタイペイ代表に選出された[6]。
2016年は2月1日に右肘骨棘手術と左膝半月軟骨デブリードマン手術を行ったため、1軍合流がシーズンの後半となり前年と比べ出場試合数が半分程減った。11月5日には左関節窩の鏡視下手術を行った。
2017年は5月26日の中信兄弟戦の守備中に左肩を負傷した。
2018年は4月3日の統一ライオンズ戦で本塁にヘッドスライディングをした際、陳重羽と交錯し左手の小指を脱臼した。そして同月5日に登録を抹消となった[7]。
2019年はシーズンフルで1軍に帯同し4年ぶりに100試合以上に出場した。オフには2019 WBSCプレミア12のチャイニーズタイペイ代表に選出された。
2020年は6月6日の富邦ガーディアンズ戦で2回裏にヘンリー・ソーサからCPBL史上25人目となる通算1000安打を放った[8]。しかしその後は上半季打率.257と調子が中々上がらず、7月15日に登録抹消をした[9]。最終的には、規定打席到達者の中で最も低い打率.268を残した。
2023年オフに、保留選手名簿から外れ、楽天を退団した[11]。
味全時代
[編集]詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2011 | Lamigo 楽天 |
109 | 464 | 432 | 57 | 130 | 28 | 3 | 5 | 179 | 55 | 1 | 3 | 5 | 4 | 19 | 1 | 3 | 65 | 11 | .301 | .332 | .414 | .746 |
2012 | 112 | 411 | 374 | 56 | 112 | 24 | 0 | 15 | 181 | 72 | 4 | 2 | 3 | 3 | 28 | 2 | 1 | 36 | 11 | .299 | .347 | .484 | .831 | |
2013 | 87 | 326 | 294 | 38 | 81 | 15 | 2 | 3 | 109 | 32 | 0 | 0 | 2 | 3 | 24 | 1 | 2 | 35 | 7 | .276 | .331 | .371 | .702 | |
2014 | 94 | 369 | 333 | 45 | 99 | 13 | 1 | 8 | 138 | 49 | 4 | 3 | 1 | 3 | 31 | 1 | 0 | 44 | 11 | .297 | .354 | .414 | .768 | |
2015 | 109 | 460 | 421 | 62 | 125 | 20 | 2 | 9 | 176 | 71 | 14 | 4 | 1 | 3 | 33 | 1 | 1 | 71 | 9 | .297 | .347 | .418 | .765 | |
2016 | 52 | 209 | 194 | 27 | 67 | 13 | 2 | 4 | 96 | 37 | 2 | 2 | 1 | 2 | 10 | 1 | 1 | 30 | 6 | .345 | .377 | .495 | .872 | |
2017 | 93 | 396 | 347 | 60 | 112 | 24 | 1 | 7 | 159 | 48 | 3 | 1 | 5 | 7 | 35 | 0 | 2 | 49 | 7 | .323 | .381 | .458 | .839 | |
2018 | 85 | 361 | 323 | 67 | 104 | 23 | 1 | 10 | 159 | 52 | 2 | 1 | 3 | 6 | 26 | 1 | 2 | 37 | 6 | .322 | .370 | .492 | .862 | |
2019 | 114 | 479 | 426 | 59 | 138 | 26 | 0 | 17 | 215 | 94 | 0 | 3 | 8 | 9 | 32 | 1 | 3 | 65 | 11 | .324 | .368 | .505 | .873 | |
2020 | 101 | 388 | 351 | 52 | 94 | 17 | 1 | 10 | 143 | 54 | 2 | 1 | 0 | 6 | 29 | 1 | 1 | 74 | 13 | .268 | .320 | .407 | .727 | |
通算:10年 | 956 | 3863 | 3495 | 523 | 1062 | 203 | 13 | 88 | 1555 | 564 | 32 | 20 | 29 | 46 | 267 | 10 | 16 | 506 | 92 | .304 | .352 | .445 | .797 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
表彰
[編集]記録
[編集]- オールスターゲーム出場:8回(2011年 - 2016年、2018年 - 2019年)
背番号
[編集]- 21 (2011年 - 2023年)
- 6 (2024年 - )
代表歴
[編集]- 2009 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表
- 2010年アジア競技大会野球 チャイニーズタイペイ代表
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表
- 2014年アジア競技大会野球 チャイニーズタイペイ代表
- 2015 WBSCプレミア12 チャイニーズタイペイ代表
- 2019 WBSCプレミア12 チャイニーズタイペイ代表
脚注
[編集]- ^ 2012 Qualifier Roster WBC公式サイト 2015年3月28日閲覧
- ^ WBC 資格賽《賽前組訓熱身賽》球員出賽參考名單 2015年4月19日閲覧
- ^ 2013 Tournament Roster WBC公式サイト 2015年3月28日閲覧
- ^ Jason Pan (July 7, 2015). “Lamigo’s Smiling Kuo breaks CPBL record”. Taipei Times. November 18, 2015閲覧。
- ^ 林宏翰 (July 9, 2015). “台湾ラミゴ・郭厳文、33試合連続安打 日本人選手のアジア記録に並ぶ”. 中央通訊社. November 18, 2015閲覧。
- ^ 2015第一屆世界12強棒球錦標賽 中華隊28人名單正式公布 中華民國棒球協會官方網站 (2015年9月30日) 2015年10月9日閲覧
- ^ 自由體育 (2018年4月5日). “中職》郭嚴文本壘衝撞受傷 反擔心陳重羽受影響 - 自由體育”. 自由時報電子報. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “中職/郭嚴文身體素質好 洪總看好達成2千安 | ETtoday運動雲 | ETtoday新聞雲” (中国語). sports.ettoday.net. 2020年6月7日閲覧。
- ^ “桃猿拉2人上一軍郭嚴文先休息 (圖)” (中国語). tw.sports.yahoo.com. 2020年7月17日閲覧。
- ^ 聯合新聞網 (20210112T113703Z). “中職/郭嚴文出任新隊長 「還滿喜歡這個位置」 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站” (中国語). 聯合新聞網. 2021年1月12日閲覧。
- ^ “樂天桃猿保留戰力54人 陳禹勳、賴鴻誠等12人在戰力外” (中国語). Tsna (2023年11月30日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ “味全龍補強內野深度 複數約網羅樂天35歲郭嚴文” (中国語). ETToday (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 CPBL
- 台灣棒球維基館:郭嚴文
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