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都市拡業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
都市拡業株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
232-0002
神奈川県横浜市南区三春台25
設立 1950年
業種 その他製品
法人番号 4020001013433 ウィキデータを編集
事業内容 水処理装置製造・販売、バイオ製剤の製造・販売、給排水衛生設備工事
代表者 代表取締役 田尻惠保
資本金 3,000万円
外部リンク https://tkk-eng.co.jp/
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都市拡業株式会社(としこうぎょう)は、横浜市南区三春台に本社を置く、日本環境エンジニアリング企業である。

企業概要

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「田尻組」として明治42年(1909年)に創業。現在は水改質機器製造販売や給水管の赤錆・赤水対策、水環境修復エンジニアリング、給排水衛生設備工事・メンテナンスなどを手掛けている。

拠点

横浜市(本社)

企業理念

共存共栄・共進化

沿革

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  • 明治42年(1909年) - 熊本県出身の田尻儀八が、横浜市元町(現在の横浜市中区元町)で「田尻組」として創業[1]。海運業と横浜市の委託清掃業を手掛けていた。
  • 大正13年(1924年) - 本社を現在地に移転。
  • 昭和15年(1940年) - 創業者・田尻儀八が死去[1]。2代目社長に田尻友作が就任。
  • 昭和25年(1950年) - 「田尻組」の事業を継承する「横浜興業株式会社」を設立。
  • 昭和32年(1957年) - 浄化槽の管理・清掃と給排水設備工事を目的とした「都市拡業」を設立。
  • 昭和36年(1961年) - 横浜興業の海運部門を担当する「田尻海運株式会社」と委託清掃業の「田尻興業有限会社」に分社化する。
  • 昭和44年(1969年) - 委託清掃業の権利を売却し、田尻興業を解散。
  • 昭和60年(1985年) - 海運業から撤退し田尻海運を「田尻企業株式会社」に社名変更。主たる業務も不動産賃貸業となる。
  • 平成元年(1989年) - 田尻友作が都市拡業の代表取締役を退任し、田尻惠保が後任になる。同時に田尻企業は「田尻友作株式会社」と社名変更する。
  • 平成6年(1994年) - 水改質装置「ザ・バイオウォーター(THE BIOWATER)」の総販売元事業を始める。
  • 平成10年(1998年) - ミレニアム構想プロジェクトとして、都市拡業の事業を水環境の総合エンジニアリングと定める。
  • 平成13年(2001年) - 関連会社「株式会社エランビタール」を設立。
  • 平成17年(2005年) - 横浜ビジネスグランプリで大賞を受ける。
  • 平成22年(2010年) - 創業100周年記念事業としてハイブリッドミニ水改質システム「エランビタール」、自然素材を使った尿石対策のバイオ洗剤「BWアースクリーン」、水溶性切削油腐敗防止装置「アクアヴェリテ」の開発を完了する。
  • 平成23年(2011年) - 横浜商工会議所から「創業100年企業表彰」を受ける[1]。ザ・バイオウォーター事業が製造・総販売元になる。
  • 平成25年(2013年) - 横浜市から横浜知財みらい企業の認定を受ける。
  • 平成29年(2017年) - 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に採用される[2]。第8回かながわ「産業Navi大賞」で奨励賞を受賞する[3]

製品

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  • ザ・バイオウォーター(水改質装置)
  • エランビタール(ハイブリッドミニ水改質システム)
  • BWアースクリーン(尿石対策のバイオ洗剤)
  • アクアヴェリテ(水溶性切削油腐敗防止装置)

特許

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  • 尿石除去剤(第5047385号)
  • 処理液の測定装置(第3835761号)
  • 水質改良器具(第1383078号)
  • 水改質効果判定装置及び水改質効果判定方法(特願2013-22359)
  • 改質水防錆効果判定装置及び改質水防錆効果判定方法(PCT/JP2014/002890)

脚注

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  1. ^ a b c 「田尻惠保さん」ヨコハマNOW
  2. ^ 「酸化被膜工法」建設工法NETIS
  3. ^ 「都市拡業株式会社」かながわ産業Navi大賞

外部リンク

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