酒匂町
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さかわまち 酒匂町 | |
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廃止日 | 1954年12月1日 |
廃止理由 |
編入合併 上府中村、下曽我村、国府津町、酒匂町、片浦村 → 小田原市 |
現在の自治体 | 小田原市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
郡 | 足柄下郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
7,578人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 小田原市、足柄下郡国府津町 |
酒匂町役場 | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡酒匂町大字酒匂 |
座標 | 北緯35度16分11秒 東経139度11分41秒 / 北緯35.26969度 東経139.19469度座標: 北緯35度16分11秒 東経139度11分41秒 / 北緯35.26969度 東経139.19469度 |
ウィキプロジェクト |
酒匂町(さかわまち)は、神奈川県足柄下郡に存在した町。現在の小田原市東部の西湘バイパス・酒匂インターチェンジ周辺に位置した。
地理
[編集]- 河川:酒匂川
歴史
[編集]村名の由来
[編集]神酒を川に注いだところ酒の匂いがしばらく収まらなかったという説、「匂」は「勾」の誤りであり、川の逆流による逆川(さかがわ)にちなむという説、川の曲折を指す「さかわだ」にちなむという説がある。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、酒匂村、小八幡村、網一色村、山王原村が合併して発足。
- 1940年(昭和15年)12月20日 - 酒匂川右岸の大字網一色、山王原が同日発足した小田原市に合併。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 町制施行。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 小田原市に編入。同日酒匂町廃止。
経済
[編集]産業
[編集]- 農業
『大日本篤農家名鑑』によれば酒匂村の篤農家は、「山崎角蔵、金子豊蔵、本山純信、原吉太郎、川瀬亮三」などである[1]。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]日本国有鉄道(現東日本旅客鉄道)東海道本線が町域を通過していたが、駅は存在しなかった。鴨宮駅が至近に所在する。
現在の町名
[編集]- 住居表示実施地区
- 国府津一 - 五丁目(大字小八幡、大字前川)
- 寿町一 - 五丁目(大字網一色、大字山王原)
- 小八幡一 - 四丁目(大字小八幡)
- 酒匂一 - 七丁目(大字酒匂、大字小八幡)
- 中町一 - 三丁目(大字山王原)
- 西酒匂一 - 三丁目(大字酒匂)
- 浜町一 - 四丁目(大字山王原)
- 東町一 - 五丁目(大字網一色、大字山王原)
- 南鴨宮一 - 三丁目(大字酒匂)
- 住居表示未実施地区
- 酒匂、小八幡、前川
道路
[編集]脚注
[編集]- ^ 『大日本篤農家名鑑』276頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年5月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』。