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里山生物多様性プロジェクト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一般社団法人里山生物多様性プロジェクト(さとやませいぶつたようせいプロジェクト)は鳥取県西伯郡南部町を中心に活動する環境保全団体である[1]。2019年12月設立[1]。代表理事は野口浩二[1]

「子どもたちのために残すべき財産は里地里山」「産業によって人が得る利益を野生動植物に分配する社会」の理念の実現を目標とし[2][1]生物多様性保全上重要な里地里山「南部町の里地里山」を発展させて次世代に引き継ぐことを目指し活動する[3]

里山生物多様性プロジェクトは2021年にビオトープの整備計画を立ち上げ、クラウドファンディングでその資金を集めた[1]。当初の目標金額は120万円に設定されていたが、のちに140万円へと変更された[1]。この募集は2021年2月28日に終了し、最終的に約160万円の調達に成功した[4]

里山生物多様性プロジェクトは最初の事業として2021年5月22日にオンラインイベント「国際生物多様性の日祭りオンライン」を実施した[5]。「国際生物多様性の日」は毎年5月22日に設定されているが、これは1992年5月22日に、ナイロビで開催された合意テキスト採択会議において生物多様性条約が採択されたことに由来する[6][7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 矢田文 (2021年2月27日). “豊かな里山を守り伝える 南部町にビオトープを計画”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年8月20日閲覧。
  2. ^ トップページ”. 里山生物多様性プロジェクト. 2021年8月20日閲覧。
  3. ^ 団体について”. 里山生物多様性プロジェクト. 2021年8月20日閲覧。
  4. ^ 里山生物多様性プロジェクト. “観光と保全を結ぶ、環境保全を感じる体験会場を鳥取県南部町に作りたい(野口浩二)”. クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー). 2021年8月20日閲覧。
  5. ^ 国際生物多様性の日 南部でオンライン催し”. 日本海新聞 (2021年5月23日). 2021年8月20日閲覧。
  6. ^ 生物多様性条約(生物の多様性に関する条約:Convention on Biological Diversity(CBD))”. 外務省 (2018年12月19日). 2021年8月20日閲覧。
  7. ^ 野口浩二 (2021年5月9日). “5月22日に国際生物多様性の日祭りオンラインを開催します! 観光と保全を結ぶ、環境保全を感じる体験会場を鳥取県南部町に作りたい(野口浩二 2021/05/09 投稿)”. クラウドファンディング READYFOR (レディーフォー). 2021年8月20日閲覧。

外部リンク

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