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野中勉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

野中 勉(のなか つとむ、1940年6月 - 2022年2月27日)は、日本化学工学者東京工業大学名誉教授。元鶴岡工業高等専門学校校長。元電気化学協会編集委員長。

人物・経歴

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1963年東京工業大学工学部化学工学科卒業。1969年東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻博士課程修了、工学博士[1]、東京工業大学工学部助手。1973年東京工業大学工学部助教授。1986年東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。1987年電気化学協会理事。1992年アメリカ電気化学会理事[2][3][1]

1993年日本化学会理事、電気化学協会関東支部長[2][3][1]。同年から1999年まで東京工業大学大学院総合理工学研究科長、東京工業大学評議員を務め、改組拡充構想にあたった[3]。1995年電気化学協会編集委員長。1996年日本工学会理事。1999年加藤記念賞受賞。2000年電気化学会賞受賞[2][3][1]

同年から鶴岡工業高等専門学校校長として、独立行政法人化に向けた体制の整備にあたった[3]。2001年東京工業大学名誉教授[3][1][2]。2003年日本ソノケミストリー学会功績賞受賞[4]

2006年定年退職、鶴岡工業高等専門学校名誉教授。2008年東京工業大学グローバルエッジ研究院シニアマネージャー(特任教授)。39年に渡り理工系高等教育研究機関の発展に寄与し、2017年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章した[3]

2022年2月27日81歳にて逝去。

脚注

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先代
阿部光雄
鶴岡工業高等専門学校校長
2000年 - 2006年
次代
横山正明