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野口市太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野口 市太郎
のぐち いちたろう
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1955-11-28) 1955年11月28日(68歳)
出生地 日本の旗 日本 長崎県福江市(現・五島市
出身校 長崎大学経済学部
前職 長崎県庁職員
所属政党 無所属

当選回数 3回
在任期間 2012年9月5日 - 2024年9月4日
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野口 市太郎(のぐち いちたろう、1955年昭和30年〉11月28日[1] - )は、日本政治家。元長崎県五島市長(3期)。

来歴

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長崎県福江市(現・五島市)に生まれる[2]。1978年(昭和53年)3月、長崎大学経済学部卒業。同年4月、長崎県庁に入庁。五島地方局長、長崎振興局長、長崎県水産部長などを歴任[3]

2012年(平成24年)8月26日に行われた五島市長選挙に民主党自民党公明党の推薦、現職市長の中尾郁子の支援を受けて出馬。五島新報新聞社社長の永冶克行を破り初当選した。投票率は61.90%[4]。9月5日、市長就任[5]

2016年(平成28年)、無投票で再選[6]。2020年(令和2年)、立憲民主党推薦の新人を破り3選[7]

市政

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  • 2020年(令和2年)4月28日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身と副市長、教育長の5月から8月までの月額給与を20%減額すると発表した[8]
  • 2019年(令和元年)、市所有の農業施設を市内の農業法人に10円で売却。2020年(令和2年)3月、市内の政治団体は同施設の適正価格を算出し、野口が差額を市に返還するよう求め住民監査請求をした。市監査委員は不動産鑑定士に査定させた168万円を適正価格と判断し、野口に対して市に差額を払うか、10円での売却について市議会の議決を得るよう勧告。野口は6月定例議会に追認を求める議案を提出し、市議会は同議案を賛成多数で可決した。同政治団体は8月5日までに、野口が差額の167万9,990円を市に支払うことなどを求める住民訴訟を、長崎地裁に起こした[9]

脚注

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外部リンク

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公職
先代
中尾郁子
五島市旗長崎県五島市長
2012年 - 2024年
次代
出口太