福江市
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ふくえし 福江市 | |||||
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廃止日 | 2004年8月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 福江市、富江町、玉之浦町、三井楽町、岐宿町、奈留町 → 五島市 | ||||
現在の自治体 | 五島市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
市町村コード | 42206-1 | ||||
面積 | 158.35km2 | ||||
総人口 |
26,685人 (推計人口、2004年7月1日) | ||||
隣接自治体 | 南松浦郡富江町、岐宿町、奈留町 | ||||
市の木 | ツバキ | ||||
市の花 | ハマユウ | ||||
福江市役所 | |||||
所在地 |
〒853-8501 長崎県福江市福江町1番地の1 | ||||
座標 | 北緯32度41分44秒 東経128度50分27秒 / 北緯32.69556度 東経128.84081度座標: 北緯32度41分44秒 東経128度50分27秒 / 北緯32.69556度 東経128.84081度 | ||||
ウィキプロジェクト |
福江市(ふくえし)は長崎県五島列島の福江島東部にあった市。2004年(平成16年)8月1日に南松浦郡富江町、玉之浦町、三井楽町、岐宿町、奈留町と合併して五島市となった。
地理
[編集]隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南松浦郡のうち後の市域にあたる以下の自治体がそれぞれ単独村制にて成立する。
- 1919年(大正8年)10月1日 - 福江村が町制施行し福江町となる。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 福江町、奥浦村、崎山村、本山村、大浜村が合併し市制施行。福江市が発足。
- 1957年(昭和32年)
- 1962年(昭和37年)9月26日 - 東浜町の倉庫付近から出火(福江大火)。北北東の風にあおられて延焼して市役所、警察署、郵便局、税務署などの公共機関の施設、家屋391戸が全焼[1]。
- 2004年(平成16年)8月1日 - 福江市、南松浦郡富江町、三井楽町、岐宿町、奈留町が合併して五島市が発足し、福江市は自治体として消滅。
地名
[編集]旧・福江市の地名の一覧を記す。以下の町名は現在も五島市の地名として継続して使われている。なお、住居表示実施地区以外は、福江市発足以前に旧自治体で使われていた「郷」の地名を「町」に置き換えた形となる。
- 旧福江町
- 大荒町(おおあら)
- 上大津町(かみおおづ)
- 木場町(こば)
- 籠淵町(こもりぶち)
- 下大津町(しもおおづ)
- 福江町
- 松山町
- 三尾野町
- 吉久木町
住居表示実施により以下の町が分立
1966年
1962年に発生した福江大火の被災地域において土地区画整理事業による換地処分が行われ、同時に住居表示を実施。
- 江川町(福江町)
- 幸町(福江町)
- 栄町(福江町)
- 末広町(福江町)
- 中央町(福江町)
- 錦町(福江町)
- 池田町(福江町)
- 紺屋町(福江町)
- 東浜町1 - 3丁目(福江町)
- 武家屋敷1 - 3丁目(福江町)
- 新港町(福江町)
- 坂の上1丁目(三尾野町)
- 大円寺町(三尾野町)
- 三尾野1 - 3丁目(三尾野町)
- 旧奥浦村
- 奥浦町
- 戸岐町
- 平蔵町(ひらぞう)
- 旧崎山村
- 赤島町
- 上崎山町
- 下崎山町
- 長手町
- 向町
- 旧本山村
- 高田町(こうだ)
- 堤町
- 野々切町(ののきれ)
- 吉田町
- 旧大浜村
- 黄島町(おうしま)
- 小泊町(おどまり)
- 浜町
- 増田町
- 旧久賀島村
- 猪之木町
- 田ノ浦町
- 久賀町(ひさか)
- 蕨町
- 旧樺島村
- 伊福貴町(いふき)
- 本窯町
行政
[編集]歴代市長
[編集]特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[3]。
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 中村弥左衛 | 1954年(昭和29年)4月20日 | 1957年(昭和32年)8月16日 | 在任中に死去 |
2 | 烏山豊吉 | 1957年(昭和32年)9月29日 | 1961年(昭和36年)9月13日 | |
3 | 田口馬次 | 1961年(昭和36年)9月23日 | 1973年(昭和48年)9月22日 | |
4 | 山本巌雄 | 1973年(昭和48年)9月23日 | 1975年(昭和50年)11月01日 | |
5 | 西野稔 | 1975年(昭和50年)12月14日 | 1991年(平成3年)12月13日 | |
6 | 木場弥一郎 | 1991年(平成3年)12月14日 | 2004年(平成16年)7月31日 | 廃止 |
教育
[編集]- 中学校
- 小学校
観光・名所
[編集]出身者
[編集]脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、164頁。ISBN 9784816922749。
- ^ 福江川右岸で市役所周辺の、開田町と通称された部分。左岸の通称船頭町・丸木町は現在も住居表示未実施
- ^ 歴代知事編纂会 1983, 583-586頁.
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第3、歴代知事編纂会、1983年。