野坂泰司
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野坂 泰司(のさか やすじ、1950年 - )は、日本の法学者。専門は憲法。学習院大学名誉教授。芦部信喜門下。東京都武蔵野市出身[1]。
経歴
[編集]- 1975年 - 東京大学法学部第2類(公法コース)卒業
- 1975年 - 東京大学法学部助手
- 1980年 - 立教大学法学部専任講師
- 1982年 - 立教大学法学部助教授
- 1989年 - 立教大学法学部教授
- 1994年 - 学習院大学法学部教授
- 2004年 - 学習院大学大学院法務研究科教授(兼務、2007年より専任)
- 2021年 - 退職、学習院大学名誉教授
学習院大学在職時は、学長補佐、法学部長や専門職大学院法務研究科長、法人の評議員などを歴任した。
著作
[編集]単著
[編集]- 『憲法基本判例を読み直す』(有斐閣,2011年、第2版2019年)
訳書
[編集]- (ロナルド・ドウォーキン:著、木下毅・小林公:共訳)『権利論』(木鐸社,2003年)
共編著
[編集]主要論文
[編集]- 「『司法審査と民主制』の一考察(1)‐(4)」国家学会雑誌(1982-1984年)
- 「憲法解釈における原意主義(上・下)」ジュリスト926・927号(1989年)
- 「公教育の宗教的中立性と信教の自由――神戸高専事件に即して」立教法学37号(1992年)
- 「憲法解釈の理論と課題」 公法研究66号(2004年)
- 「いわゆる目的効果基準について──政教分離原則違反の判断基準に関する一考察」『現代立憲主義の諸相(下巻)――高橋和之先生古稀記念』(有斐閣,2013年)