野海正俊
表示
人物情報 | |
---|---|
生誕 |
1955年3月11日(69歳) 日本・宮崎県都城市 |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学 上智大学 |
学問 | |
研究分野 | 代数解析学、表現論 |
学位 | 理学博士[1] |
称号 | 神戸大学名誉教授 |
主な業績 | 量子群の表現論と多変数特殊関数論 |
学会 | 日本数学会 |
主な受賞歴 | 大阪科学賞 |
公式サイト | |
http://www.math.kobe-u.ac.jp/HOME/noumi/noumi.html |
野海 正俊(のうみ まさとし、1955年3月11日 - 2024年11月20日)は、日本の数学者。神戸大学名誉教授、立教大学大学院理学研究科数学専攻特任教授。専門は代数解析学、特に可積分系や表現論を背景とする様々な特殊函数の代数解析的研究[2]。
略歴・人物
[編集]1955年 宮崎県都城市生まれ[3]。1973年 ラ・サール高等学校卒業[4]、1978年 東京大学理学部数学科卒業。1983年3月 上智大学大学院理工学研究科数学専攻後期課程修了、理学博士[1]。1983年4月 上智大学理工学部助手、1990年 東京大学教養学部助教授、1992年 東京大学大学院数理科学研究科助教授を経て、1995年 神戸大学教授、2019年 同 名誉教授。2022年 立教大学大学院理学研究科特任教授[2]。
代数解析学が専門で、可積分系・表現論・特殊函数の3分野の交差する領域で研究。特に、特殊函数に関わる微分方程式や差分方程式の表現論的研究は高く評価された[4]。2013年1月 アメリカ数学会初代フェローの1人に選出されている。
職歴
[編集]- 1983年 上智大学理工学部 助手
- 1990年 東京大学教養学部 助教授
- 1992年 東京大学大学院数理科学研究科 助教授
- 1995年 神戸大学理学部 教授
- 1998年 神戸大学大学院自然科学研究科 教授
- 2007年 神戸大学大学院理学研究科 教授
- 2008年 神戸大学自然科学系先端融合研究環 教授
- 2015年 神戸大学大学院理学研究科 教授
- 2019年 同 名誉教授
- 2022年 立教大学大学院理学研究科 特任教授
受賞および講演歴
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 野海正俊『Expansion of the solutions of a Gauss-Manin system at a point of infinity [Gauss-Manin系の解の無限遠における展開]』(理学博士 甲第51号論文) 上智大学、1983年。NAID 500000253726 。
- ^ a b 立教大学研究者情報
- ^ “多変数超幾何函数―ゲルファント講義1989”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年6月14日閲覧。
- ^ a b 神戸大学ニュース
- ^ 大阪科学賞
- ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)