野澤佑斗
基本情報 | |
---|---|
国籍 | 日本 |
出身地 | 茨城県古河市 |
生年月日 | 1997年11月6日(26歳) |
身長 体重 |
178 cm 70 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 育成選手ドラフト1位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
野澤 佑斗(のざわ ゆうと、1997年11月6日 - )は、茨城県古河市出身[1]の元プロ野球選手(投手)。右投左打。プロでは育成選手であった。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]古河第六小学校の1年生から古河プレーボールで捕手として野球を始め、古河第一中学校では投手に転向する[1]。
つくば秀英高等学校に進学。1年生から背番号11番で起用され、3年生の夏の茨城県大会では、5回無安打7奪三振を記録し注目される[1]。
2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト1巡目で指名され[2]、支度金300万円、年俸270万円(いずれも推定)[3]で入団した[4]。
背番号は129。
プロ入り後
[編集]2016年は、二軍公式戦での登板は無く、三軍戦では16試合に登板し、15回1/3を投げ、1勝1敗、防御率4.70でシーズンを終えた[5]。
2017年、宮崎春季キャンプ期間中に、エドウィン・ディアス(当時・シアトル・マリナーズ)の投球の動画からヒントを得て、ストレートのボールの握りをそれまでのフォーシームからツーシームに変更すると、ストレートの制球が安定し球威も増した[6] 。3月19日に行われたウエスタン・リーグ対阪神タイガースにおいて、二軍公式戦初登板を果たす[7]。その後安定したピッチングで二軍の中継ぎ投手の一角を担い、ウエスタン・リーグにおいて、42試合の登板で44回1/3を投げ、2勝1敗1セーブ、防御率1.02の好成績を挙げる[8]。
2018年は支配下登録は逃したものの二軍戦28試合に登板し2勝1敗1セーブ、防御率3.93の成績を残す[9]。10月31日、規定により自由契約公示[10]されたが、12月1日に改めて育成選手として再契約された。
2019年は、二軍公式戦登板は3試合にとどまり[11] 、三軍戦も僅か9試合に登板だった[12]。
2020年は、二軍公式戦に15試合登板し、14回1/3を投げ防御率5.65[13]、三軍戦では24試合で27回1/3を投げ、防御率1.98の成績を残す[14]。 11月4日、戦力外通告が公示された[15]。12月7日に12球団合同トライアウトに参加し、シートバッティング形式で3人の打者と対戦し、奪三振1、与四球1の結果だった[16]。
選手としての特徴
[編集]- サイドハンドから繰り出すストレートに力があり、変化球の制球も高校レベルでは高いものがある[2]。
- プロ入り二年目の2017年に、ストレートの握りをそれまでのフォーシームからツーシームに変更したことにより、制球がより安定し、自己最速の146km/hを記録する[17] 。
人物
[編集]詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
背番号
[編集]- 129 (2016年 - 2020年)
登場曲
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “つくば秀英・野沢、黒田ツーシームで5回7K/茨城”. 日刊スポーツ (2015年7月9日). 2017年9月29日閲覧。
- ^ a b ドラフト会議特集・2015年ドラフト会議 福岡ソフトバンクホークス・オフィシャルサイト
- ^ 宝島社、プロ野球パーフェクトデータ選手名鑑2016、雑誌66097-22,P22、2016年3月18日発行
- ^ 育成の星に続け 育成入団会見 西日本スポーツ 2015年12月4日掲載
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2016年12月1日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
- ^ “千賀ら輩出ソフトB育成に好素材 「汚い速球」で変貌遂げる19歳サイドハンド 変貌のきっかけとなった1つの動画”. full-count.jp (2017年5月22日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “2017/03/19(日)第3回戦 福岡ソフトバンク vs 阪神”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年3月19日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年10月14日閲覧。
- ^ “2018年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “自由契約選手(育成選手)|2018年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2018年10月31日). 2018年11月11日閲覧。
- ^ “2019年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2019年10月14日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2019/10/31(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月15日閲覧。
- ^ “2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2020/10/20(火)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月15日閲覧。
- ^ "来季契約について". 公式サイト. 福岡ソフトバンクホークス. 4 November 2020. 2020年11月4日閲覧。
- ^ “新庄氏ら56人参加/2020合同トライアウト詳細”. 日刊スポーツ (2020年12月29日). 2021年2月1日閲覧。
- ^ a b “千賀ら輩出ソフトB育成に好素材 「汚い速球」で変貌遂げる19歳サイドハンド 「顔は綺麗」で「ストレートは汚い」!?”. full-count.jp (2017年5月22日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “迫るリミット、焦る育成選手たち。ソフトバンク3年連続の最終日登録はあるのか”. Yahoo!ニュース (2017年7月21日). 2017年10月14日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2020年11月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 129 野澤 佑斗 選手名鑑2020 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 野澤佑斗 (@yutonozawa1106) - Instagram