金元燮

金元燮（キム・ウォンソプ、1978年 12月18日 - ）は、大韓民国出身の元プロ野球選手。守備位置は外野手。

経歴

学生時代には、数々のタイトルを受賞する高い打撃センスが際立った。

卒業後斗山ベアーズへ指名され入団。しかし、プロ入り後はその優れた打撃力が発揮できず2軍暮らしも少なくなかった。

2002年に李東洙（イ・ドンス）との交換トレードで起亜タイガースへ移籍。

2006年あたりから活躍が目立ち始めた。

2008年は自身初の規定打席に達すると同時に打率3割を記録。

2012年オフFA(フリーエージェント)を行使し、起亜と2013年より3年契約を結んだ。

だが2013年以降出場機会が減少している。

一軍出場がなかった2017年限りで現役を引退。

引退後は2018年に起亜の戦力分析委員をつとめた。

2019年1月より光州にて金元燮ベースボールアカデミーを運営。監督としてアマチュア野球選手たちの指導に当たる^[1]。

顔が小さいため、北朝鮮人と似た容姿を意味する「北朝鮮兵」、「朝鮮人民軍」というあだ名を持つ。彼が放った本塁打は「テポドンミサイル」と呼ばれている。

慢性的な肝炎を持病として患っている。

年度	チ｜ム	試合	打数	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	得点	盗塁	盗塁死	四死球	三振	併殺打	失策	打率	出塁率	長打率	O P S
2001	斗山	38	35	6	1	0	0	2	12	3	0	5	7	2	0	.171	.275	.200	.475
2002	斗山	一軍出場なし
2003	起亜	19	3	2	1	0	0	1	0	1	0	4	1	0	0	.154	.353	.231	.584
2004		41	34	9	0	0	0	1	3	0	3	3	8	0	0	.265	.324	.265	.589
2005		28	25	1	0	0	0	0	5	0	0	1	6	2	0	.040	.077	.040	.117
2006		94	181	61	5	3	0	13	26	12	2	14	27	2	0	.337	.385	.431	.816
2007		114	313	76	11	4	3	28	40	9	9	40	58	5	2	.243	.329	.332	.661
2008		106	344	105	14	4	0	30	55	21	8	54	50	3	0	.305	.399	.369	.768
2009		101	356	107	14	9	8	43	74	20	10	62	55	8	0	.301	.404	.458	.862
2010		111	353	84	16	3	5	28	43	15	6	58	63	5	3	.238	.345	.343	.688
2011		87	269	73	18	2	2	30	36	1	3	32	28	4	0	.271	.349	.375	.724
2012		120	386	117	21	4	3	61	60	8	4	71	54	12	0	.303	.411	.402	.813
2013		42	96	18	8	0	1	12	12	1	0	23	20	0	2	.188	.346	.302	.648
2014		44	80	18	4	1	0	13	21	3	1	17	13	0	2	.225	.354	.300	.654
2015		110	277	74	13	3	5	33	45	8	5	56	46	5	0	.267	.388	.390	.778
2016		37	73	16	0	0	0	12	10	1	0	15	16	2	1	.219	.348	.288	.636
2017		一軍出場なし
通算		1092	2835	767	131	33	27	307	455	103	51	436	452	52	8	.271	.369	.369	.738