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金山仙吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金山 仙吉
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 愛知県名古屋市千種区
生年月日 (1951-10-30) 1951年10月30日(73歳)
身長
体重
178 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1969年 ドラフト7位
初出場 1974年7月30日
最終出場 1984年10月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • 中日ドラゴンズ (1985 - 1992, 1995)

金山 仙吉(かなやま せんきち、1951年10月30日 - )は、愛知県[1]出身の元プロ野球選手捕手、右投げ右打ち)。1979年からの登録名は「金山 卓嗣(かなやま たくじ)」。

来歴・人物

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岐阜県中京商高から1969年ドラフト7位で中日入団[1]、同校出身で初のプロ野球選手となる。強打の大型捕手として知られていたが、甲子園とは縁がなかった。1977年に一軍に定着し、木俣達彦の控えながら23試合に先発出場。その後も木俣、中尾孝義の控えとして重用される。1984年には中尾の故障もあって58試合に先発マスクを被る。1985年は兼任コーチとなるが、大石友好の移籍入団もあって試合出場はしていない。同年限りで現役引退[1]。打撃には定評があったが、肩が弱く正捕手の座を獲得するには至らなかった。引退後はコーチ・監督付広報(この時の監督は星野仙一)などを経て渉外担当部所属の球団職員となった[1]

1974年10月14日巨人との最終戦では、佐藤政夫とバッテリーを組み、9回に長嶋茂雄の現役最後の打席を遊ゴロ併殺打に抑えた。

1984年6月29日横浜スタジアムで行なわれた大洋との対戦で、中日打線は1回から8回まで毎回得点。9回に得点すれば全イニング得点を達成するところであったが、この回に打順が回ってきた金山は古賀正明から第3号本塁打を放ち、プロ野球史上4度目の記録を達成した。

2005年1月2日TBSCBC全国ネットで放送された2時間ドラマ星野仙一物語 〜亡き妻へ贈る言葉』(星野役は石橋貴明)では、金山に相当する中日球団監督付広報の「佐藤圭作」役を吹越満が演じている。

退団後は名古屋市中区大須の萬松寺で勤務

詳細情報

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年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
1973 中日 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- ---- ---- ----
1974 7 4 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 .333 .500 .333 .833
1975 10 10 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 4 0 .000 .100 .000 .100
1976 24 18 16 1 3 0 0 1 6 2 0 0 0 0 1 0 1 8 0 .188 .278 .375 .653
1977 40 77 66 9 14 2 0 3 25 7 0 0 2 0 8 0 1 21 1 .212 .307 .379 .685
1978 37 82 69 9 13 0 1 6 33 13 1 1 0 0 13 1 0 25 1 .188 .317 .478 .795
1980 44 24 23 1 2 0 0 1 5 1 0 0 0 0 1 0 0 6 1 .087 .125 .217 .342
1982 23 52 47 6 13 0 0 2 19 4 0 0 3 0 2 0 0 15 0 .277 .306 .404 .710
1983 49 90 79 5 15 3 0 2 24 11 0 0 3 0 8 2 0 16 0 .190 .264 .304 .568
1984 82 174 150 14 31 3 0 4 46 10 0 1 10 0 13 3 1 31 5 .207 .274 .307 .581
通算:10年 317 531 462 47 92 8 1 19 159 48 1 2 18 0 48 6 3 127 8 .199 .279 .344 .623

年度別守備成績

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年度 試合 企図数 許盗塁 盗塁刺 阻止率
1974 1 0 0 0 -
1975 6 3 3 0 .000
1976 13 7 5 2 .286
1977 39 15 13 2 .133
1978 35 25 17 8 .320
1980 42 11 7 4 .364
1982 21 14 12 2 .143
1983 46 37 28 9 .243
1984 82 67 53 14 .209
通算 285 179 138 41 .229

背番号

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  • 50 (1970年 - 1975年)
  • 44 (1976年 - 1985年)
  • 84 (1986年)
  • 74 (1987年 - 1991年)
  • 95 (1992年)
  • 88 (1995年)

登録名

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  • 金山 仙吉 (かなやま せんきち、1970年 - 1978年)
  • 金山 卓嗣 (かなやま たくじ、1979年 - 1992年、1995年)

脚注

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  1. ^ a b c d プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、156ページ

関連項目

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外部リンク

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