金延幸子
金延幸子 | |
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生誕 | 1948年5月31日(76歳) |
出身地 | 日本大阪府 |
ジャンル | フォークソング |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1968年 - |
レーベル | |
共同作業者 |
フォークキャンパーズ 愚 |
公式サイト | エイベックスのサイト |
金延 幸子(かねのぶ さちこ、1948年5月31日 - )は大阪府出身で、アメリカ合衆国に在住のフォークシンガーである。女性シンガーソングライターの草分け的存在といわれている。元宝塚歌劇団花組主演男役スターの淀かほるは実姉。
略歴
[編集]1968年8月9日 - 11日、京都・山崎「宝積寺」で開催された第3回フォークキャンプに参加し、「まま子」をソロで、「アリス」を真崎義博(ポロディラン)と歌う(音源化/CD化されている)。
フォークキャンプから生まれた音楽ユニット「フォークキャンパーズ」(中川五郎、藤村直樹、長野隆、西岡恭蔵ら)の一員として活動する。
1969年より翌年にかけて中川イサト、瀬尾一三、松田幸一らと「愚」として活動。高石事務所の大阪から東京への移転に伴い、「愚」は活動できなくなり、1971年にソロデビューとなった。国内での女性シンガーソングライターの草分けとして、当時は「日本のジョニ・ミッチェル」とも呼ばれた[1]。
1972年に細野晴臣がプロデュースを務めた1stアルバム『み空』を発表。その後、来日していたアメリカのロック評論家、ポール・ウィリアムズと知り合い結婚、渡米。二児をもうけるが、のち離婚。結婚していた際、夫と親密な関係があったSF作家フィリップ・K・ディックとも交流があり、金延の自主製作盤のプロデュ―スをディックが行った[2]。
1993年10月21日、20年ぶりにアルバム『SEIZE FIRE』をSACHIKO & CULTURE SHOCK名義で発表して、日本の音楽シーンに復帰。
2005年12月7日、『み空』がavex ioから「でかジャケ」盤として、再リリース。
2008年12月17日、『み空 <エレック/URC復刻プロジェクト2009>』が発売。
2018年11月9日「Makoto Kubota presents Sachiko Kanenobu's MISORA 金延幸子 45年目の“み空”」が東京・晴れたら空に豆まいてで開催された[1]。ラジオ番組ピーター・バラカン「Baracan Beat」に出演。
2020年5月19日「Makoto Kubota presents 金延幸子”み空” 2020 JAPAN TOUR With 東京ローカル・ホンク」が予定されていたが、新型コロナウィルスの影響で金延本人がアメリカから渡航することが困難となり、延期(開催日未定)となった[3]。
2023年10月に、アルバム『Fork In The Road』が、久保田麻琴プロデュ―スによりリプロダクションされて再発売。それにあわせて同年12月に来日してライブを行い、ラジオ番組、細野晴臣「Daisy Holiday」にも出演した。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]発売日 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格 | 規格品番 |
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ビクター音楽産業 | |||||||
1971年7月[4] | A | 時にまかせて[注釈 1] | 金延幸子 | CHELSEA[注釈 2] | EP | SF-5 | |
B | ほしのでんせつ[注釈 1] | 大沢幹子 | 金延幸子 | ||||
MIDI | |||||||
1994年3月21日 | 1 | LIVE OR DIE | 8cmCD | MDDS-63 | |||
2 | BAD BOY |
アルバム
[編集]発売日 | タイトル | レーベル | 規格 | 規格品番 |
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1972年9月1日[4] | み空 | URCレコード | LP | URG-4015 |
1993年10月21日 | SEIZE FIRE
※ SACHIKO & CULTURE SHOCK名義。
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LXR Records | CD | LXR 2000 |
1995年5月20日 | It's Up To You
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MIDI | MDCL-1290 | |
1998年6月10日 | レア・トラックス〜時にまかせて
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東芝EMI | TOCT-10293 | |
1998年10月25日 | Fork In The Road
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Seals Records | SEAL-003 | |
1999年4月21日 | Sachiko
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ビクター | VICG-60187 | |
2017年8月2日 | 配信 | |||
2020年9月2日 | MEG-CD | VODL-60417 | ||
2023年10月25日 | Fork In The Road
久保田麻琴が伊藤大地、ASA-CHANG、幾何学模様のメンバーらのサポートを得てリマスターやリミックスという次元ではない、大胆なリプロダクションを施してリリース。
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日本コロムビア | CD | COCB-54361 |
2023年11月15日 | LP | TBV-0048 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b Inc, Natasha. “幻のシンガーソングライター、金延幸子のライブ「45年目の“み空”」開催決定”. 音楽ナタリー. 2024年1月4日閲覧。
- ^ 「SFマガジン」2024年2月号掲載、「金延幸子インタビュー フィリップ・K・ディックとの日々」(聞き手・構成:高田漣)
- ^ “晴れたら空に豆まいて”. haremame.com. 2024年1月4日閲覧。
- ^ a b 「大瀧詠一 NIAGARA SONGBOOK 2」規格品番 VICL-2154 1995年3月24日発売 ブックレットより。
外部リンク
[編集]- 1972年、ほぼ同時期に細野晴臣と大瀧詠一の両プロデュースに愛された伝説的なアーティスト金延幸子。5月31日は彼女の誕生日。
- エイベックスのサイト - ウェイバックマシン(2011年8月10日アーカイブ分)