金港青果
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非公開 |
| 略称 | 浜印（屋号） |
| 本社所在地 |
 日本〒221-0053 神奈川県横浜市神奈川区橋本町1-1 |
| 設立 | 2021年（令和3年）10月1日[注 1] |
| 業種 | 卸売業 |
| 法人番号 | 4020001143346 |
| 事業内容 | 青果物およびその加工品の受託販売ならびに買付販売 |
| 代表者 |
池田満（代表取締役会長） 福留秀樹（代表取締役社長） |
| 資本金 | 1億円[1] |
| 売上高 | 208億円(2020年度[1]) |
| 純利益 |
▲1億7206万4000円 （2022年03月31日時点[2]） |
| 総資産 |
9億2086万3000円 （2022年03月31日時点[2]） |
| 従業員数 | 108名[1] |
| 決算期 | 毎年3月末日 |
| 主要株主 | 株式会社金港ホールディングス（100%） |
| 外部リンク | 金港青果株式会社 |
金港青果株式会社（きんこうせいか）は、かつて横浜市神奈川区に横浜市中央卸売市場青果部の卸売業者として所在していた会社。2022年11月末日までで営業を終了して解散した（同年9月27日発表）[3]。
概要
[編集]1947年に横浜市中央卸売市場青果部に出荷する生産者、小売商、大口業者らの共同出資により設立[4]。以来、地元横浜市の農業生産者・出荷者を「金港青果出荷組合連合会（金港出荷連）」として組織するなどして[5]、2社ある青果部卸売業者のひとつとして横浜丸中青果とともに横浜市を中心とした商圏の青果物安定供給を担ってきた[6]。2017年にはグルメ杵屋と資本業務提携を締結したが、後年は年々取扱い高が減少し、21年度は201億円と20年前から比して半減し、赤字が続いていた[7][6]。社名の「金港」は横浜港の別名。屋号の「浜印」は2011年商標登録[1]。
沿革
[編集]- 1947年 - 会社設立（資本金19万5000円）
- 1952年 - 金港青果出荷組合連合会 結成
- 1965年 - 金港睦会 結成
- 1972年 - 資本金を1億5000万円に増資
- 1973年 - 南部市場開場に伴い南部支社営業開始。
- 1977年 - 南部金港出荷連合会 結成
- 1988年 - 本社移転
- 2008年 - 株式会社菜果実 設立
- 2010年 - 株式会社ハーバー青果 設立
- 2017年 - 株主の一社であり外食チェーンを展開するグルメ杵屋が同社株式を追加取得し、業務資本提携を締結[8][9]。
- 同年 - 株式会社アグリ・ヌーヴ、株式会社金港フレッシュ・パッケージング、金港トレーディング株式会社 設立
- 2019年 - 資本金を1億円に減額
- 2021年 - 持株会社制に移行[4]。（金港青果株式会社（初代）を株式会社金港ホールディングスに商号変更したうえで新たに金港青果株式会社（2代目）を設立し、卸売業務を分割承継[10]）
- 2022年 - 臨時株主総会において9月24日付で存続期間を同年11月30日までとする定款変更を決議。存続期間満了を以て会社を解散し営業活動を終了することを決定[6][11]。
関連会社
[編集]- 株式会社金港ホールディングス
- 浜ベストフーズ株式会社
- 株式会社菜果実
- 株式会社ハーバー青果
- 株式会社アグリ・ヌーヴ
- 株式会社フレッシュ・パッケージング
- 金港トレーディング株式会社
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 創業は1947年、2021年に当時の金港青果（初代）を(株)金港ホールディングスに商号変更し事業会社を金港青果(株)として分社化する手続きを行っている
出典
[編集]- ^ a b c d 会社案内-会社概要 | 金港青果株式会社
- ^ a b 金港青果株式会社 第1期決算公告 | 官報決算データベース
- ^ “横浜市中央卸売市場の金港青果、11月末で解散”. 日本経済新聞. (2022年9月27日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ a b 会社案内-沿革 | 金港青果株式会社
- ^ 金港青果について | 金港青果株式会社
- ^ a b c “金港青果が１１月３０日解散へ 横浜市中央卸売市場の老舗”. カナロコ（神奈川新聞）. (2022年9月28日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ “金港青果が解散へ 取扱高２０年で半減”. 日本農業新聞. (2022年9月29日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ “グルメ杵屋(9850)、金港青果と資本業務提携”. M&Aニュース (日本M&Aセンター). (2017年9月20日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ “グルメ杵屋、金港青果の株式追加取得”. 日本食糧新聞. (2017年4月5日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ “金港青果が持ち株会社化 事業多角化を推進”. 日本農業新聞. (2021年11月4日) 2022年10月2日閲覧。
- ^ 横浜市中央卸売市場｜金港青果株式会社
関連項目
[編集]外部リンク
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