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金谷武洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金谷 武洋(かなや たけひろ、1951年 - )は、カナダ在住の日本人言語学者

人物・来歴

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北海道北見市生まれ。函館ラ・サール高等学校東京大学教養学部教養学科フランス分科卒業。1975年カナダ・ケベックに渡り、ラヴァル大学修士号言語学)、1995年「La notion de sujet en japonais : historique et état présent」でモントリオール大学博士号(言語学)取得。カナダ放送協会国際局などを経て、2012年までモントリオール大学東アジア研究所日本語科科長を務める。

専門は言語類型論。本人によれば三上章の影響であるとしている、独特の「『主語』否定論」を広めている。

著書

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  • 『日本語に主語はいらない 百年の誤謬を正す』講談社選書メチエ 2002年。ISBN 4062582309
  • 『日本語文法の謎を解く 「ある」日本語と「する」英語』ちくま新書 2003年。ISBN 4480059830
  • 『英語にも主語はなかった 日本語文法から言語千年史へ』講談社選書メチエ 2004年。ISBN 4062582880

訳書

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参考文献

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  • 金谷武洋『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』飛鳥新社 2014年。ISBN 978-4-86410-312-1
  • モントリオール大学図書館