金采原
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金 采原 | |
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誕生 |
1946年(77 - 78歳)[1] 京畿道楊州郡 (現在の 韓国京畿道南楊州市) |
職業 | 小説家 |
言語 | 韓国語 |
国籍 | 韓国 |
教育 | 梨花女子大学 |
活動期間 | 1975年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 「冬の幻」 |
デビュー作 | 「夜の挨拶」 |
金采原 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김채원 |
漢字: | 金采原 |
発音: | キム・チェウォン |
英語表記: | KIM-Chae-won |
金 采原(キム・チェウォン、김채원、1946年 - )は韓国の小説家である。楊州郡瓦阜(現在の南楊州市)出身。[1]
略歴
[編集]1946年、京畿道楊州郡瓦阜(現在の南楊州市)で生まれる。梨花女子大学の絵画科を卒業した。1975年、『現代文学』に「夜の挨拶」が推薦されて登壇した。
「月の手」(1977)、「氷の家」(1977)などを発表しながら旺盛な創作活動をしている。初期の作品は、異国的で叙情的な雰囲気の小説が主となっている。
1984年、繊細な文体で人間関係の微妙な有様を描いた創作集『緑色の帽子』を出版した。1989年には、「冬の幻」(1989)で李箱文学賞を受賞した。「冬の幻」は、告白する形式の小説として、中年女性の内面心理を鋭く描いた作品である。
受賞歴
[編集]- 1989年、李箱文学賞
主な作品
[編集]- 1984年、『초록빛 모자』(緑色の帽子)[2]
- 1992年、『장미빛 인생』(バラ色の人生)
- 1997年、『달의 강』(月の江)
- 1998年、『미친 사랑의 노래』(激しい愛の唄)
- 2003年、『가을의 환』(秋の幻)
- 2004年、『지붕 밑의 바이올린』(屋根の下のバイオリン)
- 1977年、作家金知原との姉妹小説集『먼 집 먼 바다』(遠き家、遠い海)