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南楊州市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京畿道 南楊州市
馬峴茶山村の与猶堂(丁若鏞生家)
位置
各種表記
ハングル: 남양주시
漢字: 南楊州市
日本語読み仮名: なんようしゅうし
片仮名転写: ナミャンジュ=シ
ローマ字転写 (RR): Namyangju-si
統計(2023年
面積: 458.1 km2
総人口: 732,265[1]
男子人口: 363,190 人
女子人口: 369,075 人
行政
国: 大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体: 京畿道
下位行政区画: 6邑3面7洞
行政区域分類コード: 31130
南楊州市の木: マツ
南楊州市の花: レンギョウ
南楊州市の鳥: キツツキ
自治体公式サイト: 南楊州市
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南楊州市庁第1庁舎(旧渼金市庁)
南楊州市庁第2庁舎(旧南楊州郡庁)

南楊州市(ナミャンジュし / なんようしゅうし)は、京畿道の中部にある市である。市庁舎は第1庁舎(旧渼金市庁)(市議会がある)と第2庁舎(旧南楊州郡庁)の分庁方式を採用している。人口50万人以上の市に適用される大都市に指定されている。

概要

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ソウル特別市の東に位置し、ソウル市庁より南楊州市庁第1庁舎は東北東へ22km。ソウルのベッドタウンであり、人口は1990年に約20万人だったのが、1998年に30万人、2003年に40万人、2008年に50万人を突破している。2010年の外国人人口は5,615人で、中国人が最も多く約2,200人、日本人は190人が登録されている。また、モンゴル国との交流も深く、市内にはモンゴル文化村があり、市の公式ホームページも英語日本語中国語版のほかモンゴル語版も用意されている。

歴史

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  • 1980年まで、楊州郡に所属していた。真乾邑榛接邑梧南邑は一時、豊壌県に所属していた。
  • 1980年
    • 4月1日 - 楊州郡九里邑・渼金邑・榛接面・真乾面・水洞面・和道面・瓦阜面および別内面の一部をもって、南楊州郡を設置。[2](2邑6面)
    • 12月1日 - 瓦阜面が瓦阜邑に昇格。[3](3邑5面)
  • 1983年2月15日 - 真乾面の一部(陽地里・八賢里・梧南里)が榛接面に編入。[4](→ 現・梧南邑)(3邑5面)
  • 1986年
    • 1月1日 - 九里邑が九里市に昇格・分離。[5](2邑5面)
    • 4月1日 - 瓦阜邑鳥安出張所が鳥安面に昇格。[6](2邑6面)
  • 1989年
    • 1月1日 - 渼金邑が渼金市に昇格し、南楊州郡から分離。[7](1邑6面)
    • 4月1日(2邑6面)
      • 榛接面が榛接邑に昇格。
      • 別内面退渓院出張所(退渓院里)が退渓院面に昇格。(3.26km²、全国で最も小さい面)
  • 1991年12月1日 - 和道面が和道邑に昇格(3邑5面)。
  • 1992年4月1日 - 榛接邑に梧南出張所を設置。
  • 1995年
    • 1月1日 - 南楊州郡が渼金市と合併し、南楊州市が発足。南楊州郡は廃止。[8](3邑5面)
    • 5月6日 - 榛接邑梧南出張所が梧南面に昇格。[9](3邑6面)
  • 2001年9月12日(5邑4面)[10]
    • 真乾面が真乾邑に昇格。
    • 梧南面が梧南邑に昇格。
  • 2006年
    • 1月20日 - 退渓院面に、榛接邑・梧南邑・別内面・退渓院面を管轄する豊壌事務所を設置。[11]
    • 11月20日 - 和道邑に東部事務所を設置。[12]
  • 2008年10月7日 - 人口が50万人を突破した。
  • 2012年1月1日 - 別内面の一部が別内洞に昇格。(5邑4面)
  • 2013年1月7日 - 人口が60万人を突破した。
  • 2016年1月4日 - 3つの行政福祉センター(瓦阜・鳥安、和道・水洞、好坪・坪内)が開設。
  • 2017年
    • 2月6日 - 5つの行政福祉センター(別内、榛接・梧南、真乾・退渓院、金谷・養正、陶農・芝錦)が開設。
    • 12月18日(5邑4面)[13][14][15]
      • 加雲洞・陶農洞・芝錦洞・水石洞・一牌洞・二牌洞・真乾邑の各一部をもって、茶山洞を設置。
      • 芝錦洞・加雲洞の各残部および二牌洞の一部の区域をもって、改めて芝錦洞を設置。
      • 行政洞としての陶農洞が茶山1洞に改称して茶山洞のうち国道6号線以北を管轄。
      • 行政洞としての芝錦洞が茶山2洞に改称して茶山洞のうち国道6号線以南を管轄。
  • 2018年3月 - 南楊州市の住民登録人口が安山市を超えた。
  • 2019年
    • 10月 - 南楊州市の住民登録人口が70万人を突破した。
    • 10月21日 - 退渓院面が退渓院邑に昇格。(6邑3面)
  • 2022年1月2日 - 和道邑に南部出張所を設置。

行政

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行政区域図

行政区域

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行政洞・邑・面 法定洞・法定里
好坪洞 好坪洞
坪内洞 坪内洞
金谷洞 金谷洞
養正洞 一牌洞、二牌洞、三牌洞
茶山1洞 茶山洞
茶山2洞 茶山洞、陶農洞、芝錦洞、水石洞
別内洞 別内洞
瓦阜邑 徳沼里、陶谷里、八堂里[16]、月文里、栗石里
榛接邑 長峴里、内閣里、内谷里、蓮坪里、富坪里、八夜里、榛伐里、金谷里
和道邑 磨石隅里、墨峴里、嘉谷里、九岩里、琴南里、畓内里、月山里、倉峴里、鹿村里、車山里
真乾邑 思陵里、培養里、真官里、新月里、龍井里、松陵里
梧南邑 陽地里、八賢里、梧南里
退渓院邑 退渓院里
水洞面 雲水里、芝屯里、水山里、内坊里、外坊里、立石里、松川里
鳥安面 陵内里、鳥安里、鎮中里、松村里、三峯里、時雨里
別内面 青鶴里、龍岩里、広田里

警察

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消防

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教育

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教育支援庁

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交通

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鉄道

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どちらも、一般の列車と首都圏電鉄の列車のそれぞれが運行されている。

京春線は、2012年に運転開始されたITX-青春が運転され、坪内好坪駅には1往復を除いた全てが停車し、龍山駅からの所要時間は37分。その他、退渓院駅・思陵駅は一部の列車のみ停車する。中央線は、京義・中央線電車のほかに一部のムグンファ号が徳沼駅に停車し、清凉里駅からの所要時間は14分。

バス

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高速道路

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国道

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観光

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姉妹都市

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韓国国内

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韓国国外

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脚注

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  1. ^ 주민등록 인구통계 - 행정안전부”. 行政安全部. 2024年1月3日閲覧。
  2. ^ 法律第3169号 南楊州郡設置及び郡の管轄区域等変更に関する法律(1979年12月28日制定)
  3. ^ 大統領令第10050号 京畿道始興郡儀旺邑等35個邑設置に関する規定(1980年10月21日制定)
  4. ^ 大統領令第11027号 市・郡・区・邑・面の管轄区域変更及び面設置などに関する規定(1983年1月10日制定)、第1条第21項、第22項。
  5. ^ 法律第3798号 九里市等11個市設置及び管轄区域の調整及び錦城市名称変更に関する法律(1985年12月28日制定)
  6. ^ 大統領令第11874号
  7. ^ 法律第4050号 烏山市等12個市と泰安郡の設置及び郡の名称変更に関する法律(1988年12月31日制定)
  8. ^ 法律第4774号 京畿道南楊州市等33個都農複合形態の設置などに関する法律(1994年8月3日制定)
  9. ^ 南楊州市条例第140号 (1995年5月6日公布)
  10. ^ 南楊州市条例第454号(2001年9月12日公布)
  11. ^ 南楊州市条例第618号(2006年1月5日公布)
  12. ^ 南楊州市条例第637号(2006年5月18日公布)
  13. ^ 南楊州市邑・面・洞と里の名称と管轄区域に関する条例, 南楊州市条例第1487号(2017年10月30日)
  14. ^ 남양주시 리·통 및 반 설치 조례, 南楊州市条例第1488号(2017年10月30日)
  15. ^ 南楊州市 (2017年11月17日). “茶山洞 구역도”. 2017年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月19日閲覧。
  16. ^ 広州郡東部面に属していたが、1915年に楊州郡瓦阜面に編入されたという。以後、現在の南楊州市瓦阜邑八堂里に達する。

外部リンク

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