金銀島
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このページ名「金銀島」は暫定的なものです。(2016年3月) |
外交紛争のある島 現地名: 中国語: 金银岛 英語: Money Island ベトナム語: Đảo Quang Ảnh | |
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地理 | |
所在地 | 南シナ海 |
座標 | 北緯16度26分47秒 東経111度30分25秒 / 北緯16.44639度 東経111.50694度座標: 北緯16度26分47秒 東経111度30分25秒 / 北緯16.44639度 東経111.50694度 |
所属群島 | 西沙諸島 |
最高地 |
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実効支配 | |
中華人民共和国 | |
省 | 海南省 |
地級市 | 三沙市 |
領有権主張 | |
中華民国 | |
ベトナム |
金銀島(中国語名。英語: Money Island、ベトナム語:Đảo Quang Ảnh / 島光影)は、西沙諸島(パラセル諸島)南西部のアンフィトリテ諸島[1](英語: Amphitrite Group、中国語: 宣徳環礁)の西部に位置する島である。甘泉島から南西に約7海里離れている。
島は長さが1275メートル,幅が560メートル,最高地点が8メートル、面積が0.36平方キロメートル[2]。
英語名の"Money Island"は、イギリス東インド会社で海事警察を司ったウィリアム・テイラー・マネーに因む。中国語名の"金銀島"は、"Money"が現金を意味すると誤解して訳されたものである[3]。
この島は中華人民共和国に実効支配され、海南省三沙市に属する。中華民国(台湾)とベトナムもこの島の主権を主張している。
1974年、南ベトナムがこの島を実効支配した。その後西沙諸島の戦いが起き、中国人民解放軍が南ベトナム軍と衝突し、この島や珊瑚島、甘泉島を占領した[4][5][6]。
脚注
[編集]- ^ 南シナ海における中国の海洋進出および「海洋権益」維持活動について (PDF) 国立国会図書館調査及び立法考査局外交防衛課 小谷俊介、レファレンス 平成25年11月号
- ^ 西沙群島 - 金銀島(中国語)
- ^ 木語:「古来」英語だった=金子秀敏 毎日新聞、2015年5月28日
- ^ 侵略国家共産中国と犯罪国家韓国の経歴書
- ^ 野口和彦『パワー・シフトと戦争 : 東アジアにおける事例を用いた因果分析』早稲田大学〈博士(学術) 甲第2897号〉、2009年。hdl:2065/34960。 NAID 500000513105 。
- ^ 西沙諸島の戦い