開山憲一
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開山 憲一(かいやま けんいち)は、日本の弁護士・元法務官僚・元検察官。
人物
[編集]北海道帯広市生まれ。中央大学法学部通信教育課程出身の生え抜き法曹の一人。北海道帯広三条高等学校在学中は軟式テニス部に所属[1]。帯広三条高校卒業後、働きながら通信教育で学び司法試験に合格した苦労人[1]。さいたま地方検察庁公判部検事だった2002年(平成14年)、刑事事件での論告中に涙を流したこともある[1]。退官後、LEC大学教授に就任。その後退任。
略歴
[編集]- 1966年(昭和41年)北海道帯広三条高等学校卒業[2]。地方検察庁事務官として検察庁に入庁
- 1971年(昭和46年)中央大学法学部通信教育課程卒業
- その後、司法試験に合格
- 1982年(昭和57年)東京地方検察庁検事
- 1983年(昭和58年)旭川地方検察庁検事
- 1985年(昭和60年)札幌地方検察庁検事
- 1988年(昭和63年)福島地方検察庁白河支部長
- 1991年(平成3年)東京法務局訟務部付検事
- 1994年(平成6年)東京地方検察庁八王子支部長
- 1995年(平成7年)長崎地方検察庁佐世保支部長
- 1999年(平成11年)法務省法務総合研究所教官
- 2002年(平成14年)さいたま地方検察庁公判部検事
- 2004年(平成16年)名古屋高等検察庁検事
- 2005年(平成17年)退官。公証人に就任。LEC東京リーガルマインド大学総合キャリア学部客員教授、大宮法科大学院大学非常勤講師、獨協大学法科大学院非常勤講師
- 2010年(平成22年)中央大学信窓会会長に就任
- 2013年(平成25年)公証人退任。LEC東京リーガルマインド大学退職。弁護士登録。埼玉イージス法律事務所代表。
主著
[編集]- 石川達紘編『刑事裁判実務大系 第10巻』(分担執筆担当、青林書院、1993年)
- 平野龍一編『注解特別刑法 補巻3』(分担執筆担当、青林書院、1996年)
- 『あたらしい会社法』(日本加除出版、2003年)
- 『あたらしい会社法(全訂版)』(日本加除出版、2006年)
脚注・出典
[編集]参考文献
[編集]- 『北海道人物・人材情報リスト2007』(日外アソシエーツ編集・発行)