間宮陽介
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間宮 陽介(まみや ようすけ、1948年(昭和23年) - )は、日本の経済学者。京都大学名誉教授。青山学院大学総合文化政策学部特任教授[1]。専攻は社会経済学、経済理論、経済思想。都市論や公共空間論に関する著作も発表している[2]。
経歴
[編集]長崎県長崎市出身。1972年東京大学経済学部卒業後、同大学院経済学研究科を経て、神奈川大学経済学部助教授・同教授、1993年より京都大学大学院人間・環境学研究科助教授、同教授を経て、2013年、京都大学名誉教授[3]。
著書等
[編集]単著
[編集]- 『モラル・サイエンスとしての経済学』(ミネルヴァ書房、1986年、復刊2014年)
- 『ケインズとハイエク――「自由」の変容』(中央公論社〈中公新書〉、1989年/ちくま学芸文庫、2006年)
- 『シリーズ現代の経済 法人企業と現代資本主義』(岩波書店、1993年)
- 『市場社会の思想史――「自由」をどう解釈するか』(中央公論新社〈中公新書〉、1999年)
- 『同時代論――市場主義とナショナリズムを超えて』(岩波書店、1999年)
- 『丸山眞男――日本近代における公と私 戦後思想の挑戦』(筑摩書房、1999年/ちくま学芸文庫、2005年)
- 『丸山眞男を読む』(岩波現代文庫、2014年)、上記の増訂版
訳書
[編集]- ジョン・メイナード・ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』(全2巻、岩波文庫、2008年、ワイド版2012年)
共編著
[編集]- 植田和弘ほか編『岩波講座 都市の再生を考える』(岩波書店(全7巻)、2005年)
- 廣川祐司共編 『コモンズと公共空間:都市と農漁村の再生にむけて』(昭和堂、2013年)
- 堀内行蔵、内山勝久共編 『日本経済 社会的共通資本と持続的発展』(東京大学出版会、2014年)
共著
[編集]- 佐伯啓思・宮本光晴『命題コレクション経済学』(筑摩書房、1990年)
- 山口定ほか『2025年 日本の構想』(岩波書店、2000年)
- 宮本憲一ほか『経済危機と学問の危機――岩波書店創業90年記念シンポジウム』(岩波書店、2004年)
共訳書
[編集]関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “教員紹介 間宮 陽介 Yosuke Mamiya”. 2015年7月2日閲覧。
- ^ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/01/8/0109750.html
- ^ “間宮 陽介 - ミネルヴァ書房”. 2016年12月26日閲覧。