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関山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関山駅
駅舎(2022年5月)
せきやま
Sekiyama
妙高高原 (6.4 km)
(7.7 km) 二本木
地図
所在地 新潟県妙高市大字関山[1][2]
北緯36度55分58.85秒 東経138度13分35.29秒 / 北緯36.9330139度 東経138.2264694度 / 36.9330139; 138.2264694座標: 北緯36度55分58.85秒 東経138度13分35.29秒 / 北緯36.9330139度 東経138.2264694度 / 36.9330139; 138.2264694
所属事業者 えちごトキめき鉄道[1]
所属路線 妙高はねうまライン[1]
キロ程 6.4 km(妙高高原起点)
長野から43.7 km
電報略号 セキ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1][2]
乗車人員
-統計年度-
95人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1886年明治19年)8月15日[* 1][1][3][2]
備考
  1. ^ 1985年昭和60年)10月に現在地へ移転[1]
テンプレートを表示

関山駅(せきやまえき)は、新潟県妙高市大字関山にある、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインである[1]

概要

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妙高市妙高地区に位置する駅で、1985年昭和60年)まではスイッチバック式であった[1]

東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅であったが、2015年平成27年)3月14日北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸に際し、並行在来線として経営分離され、えちごトキめき鉄道へ移管された。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路西側にある駅舎西側とホーム間は跨線橋で連絡している。

無人駅自動券売機が設置されている[4]。無人駅化される前は、直営駅で、窓口や有人改札口が設置されていた[9]。また、窓口では乗車券のほかにもオリジナルグッズを取り扱っていた。

コンコースにはこの他、自動販売機や化粧室等が設置されている。駅舎南側は2階建てとなっており、待合室は「駅舎サロン&画廊」として近隣住民らがボランティアで運営を手掛けている。1階は喫茶室、2階は画廊となっており、絵画や写真等が展示されている[10]

移管前はJR東日本新潟支社が管理しており、業務委託駅ジェイアール新潟ビジネス受託)で、直江津駅が管理していた。出札窓口にはみどりの窓口マルス端末が設置されていたが、移管に際して運用を終了した。なお、妙高はねうまライン内で移管前にみどりの窓口が設置されていた6駅のうち、当駅以外の5駅では全国JR線乗車券類を発売するサービスが継続されたが、当駅は対象外となった。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 妙高はねうまライン 下り 新井上越妙高高田直江津方面
2 上り 妙高高原方面
  • 前掲の通り、1985年まではスイッチバック式となっていたが、全旅客列車電車化に伴い廃止され、旧ホーム跡は保線車両等の入線に使用している[2]。なお通常時は事業用車も含め、車両入線は行われていない。

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員95人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。なお、2000年度(平成12年度) - 2014年度(平成26年度)の統計はJR東日本時代のものである。また、2014年度(平成26年度)の統計は非公表である。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 287 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 278 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 269 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 269 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 257 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 246 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 237 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 234 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 227 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 192 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 190 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 191 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 174 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 179 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 非公表
2015年(平成27年) 154 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 153 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 142 [利用客数 18]
2018年(平成30年) 130 [利用客数 19]
2019年(令和元年) 125 [利用客数 20]
2020年(令和02年) 103 [利用客数 21]
2021年(令和03年) 96 [利用客数 22]
2022年(令和04年) 93 [利用客数 23]
2023年(令和05年) 95 [利用客数 1]

駅周辺

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駅周辺
  • 妙高市役所 妙高支所(旧妙高村役場)
  • JAえちご上越 関山支店
  • 関山郵便局
  • 妙高警察署関山駐在所
  • 妙高診療所
  • 妙高ふれあいパーク
  • 関山神社[10]
  • 妙高市立妙高小学校
  • 妙高市立妙高中学校
関・燕温泉周辺
その他

バス路線

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駅前の関山駅停留所からは以下の路線バス乗合タクシーが運行されている[11]。また、下記以外にも特定非営利活動法人によるコミュニティバス会員制バス[12]や冬季限定でスキー場のシャトルバス[13]が運行されている。

2020年2月時点での情報を示す。

  • 妙高市市営バス(ぶらっと妙高山麓周遊バス)[14]
    • D 妙高山麓線:アパリゾート上越妙高 / 苗名滝 ※冬季は道路通行止のため運休。
    • E 関・燕温泉線:関・燕温泉
  • 乗合タクシー[15]

その他

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  • 当駅周辺は世界有数の豪雪地帯である。1946年(昭和21年)1月17日に日降雪量210cm(国鉄による観測。山岳を除く非公式記録としては世界1位)を記録している。
  • JR時代の駅スタンプは『霊山妙高と温泉のまねく駅』(シヤチハタ式)であった。現在は『霊山妙高仰ぎ修験者の火まつり 関山神社』が設置されている。

隣の駅

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えちごトキめき鉄道
妙高はねうまライン
快速(土休日のみ運転、臨時列車扱い)・普通
妙高高原駅 - 関山駅 - 二本木駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 鉄道友の会新潟支部(監修)『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、240頁。ISBN 978-4-86132-606-6 
  2. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、20頁。 
  3. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 11号 信越本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年9月20日、20,25頁。 
  4. ^ a b c 関山駅の駅員無配置駅(無人駅)化について”. えちごトキめき鉄道 (2023年11月2日). 2023年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月2日閲覧。
  5. ^ ラッセル車も埋没、不通の信越線『東京日日新聞』昭和2年2月10日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p350-351 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  6. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、581頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 『「関山駅」28日に開業 スイッチバック消える 信越線』昭和60年10月25日読売新聞朝刊19面にいがた第二県版
  8. ^ えちごトキめき鉄道が台湾鉄路管理局と「関山駅姉妹駅協定」を締結しました。”. えちごトキめき鉄道 (2017年12月1日). 2018年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月8日閲覧。
  9. ^ えちごトキめき鉄道営業案内”. web.archive.org. えちごトキめき鉄道株式会社 (2015年4月2日). 2019年6月29日閲覧。
  10. ^ a b c d 並行在来線沿線を巡る 関山駅の紹介(えちごトキめき鉄道だより 第5号)”. 糸魚川市 (2013年10月12日). 2020年2月14日閲覧。
  11. ^ 妙高市内の公共交通機関情報(バス・電車・タクシー)”. 妙高市. 2020年2月14日閲覧。
  12. ^ コミュニティバス事業”. NPO法人 ふるさとづくり妙高. 2019年6月29日閲覧。
  13. ^ 妙高エリアを繋ぐ便利な交通網、バス便を使いこなそう! - SURF&SNOW.2019年6月29日閲覧。
  14. ^ 妙高市市営バス - 妙高市.2020年2月14日閲覧。
  15. ^ 上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 2023年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月28日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
  16. ^ 平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  17. ^ 平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  18. ^ 平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  19. ^ 2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  20. ^ 2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
  21. ^ 2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
  22. ^ 2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
  23. ^ 2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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