関山駅
関山駅 | |
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駅舎(2022年5月) | |
せきやま Sekiyama | |
◄妙高高原 (6.4 km) (7.7 km) 二本木► | |
所在地 | 新潟県妙高市大字関山[1][2] |
所属事業者 | えちごトキめき鉄道[1] |
所属路線 | ■妙高はねうまライン[1] |
キロ程 |
6.4 km(妙高高原起点) 長野から43.7 km |
電報略号 | セキ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1][2] |
乗車人員 -統計年度- |
95人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1886年(明治19年)8月15日[* 1][1][3][2] |
備考 | |
関山駅(せきやまえき)は、新潟県妙高市大字関山にある、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの駅である[1]。
概要
[編集]妙高市妙高地区に位置する駅で、1985年(昭和60年)秋まではスイッチバック式であった[1]。
東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅であったが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸に際し、並行在来線として経営分離され、えちごトキめき鉄道へ移管された。
歴史
[編集]- 1886年(明治19年)8月15日:官設鉄道直江津 - 当駅間開通時に終着駅として開設[1][2][3]。
- 1888年(明治22年)5月1日:当駅 - 長野間延伸。
- 1927年(昭和2年)2月8日:大雪(昭和2年豪雪)のため301列車が立往生。地域の青年団や消防組員により炊き出しが行われる[5]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物取扱廃止[6]。
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 2015年(平成27年)3月14日:北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間延伸に伴い、えちごトキめき鉄道へ移管。
- 2017年(平成29年)11月10日:台湾鉄路管理局台東線関山駅と姉妹駅協定を締結[8]。
- 2023年(令和5年)12月1日:終日無人駅化[4]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路西側にある駅舎西側とホーム間は跨線橋で連絡している。
無人駅。自動券売機が設置されている[4]。無人駅化される前は、直営駅で、窓口や有人改札口が設置されていた[9]。また、窓口では乗車券のほかにもオリジナルグッズを取り扱っていた。
コンコースにはこの他、自動販売機や化粧室等が設置されている。駅舎南側は2階建てとなっており、待合室は「駅舎サロン&画廊」として近隣住民らがボランティアで運営を手掛けている。1階は喫茶室、2階は画廊となっており、絵画や写真等が展示されている[10]。
移管前はJR東日本新潟支社が管理しており、業務委託駅(ジェイアール新潟ビジネス受託)で、直江津駅が管理していた。出札窓口にはみどりの窓口のマルス端末が設置されていたが、移管に際して運用を終了した。なお、妙高はねうまライン内で移管前にみどりの窓口が設置されていた6駅のうち、当駅以外の5駅では全国JR線乗車券類を発売するサービスが継続されたが、当駅は対象外となった。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■妙高はねうまライン | 下り | 新井・上越妙高・高田・直江津方面 |
2 | 上り | 妙高高原方面 |
-
改札口(2021年10月)
-
ホーム(2022年5月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は95人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。なお、2000年度(平成12年度) - 2014年度(平成26年度)の統計はJR東日本時代のものである。また、2014年度(平成26年度)の統計は非公表である。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 287 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 278 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 269 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 269 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 257 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 246 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 237 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 234 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 227 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 192 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 190 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 191 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 174 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 179 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 非公表 | |
2015年(平成27年) | 154 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 153 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 142 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 130 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 125 | [利用客数 20] |
2020年(令和 | 2年)103 | [利用客数 21] |
2021年(令和 | 3年)96 | [利用客数 22] |
2022年(令和 | 4年)93 | [利用客数 23] |
2023年(令和 | 5年)95 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]- 駅周辺
- 関・燕温泉周辺
- その他
- 妙高サンシャインランド
- アパリゾート上越妙高[1]
- 全日本ウィンタースポーツ専門学校
- 国際自然環境アウトドア専門学校
バス路線
[編集]駅前の関山駅停留所からは以下の路線バス・乗合タクシーが運行されている[11]。また、下記以外にも特定非営利活動法人によるコミュニティバス(会員制バス)[12]や冬季限定でスキー場のシャトルバス[13]が運行されている。
2020年2月時点での情報を示す。
- 妙高市市営バス(ぶらっと妙高山麓周遊バス)[14]
- D 妙高山麓線:アパリゾート上越妙高 / 苗名滝 ※冬季は道路通行止のため運休。
- E 関・燕温泉線:関・燕温泉
- 乗合タクシー[15]
- 90 関山ルート:新井バスターミナル
その他
[編集]- 当駅周辺は世界有数の豪雪地帯である。1946年(昭和21年)1月17日に日降雪量210cm(国鉄による観測。山岳を除く非公式記録としては世界1位)を記録している。
- JR時代の駅スタンプは『霊山妙高と温泉のまねく駅』(シヤチハタ式)であった。現在は『霊山妙高仰ぎ修験者の火まつり 関山神社』が設置されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 鉄道友の会新潟支部(監修)『新潟県鉄道全駅 増補改訂版』新潟日報事業社、2015年6月30日、240頁。ISBN 978-4-86132-606-6。
- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、20頁。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 11号 信越本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年9月20日、20,25頁。
- ^ a b c “関山駅の駅員無配置駅(無人駅)化について”. えちごトキめき鉄道 (2023年11月2日). 2023年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月2日閲覧。
- ^ ラッセル車も埋没、不通の信越線『東京日日新聞』昭和2年2月10日夕刊(『昭和ニュース事典第1巻 昭和元年-昭和3年』本編p350-351 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、581頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『「関山駅」28日に開業 スイッチバック消える 信越線』昭和60年10月25日読売新聞朝刊19面にいがた第二県版
- ^ “えちごトキめき鉄道が台湾鉄路管理局と「関山駅姉妹駅協定」を締結しました。”. えちごトキめき鉄道 (2017年12月1日). 2018年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月8日閲覧。
- ^ “えちごトキめき鉄道営業案内”. web.archive.org. えちごトキめき鉄道株式会社 (2015年4月2日). 2019年6月29日閲覧。
- ^ a b c d “並行在来線沿線を巡る 関山駅の紹介(えちごトキめき鉄道だより 第5号)”. 糸魚川市 (2013年10月12日). 2020年2月14日閲覧。
- ^ “妙高市内の公共交通機関情報(バス・電車・タクシー)”. 妙高市. 2020年2月14日閲覧。
- ^ “コミュニティバス事業”. NPO法人 ふるさとづくり妙高. 2019年6月29日閲覧。
- ^ 妙高エリアを繋ぐ便利な交通網、バス便を使いこなそう! - SURF&SNOW.2019年6月29日閲覧。
- ^ 妙高市市営バス - 妙高市.2020年2月14日閲覧。
- ^ “上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “2023年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月28日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年5月27日閲覧。
- ^ “平成27年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2016年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成28年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2017年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “平成29年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2018年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2019年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2019年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2020年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月17日閲覧。
- ^ “2020年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2021年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- ^ “2021年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2022年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月8日閲覧。
- ^ “2022年度の乗車状況”. えちごトキめき鉄道. 2024年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 関山駅 - えちごトキめき鉄道
- 駅周辺地域活性化ビジョン(妙高市)(2019年11月9日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 妙高市観光情報INDEX - 妙高市