関田康雄
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関田 康雄 せきた やすお | |
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生年月日 | 1959年12月13日(65歳) |
出生地 | 日本・長野県上田市 |
出身校 |
長野県長野高等学校 東京大学理学部地球物理学科 東京大学大学院理学系研究科地球物理学修士課程 |
気象庁長官 | |
在任期間 | 2019年4月1日 - 2021年1月5日 |
関田 康雄(せきた やすお、1959年〈昭和34年〉[1]12月13日[2] - )は、日本の国土交通技官。第26代気象庁長官を務めた。
経歴
[編集]長野県上田市で生まれる[3]。長野県長野高等学校を経て[4][2]、東京大学理学部地球物理学科を卒業[2]。1984年3月[5]、東京大学大学院理学系研究科地球物理学修士課程を修了[6][2]。
国家公務員採用上級甲種試験(物理)に合格して[5]、1984年(昭和59年)4月に気象庁に入庁し、地震火山部地震津波監視課長、地震火山部管理課長、総務部企画課長、大阪管区気象台長、地震火山部長、予報部長などを歴任する。
2010年(平成22年)、地震火山部地震津波監視課長を務めていた際、2月27日に南米チリ沿岸で発生したチリ地震を受けて「大津波警報」を発表した。しかし、同年3月1日に「予測が少し過大だった」と述べ、警報・注意報が長引いたことを記者会見で謝罪した[7]。
2019年(平成31年)4月1日、気象庁長官に就任する[1][6]。
2021年(令和3年)1月5日、後任となる長谷川直之の長官就任に伴い、退任[8]。
年表
[編集]基本的な出典[2]
- 1984年 4月:気象庁入庁(仙台管区気象台技術部観測課)
- 1986年気象研究所地震火山研究部第二研究室研究官 3月:
- 1989年国土庁防災局震災対策課調査係長 4月:
- 1992年 4月:気象庁地震火山部地震火山業務課技術係長
- 1994年
- 4月:気象庁地震火山部地震津波監視課主任技術専門官
- 10月:気象庁地震火山部地震津波監視課調査官
- 2000年福岡管区気象台技術部地震火山課長 4月:
- 2002年 4月:気象庁総務部企画課長補佐
- 2005年 4月:気象庁地震火山部管理課地震情報企画官
- 2007年仙台管区気象台技術部長 4月:
- 2009年 4月:気象庁地震火山部地震津波監視課長
- 2010年 4月:気象庁地震津波部管理課長
- 2011年 1月:気象庁総務部企画課長
- 2013年大阪管区気象台長[9] 4月 1日:
- 2014年[10] 3月25日:気象庁地震火山部長
- 2016年[11] 4月 1日:気象庁予報部長
- 2019年気象庁長官[12] 4月 1日:
- 2021年[13][14] 1月 5日:気象庁長官を退任
脚注
[編集]- ^ a b "vol.9天気予報は「ニッポンの未来予報」!". Grasp. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b c d e 米盛康正 2020, 508頁.
- ^ 「毎日フォーラム・霞が関ふるさと記長野県(下)」毎日新聞2015年10月9日 10時00分
- ^ "東京長高会メールマガジン2010 / 12". 東京長高会. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b "関田康雄 気象庁長官の略歴書→令和3年1月5日,依願退官した。" (PDF). 山中理司. 2021年4月5日閲覧。
- ^ a b "気象庁長官に関田氏". 朝日新聞デジタル. 2020年7月7日閲覧。
- ^ "気象庁、大津波警報に「予測が過大だった」と謝罪". AFP通信. 2020年7月7日閲覧。
- ^ "気象庁長官に長谷川氏". 朝日新聞デジタル. 2020年12月28日閲覧。
- ^ "気象庁人事異動 平成25年4月1日付" (PDF). 気象庁. 2021年3月14日閲覧。
- ^ "気象庁人事異動 平成26年3月25日付" (PDF). 気象庁. 2021年3月14日閲覧。
- ^ "気象庁人事異動 平成28年4月1日付" (PDF). 気象庁. 2021年3月14日閲覧。
- ^ "国交省人事異動(第23号)平成31年4月1日付" (PDF). 国土交通省. 2020年9月17日閲覧。
- ^ "気象庁人事異動 令和3年1月5日付" (PDF). 気象庁. 2021年3月14日閲覧。
- ^ "気象庁長官に長谷川氏". 朝日新聞デジタル. 2020年12月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 時評社『国土交通省名鑑ー2020年版』米盛康正、2020年。
官職 | ||
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先代 橋田俊彦 |
気象庁長官 2019年 - 2021年 |
次代 長谷川直之 |