森隆志
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森 隆志 もり たかし | |
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気象庁長官就任会見での森隆志 | |
生年月日 | 1964年1月12日(60歳)[1] |
出生地 | 日本・福井県福井市[2][3] |
出身校 |
福井市宝永小学校[4] 福井市進明中学校[4] 福井県立藤島高等学校[2][3] 東京大学理学部[5] |
在任期間 | 2024年1月17日[6] - 現職 |
在任期間 | 2023年1月5日[7] - 2024年1月17日[6] |
森 隆志(もり たかし、1964年〈昭和39年〉1月12日[1] - )は、日本の運輸・国土交通技官。
来歴
[編集]福井県福井市出身[2][3]。福井市宝永小学校[4]、福井市進明中学校[4]、福井県立藤島高等学校[2][3]を経て、東京大学理学部地球物理学科を卒業[4]。1988年(昭和63年)、気象庁に入庁[4]。気象庁の志望動機について森は「雪が好きで、小学生の時から気象台に入りたかった」とし、小学校高学年の頃からNHKラジオ第2放送の気象通報を聞きながら天気図を書いたり、「どうやったら気象台に入れるか」と福井地方気象台に電話をすることもあったという[8]。
入庁後、札幌管区気象台技術部長[9]、総務部航空気象管理官[10]、観測部気象衛星課長[11]、同部計画課長[12]、総務部企画課長[13]などを歴任。気象衛星課長在任中、ひまわり8号の打ち上げを担当[4]。阪神・淡路大震災発生時には国土庁防災局の地震担当の係長として対応にあたった[14]。
2019年(平成31年)4月1日、大阪管区気象台長に就任[15]。
2020年(令和2年)4月1日、地震火山部長に就任[16]。
2022年(令和4年)4月1日、大気海洋部長に就任[17]。
2023年(令和5年)1月5日、気象防災監に就任[7]。在任中、同年7月に発生した秋田県の大雨に際し、長官代理として内閣総理大臣官邸で岸田文雄首相に大雨の概要を説明した[4]。
2024年(令和6年)1月17日、気象庁長官に就任[6]。当初は1月10日付で就任する予定だったが、能登半島地震への対応を優先するため延期となっていた[18]。
人物
[編集]- 気象防災監時点で内閣総理大臣官邸から1キロメートルの距離にある宿舎に居住しており、すぐに駆けつけられるように電動自転車のタイヤの空気圧やバッテリー残量を常にチェックしているという[14]。
- 2004年に発生した福井豪雨では、帰省先の実家で被災しており、実家は床下浸水の被害を受けた[14]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 政官要覧社 2023, 1092頁.
- ^ a b c d “毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 福井県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2017年9月8日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c d “毎日フォーラム・霞が関人物録 福井県”. 毎日新聞デジタル (毎日新聞社). (2023年2月10日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “気象庁長官に福井県出身の森隆志氏 政府が人事了承、1月に防災監から昇格へ”. 福井新聞ONLINE (福井新聞社). (2023年12月23日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ “気象庁長官に森氏 1月10日付”. 交通新聞電子版 (交通新聞社). (2023年12月26日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c 『人事異動』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2024年1月17日、1頁 。2024年1月18日閲覧。
- ^ a b 『人事異動』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2023年1月5日、1頁 。2024年1月6日閲覧。
- ^ “「線状降水帯の予測、県単位の発表目指す」気象庁大気海洋部・森隆志部長に聞く 台風は3日先の進路予測の誤差を半分に”. 福井新聞ONLINE (福井新聞社). (2022年9月19日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ 『官報 平成24年号外第118号40頁 人事異動 気象庁』(プレスリリース)国立印刷局、2015年5月20日。
- ^ 『官報 平成25年本紙第6070号8頁 人事異動 気象庁』(プレスリリース)国立印刷局、2013年6月19日。
- ^ 『官報 平成26年本紙第6294号6頁 人事異動 気象庁』(プレスリリース)国立印刷局、2014年5月22日。
- ^ 『官報 平成27年号外第112号12頁 人事異動 気象庁』(プレスリリース)国立印刷局、2015年5月20日。
- ^ “人事、気象庁”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2017年4月1日) 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c “気象庁新長官の森隆志氏…どんな人物? 福井出身、「週1で自転車タイヤの空気圧を確認」”. 福井新聞ONLINE (福井新聞社). (2024年1月9日) 2024年1月18日閲覧。
- ^ 『人事異動』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2019年4月1日、1頁 。2024年1月6日閲覧。
- ^ 『人事異動』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2020年4月1日、1頁 。2024年1月6日閲覧。
- ^ 『人事異動』(PDF)(プレスリリース)気象庁、2022年4月1日、1頁 。2024年1月6日閲覧。
- ^ “気象庁長官の交代延期 国交省、能登半島地震の対応優先”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2024年1月9日) 2024年1月18日閲覧。
参考文献
[編集]- 『政官要覧 令和5年春号』政官要覧社、2023年3月7日。
官職 | ||
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先代 大林正典 |
気象庁長官 第29代:2024年 - |
次代 現職 |
先代 大林正典 |
気象庁気象防災監 第4代:2023年 - 2024年 |
次代 野村竜一 |
先代 大林正典 |
気象庁大気海洋部長 2022年 - 2023年 |
次代 野村竜一 |
先代 土井恵治 |
気象庁地震火山部長 2020年 - 2022年 |
次代 野村竜一 |
先代 竹内義明 |
気象庁大阪管区気象台長 2019年 - 2020年 |
次代 木俣昌久 |