関西国際空港エネルギーセンター
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関西国際空港エネルギーセンター(かんさいこくさいくうこうエネルギーセンター)は大阪府田尻町にある関西電力の火力発電所。
概要
[編集]1993年11月に1号機が運転を開始、2号機までが建設された。
旅客機用ジェットエンジンを元に作られた2基のガスタービンで、天然ガス(都市ガス)を燃焼して発電され、空港島内の変電所に送電される。灯油でも発電可能な設計にしており、エネルギーセンター内に7日間分の備蓄を確保している。また、発電時の排熱で蒸気を発生させ、空港内の冷暖房に使用されている(コジェネレーションの項参照)。
関西国際空港内に立地する。同空港で消費される電力は、関西国際空港連絡橋にある送電線と、同センターでの発電でまかなわれる。同センターでの発電能力で、通常時の空港での消費電力を十分カバーできるが、普段は空港島の全消費電力の約34%分の電力を供給している。
2023年12月、2026年3月31日をもって廃止される予定であると発表された。[1]
発電設備
[編集]- 総出力:4万kW[2]
- 1号ガスタービン
- 発電方式:ガスタービン発電方式
- 定格出力:2万kW
- 使用燃料:都市ガス、灯油
- 営業運転開始:1993年(平成5年)11月
- 2号ガスタービン
- 発電方式:ガスタービン発電方式
- 定格出力:2万kW
- 使用燃料:都市ガス、灯油
- 営業運転開始:1993年(平成5年)11月
出典
[編集]- ^ “姫路第一発電所ガスタービン1、2号機と関西国際空港エネルギーセンター1、2号機の廃止”. 関西電力株式会社. 2024年9月4日閲覧。
- ^ 関西国際空港エネルギーセンター 関西電力
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 関西電力
- 関空探検隊が行く|関西電力エネルギーセンター 関西国際空港