阿古屋野トンネル
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概要 | |
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位置 | 富山県黒部市 |
現況 | 供用中 |
所属路線名 |
黒部市道山田浦山線 (旧・新川広域農道) |
起点 | 富山県黒部市阿古屋野 |
終点 | 同上 |
運用 | |
建設開始 | 1989年(平成元年)9月28日 |
開通 | 1992年(平成4年)11月24日 |
通行対象 | 自動車・歩行者 |
技術情報 | |
全長 | 495 m |
道路車線数 | 2車線 |
高さ | 6.40 m |
幅 | 車道6.5 m、歩道1.5 m、監査廊0.75 m |
勾配 | 0.5 % |
阿古屋野トンネル(あこやのトンネル)は、富山県黒部市阿古屋野にある黒部市道山田浦山線(旧・新川広域農道)のトンネルである[1]。
概要
[編集]阿古屋野丘陵の下を潜り抜けるトンネルである[2]。1989年(平成元年)9月27日に佐藤工業、桜井建設共同企業体と契約し、同年9月28日から1992年(平成4年)6月30日の工期にて着工した[3]。1990年(平成2年)11月30日には当初予定より早くトンネルが貫通し[4]、1992年(平成4年)11月24日に完工、開通式が執り行われた。総事業費は約15億3,000万円[2]。
トンネルの名称は、当初吾妻野台地を通過するルートであったことから、『吾妻トンネル』と呼称していたが、黒部市からの強い要望と阿古屋野台地を掘り抜くことから、1989年度から阿古屋野トンネルに改名している[5]。
始点および終点の両坑門には、黒部市の名水の里をイメージしたタイルモザイクが施されている[4]。
諸元
[編集]- トンネル長 - 495.00 m[6]
- 幅員 - 9.75 m(車道6.50 m、歩道1.50 m、監査廊0.75 m)[6]
- 内空高 - 路面上6.40 m[6]
- 縦團勾配 - 0.5 %[6]
- 横断勾配 - ±1.5 %[6]
- 平面線形 - 直線[6]
- 覆工 - コンクリート巻立、厚0.30 - 0.60 m[6]
- 舗装 - 鉄網入コンクリート[6]
脚注
[編集]- ^ 熊の目撃について(Gaccom安全ナビ、2016年9月15日)
- ^ a b 『北日本新聞』1992年11月24日付朝刊18面『阿古屋野トンネルが完成 黒部の新川スーパー農道』より。
- ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、89頁。
- ^ a b 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、91頁。
- ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、85頁。
- ^ a b c d e f g h 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、25頁。