あがわ医院
あがわ医院 | |
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情報 | |
正式名称 | あがわ医院 |
標榜診療科 | 内科、神経内科、アレルギー科、小児科、心療内科、外科、リハビリテーション科 |
開設者 | 阿川茂 |
管理者 | 阿川茂 |
開設年月日 | 1997年(平成9年) |
所在地 |
〒517-0603 |
位置 | 北緯34度16分52.9秒 東経136度53分16.4秒 / 北緯34.281361度 東経136.887889度 |
二次医療圏 | 南勢志摩(伊勢志摩サブ) |
PJ 医療機関 |
あがわ医院(あがわいいん)は三重県志摩市にある個人経営の医療機関および院長の阿川 茂(あがわ しげる、1956年 - )のタレントとしての通名である。
医療機関
[編集]医療機関としてのあがわ医院は、三重県志摩市にある、内科を専門診療科目とする診療所である。
- 所在地:三重県志摩市大王町船越1066番地⇒三重県志摩市大王町波切1210番地[1]
- 診療科目:内科・小児科・アレルギー科・リハビリテーション科・外科
- 休診日:日曜日(祝日は開所)
- 保険医療機関、特定検診診査機関[2]・特定保健指導機関[2]・予防接種協力医療機関[3]・志摩医師会加盟
- 院長自作のペンシル画が飾られている。
沿革
[編集]1997年、あがわ医院を大王町船越で開業[4]。2013年(平成25年)1月に大王町波切に移転した[4]。
交通
[編集]人物
[編集]あがわ医院 | |
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出生名 | 阿川茂 |
生誕 | 1956年 |
出身地 | 日本 島根県 |
学歴 | 島根大学 |
ジャンル | J-POP |
職業 | 歌手、シンガーソングライター |
活動期間 | 2002年 - |
あがわ医院の本業は医師(内科医)である[4]。このほかに、作詞家・作曲家・歌手・画家・講師・随筆家として「7足のわらじ」[注釈 1][5]で活動する。
来歴
[編集]1956年(昭和31年)、島根県に生まれ、島根県立大社高等学校を卒業[6]。初めは京都大学農学部に入学するも中退、島根医科大学(現島根大学)医学部に入り直し、1982年(昭和57年)に卒業する。
その後、島根医科大学の解剖学助手を経て、臨床医に転身する。1989年(平成元年)には三重県志摩郡(現:志摩市)の大王町国民健康保険大王病院(現:国民健康保険志摩市民病院)副院長に着任する[4]。そして、1997年(平成9年)に「あがわ医院」を開設する[4]。
本人のブログによると、三重県志摩市に来たのは上司の命令であり、2、3年程度の赴任を考えていたが、地域の人との交流を通して、志摩に定住するようになったという[7]。この頃、妻子は岡山県に居住しており、娘とは月2、3回程度しか会えなかった[4]。
診察の中で心のケアの必要性を感じ、音楽療法を始める。その経験から2002年(平成14年)にはプロの歌手として「ガンバレ!日本2002」でデビューを果たす。現在は医師としての業務の傍ら、さまざまな分野で「いやし」に挑戦している。
四女が作詞し、あがわ医院が作曲した「Darkness〜心の闇」が2014年(平成26年)に平成琴姫にカバーされ、4月21日のオリコン週間総合ランキングで13位に入り、5月からはカラオケで配信されることとなった[4]。また、あがわ医院も徳間ジャパンコミュニケーションズから「ガンバレ!日本〜永遠に♥」を発売し、これまでの自主制作ではなく、日本全国にデビューした[8]。
音楽療法
[編集]あがわ医院の音楽療法は、自作の楽曲を診察中に流すという、ユニークなものである。
音楽療法を始めたきっかけは、診察に来る高齢者が内科の病気に加え、うつ病や不安神経症を併発しているケースが多く、心のケアを感じたことによる。
2001年(平成13年)頃より開始した、音楽療法は功を奏し、地元の高齢者には熱狂的なファンも存在するという。また、この経験はのちの歌手デビューにつながった。
ディスコグラフィー
[編集]シングル
[編集]- 1st ガンバレ!日本2002(2002.3.21、vapレコード、VPDC-20887)[9]
- 1.ガンバレ!日本2002
- 2.ガンバレ!日本2002(オリジナルカラオケ)
- 3.愛の若草物語
- 4.愛の若草物語(オリジナルカラオケ)
アルバム
[編集]- 1st あがわ医院ベストCDアルバム・それでしあわせ(2005、徳間ジャパン)[10]
- 表題作「それでしあわせ」を含む7曲を収録。
- 2nd ??
- 3rd よくなるよ(2012.1、自主制作500枚限定)[11]
- 4th ガンバレ!日本〜永遠に♥(2014.4.9、徳間ジャパン、TKCA-74058)[12]
- 1.ガンバレ!日本
- 2.日にち薬
- 3.それでしあわせ
- 4.Darkness〜心の闇
- 5.お天気の通りに
- 6.いつも春なの
- 7.あの空の向こう
- 8.夢を乗せて
- 9.よくなるよ
未収録作品
[編集]著書
[編集]- 『明日へのクスリ-困ったときに見る特効薬』(発刊:2006年11月15日、文芸社、ISBN 4-286-01961-6 )
- 『ガンバレ!日本、程々に 疲れたら休んでいいんだよ』(発刊:2007年11月30日、近代文芸社、ISBN 978-4-7733-7532-9 )
個展
[編集]出演
[編集]マスメディア
[編集]講演
[編集]- 「輝いて生きる人生の処方箋―七足のわらじで癒しに挑戦」(2008年(平成20年)5月17日、「看護の日」記念行事、三重県総合文化センター)[16]
- 「平成病とは?〜7足のわらじで"いやし"に挑戦〜」(2009年(平成21年)6月4日、社団法人愛知県看護協会平成21年度第1回通常総会、名古屋市公会堂)[17]
- 癒しの講演会「輝いて生きる!7足のわらじで“いやし”」(2011年(平成23年)11月20日、御浜町役場3階くろしおホール)[18]
- 「心も身体も健康祈る!〜たった一度の人生だから」(2014年(平成26年)8月13日、大社高校いなさ会総会)[19]
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 本人による表現。当初は「5足」であったが、後に講師と随筆家が追加され、「7足」になった。
出典
[編集]- ^ 平成25年2月22日 三重県告示第94号、同第103号
- ^ a b 特定検診診療機関一覧|志摩市【特定検診&メタボの大辞典】
- ^ 伊勢保健福祉事務所/予防接種協力医療機関(志摩管内)
- ^ a b c d e f g 丸山崇志 (2014年7月12日). “【三重】9曲収録「歌って元気になって」“歌う医師” 4枚目CD”. 中日看護師の卵ナビ. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
- ^ ガンバレ!日本、程々に: 紀伊國屋書店BookWeb
- ^ お金にならぬことを…(あがわ医院のブログより、2009年10月3日付)
- ^ 二、三年のつもりが…(あがわ医院公式ブログより、2009年5月2日付)
- ^ “歌う医師、全国デビュー!!”. 中村和男 (2014年10月10日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
- ^ ガンバレ!日本2002 - あがわ医院 - CDvds音楽好きな人たちのための音楽情報サイト
- ^ みえの本 No.218(地域資料コーナー)(三重県立図書館サイト内)
- ^ a b c 飯田竜司 (2012年1月20日). “歌う開業医が新作CD発表 三重・志摩の阿川さん”. つなごう医療 中日メディカルサイト. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
- ^ “ガンバレ!日本〜永遠に♥”. 徳間ジャパン. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
- ^ せやねん!
- ^ 音楽療法:中京テレビ
- ^ ミニ企画:歌うドクター 赤ひげ先生
- ^ “看護の日の記念行事「みえ・看護のつどい」三重・津市”. MSN産経ニュース (2008年5月6日). 2016年7月11日閲覧。 “Internet Archiveによる2008年7月25日現在のアーカイブページ。”
- ^ 平成21年度第1回通常総会
- ^ “東紀州ほっとネット くまどこ:イベントカレンダー”. 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
- ^ “★2014年8月13日(水)大社高校いなさ会総会 心も身体も健康祈る!〜たった一度の人生だから” (2014年7月20日). 2016年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。
参考文献
[編集]- あがわ医院(志摩医師会サイト内)
- 書籍詳細:明日へのクスリ - 文芸社
- ミニ企画:歌うドクター 赤ひげ先生
外部リンク
[編集]- あがわ医院が送る『心のくすり』 - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - 本人によるブログ