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阿部嘉昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

阿部 嘉昭(あべ かしょう、1958年8月2日[1] - )は、日本の映画サブカルチャー評論家詩人北海道大学名誉教授[2](北海道大学文学院の教授だったが、2024年3月末で定年退官)。2024年4月より京都情報大学院大学教授[3]

経歴

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東京都大田区堤方(現中央8丁目)に生まれる。

1971年、中学校入学。中学時代の詩作は「ボブ・ディラン崩れや鈴木翁二崩れのよう」だったと振り返っている[4]

神奈川県立湘南高等学校卒業。

1977年4月、慶應義塾大学法学部法律学科入学。7月、町田市に引越し。1982年3月に慶應義塾大学法学部卒業[1]

オーディオ・ビデオ業界紙の編集者の後、1985年編集プロダクション「ジャックポット」入社[1]。様々な媒体でビデオ紹介のページを担当する。

1986年、西友に入社[1]し、映画の制作、企画、宣伝に携わる。

1990年キネマ旬報社入社[1]

1994年に退社後、フリーの映画評論家や大学の非常勤講師として活動[1]

1999年より立教大学にて講義を行う[1]

2002~2003年、日本大学芸術学部放送学科にて講義を行う。

2005~2006年、早稲田大学第二文学部で講義を行う。

2007年立教大学特任教授[1]。同年5月、mixi上で日記を書き始める。

2012年北海道大学文学研究科准教授[1]。専攻は映画・サブカルチャー研究、詩歌論。

2014年、詩集『ふる雪のむこう』で第48回北海道新聞文学賞受賞[5]

2015年、詩論集『換喩詩学』で第6回鮎川信夫賞を受賞[6]

2017年8月、杉中昌樹編集「ポスト戦後詩ノート7号」で、詩人、詩論家として全頁特集が組まれた。

2019年3月、北海道大学への博士論文「黒沢清、映画のアレゴリー」により博士(文学)の学位取得[7]

2019年4月より、北海道大学文学院教授[1][8]

著書

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共著

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関連人物

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j https://www.hokudai.ac.jp/pr/pdf/jihou_24_3.pdf
  2. ^ https://www.let.hokudai.ac.jp/book/author/abe-casio
  3. ^ https://www.kcg.edu/faculty/professor/c-abe
  4. ^ http://abecasio.s23.xrea.com/
  5. ^ https://www.let.hokudai.ac.jp/news/6772
  6. ^ https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02H8P_S5A300C1CR8000/
  7. ^ https://cir.nii.ac.jp/crid/1110566854279028224
  8. ^ https://syllabus01.academic.hokudai.ac.jp/Syllabi/Public/Syllabus/SylDetail.aspx?lct_year=2023&lct_cd=000597&langMode=1

[脚注の使い方]

参考

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