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陶荒田神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
陶荒田神社
所在地 大阪府堺市中区上之1215
位置 北緯34度30分37秒 東経135度31分21秒 / 北緯34.51028度 東経135.52250度 / 34.51028; 135.52250 (陶荒田神社)座標: 北緯34度30分37秒 東経135度31分21秒 / 北緯34.51028度 東経135.52250度 / 34.51028; 135.52250 (陶荒田神社)
主祭神 高魂命
劔根命
八重事代主命
菅原道真
社格 式内社(小)
村社
創建 紀元前90年頃
本殿の様式 入母屋造
例祭 10月10日
地図
陶荒田神社の位置(大阪府内)
陶荒田神社
陶荒田神社
陶荒田神社 (大阪府)
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陶荒田神社(すえあらたじんじゃ)は、大阪府堺市中区上之に所在する神社で、和泉国大鳥郡の式内社。

須恵器(日本の陶器の祖)の発祥地に鎮座しており、別名、陶器大宮と呼ばれている。陶器のえびす様として有名で、1月の初戎祭には、技術・製造業・商売にかかわる業者達でにぎわう神社である。

祭神

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由緒

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崇神8年(紀元前90年)、崇神天皇により陶邑の大田の森(現在地)に住む太田田根子が神主として選ばれた。彼の祖霊を祀る目的で創建された神社が、当神社である。創建年は崇神8年前後であろうとされている。

当時大規模な疫病がはやり、国土が荒廃した。ある夜、大物主の神が崇神天皇の夢枕に立ち、太田田根子を神主に立てて自分を祀るなら、病を治めようと告げた。天皇は、茅渟県陶邑(ちぬのあがたすえむら)に太田田根子を探しあて、奈良の三輪山の神主として選び、大物主神を祀らせた。

名前の由来は、同じ陶邑の大田の森に住む「荒田直」(あれたのあたひ)にあやかってつけられた。荒田直は祭神である高魂命の直系の子孫だったとされている。

関連項目

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