青地四郎
表示
青地 四郎(あおち しろう、1878年(明治11年)7月4日[1][2] - 没年不明)は、日本の実業家[2]、資産家[3][4][5]、地主[6][7]、東京府多額納税者[6][8]。族籍は東京府平民[5][9]。
人物
[編集]東京生まれ[2]。東京府士族・青地伊三郎の長男[6]。青地伊一、青地多吉の兄[5][10]。祖父四郎左衛門の養子となり1883年、家督を相続する[6][7]。幼児より学問を好み物を整い理に敏く、近隣の人から「流石は名家の生まれ」と称揚される[2]。社会幾多の公共事業に尽くす[2]。
貴族院多額納税者議員選挙の互選資格を有する[1]。宗教は浄土宗[7]。趣味は旅行[7]。住所は東京市浅草区瓦町[2][5]、同市牛込区新小川町[3][6][7]。
家族・親族
[編集]- 青地家
- 祖父・四郎左衛門[2]
- 祖母(東京、松本喜兵衛の養子)[5]
- 父・伊三郎(旧金沢藩士[2][5][9]、東京府士族[6])
- 弟
- 妻・りん(1878年 - ?、山梨、小林七郎の長女)[6]
- 長男・四郎一郎(1898年 - ?)[6]
- 二男・四郎次郎(1909年 - ?)[5]
- 長女[6]
- 二女[5][9]
- 孫[6]
脚注
[編集]- ^ a b 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『浅草人物史』あ336、339頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ a b 『大衆人事録 第14版 東京篇』17頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』3頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第5版』あ32 - 33頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『人事興信録 第11版 上』ア64頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第14版 上』ア50 頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年5月6日閲覧。
- ^ 『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』附録 全国多額納税者 東京府4頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年2月17日閲覧。
- ^ a b c 『人事興信録 第7版』あ38頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年10月8日閲覧。
- ^ a b 『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』あ25頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年10月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 後藤三岳『浅草人物史』実業新聞社、1913年。
- 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
- 『全国五十万円以上資産家表 時事新報社第三回調査』時事新報社、1916年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 『全国貴族院多額納税者議員互選人名総覧』銀行信託通信社出版部、1932年。
- 交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937 - 1939年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。