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青木初夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青木初夫(あおき はつお、1936年4月8日 - 2022年4月11日)は、日本の実業家。元アステラス製薬株式会社代表取締役会長。

人物

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群馬県出身。群馬県立渋川高等学校を経て、1960年東京大学農学部農芸化学科を卒業。同校で1963年に農学修士、1972年に農学博士研究畑出身であるが、米国支社社長などを経て、1999年藤沢薬品工業の社長に就任。山之内製薬との合併に踏み切り、2005年アステラス製薬を誕生させた。

2022年4月11日膵臓がんのため死去[1][2]。86歳没。

職歴

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  • 1960年4月 藤沢薬品工業株式会社入社[1]
  • 1971年-1972年 米国シラキュース大学生物研究所留学
  • 1973年-1983年 中央研究所主任研究員
  • 1977年9月 東京大学 農学博士 論文の題は「新しいベータラクタム抗生物質・ノカルディシンAに関する研究」[3]
  • 1983年-1986年 探索研究所長
  • 1986年-1987年 医薬事業本部企画室部長
  • 1987年-1990年 研究開発総本部副本部長
  • 1987年-1990年 研究開発総本部国際開発本部長
  • 1988年6月 取締役就任[1]
  • 1990年-1992年 研究開発総本部長
  • 1993年1月 常務取締役就任[1]
  • 1993年1月 Chairman & CEO, Fujisawa USA, Inc. 就任
  • 1995年6月 代表取締役 専務取締役就任[1]
  • 1996年1月 医薬事業部長就任
  • 1999年6月 代表取締役社長就任[1]
  • 2000年6月 執行役員就任
  • 2005年4月 アステラス製薬株式会社代表取締役会長就任[1]
  • 2008年6月 同相談役就任[1]
  • 2010年6月 相談役制度廃止に伴い退任[1]

団体・公職歴

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  • 2004年5月 日本製薬工業協会会長就任
  • 2004年5月 日本製薬団体連合会副会長就任

賞罰

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  • 1988年4月 日本農芸化学会賞受賞[1]
  • 1996年11月 大阪府薬事功労者知事表彰[1]
  • 2004年5月 全国発明表彰・発明実施功績賞受賞[1]
  • 2009年11月 旭日重光章受章[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m アステラス製薬株式会社 元代表取締役会長 青木 初夫 訃報”. アステラス製薬 (2022年4月28日). 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ “青木初夫氏が死去 元藤沢薬品工業(現アステラス製薬)社長”. 日本経済新聞. (2022年4月28日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF28B2S0Y2A420C2000000/ 2022年4月29日閲覧。 
  3. ^ 博士論文書誌データベース
先代
藤山朗
藤沢薬品工業(現アステラス製薬)社長
1999年 - 2005年
次代
山之内製薬と合併)
先代
小野田正愛
アステラス製薬(旧山之内製薬)会長
2005年 - 2008年
次代
竹中登一