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青木進々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青木 進々(あおき しんしん、1934年[1] - 2002年7月31日)は、 グラフィックデザイナー、出版人、社会運動家。

東京出身。グラフィックデザイナーをへて、1984年グリーンピース出版会設立。1980年代後半から全国でアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の犠牲者らの遺品や写真を展示する「心に刻むアウシュヴィッツ展」を計110回開催。1988年ポーランド文化芸術功労賞受賞。1998年、パルチザン・元囚人らのオシフィエンチム受難記念保護委員会よりゴールドメダル受賞[2]。2000年に栃木県塩谷町でアウシュヴィッツ平和博物館を開き館長。しかし地権者の土地売却のため立ち退き。がんを宣告されながら福島県白河市での再建を目指していた[3]。2002年7月31日、食道癌のため死去[1]

著書

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  • 『アウシュヴィッツとその背景』グリーンピース出版会ブックレット 1990
  • 『アウシュヴィッツの子どもたち』グリーンピース出版会 2000

ほか。

青木進々没後の回顧書

翻訳

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  • イヴァニツカ・カタジナ,ドバス・マレク編『子どもの目に映った戦争 第二次世界大戦ポーランド』グリーンピース出版会 1987
  • 国立オシフィエンチム・ブジェジンカ博物館・グリーンピース出版会編集『アウシュヴィッツ収容所 写真ドキュメント』ボグスワフ・ピンドゥル共訳 グリーンピース出版会 1991

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.4
  2. ^ 『アウシュビッツの子どもたち』著者紹介
  3. ^ 青木進々氏死去 アウシュビッツ平和博物館館長 - 47news、2002年8月1日