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韓国FM放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

韓国FM放送は、かつて1971年から1980年まで大韓民国大邱広域市に存在した民放FMラジオ局である。

韓国FM放送
各種表記
ハングル 한국FM방송
漢字 韓国FM放送
発音 ハングク エフエム パンソン
日本語読み: かんこく えふえむ ほうそう
英語表記: BBC
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概略

[編集]

1971年慶尚北道大邱(テグ)市で開局。

略称は設立当時の局名であるボハン放送から”BBC”コールサインHLCB-FM

八公山(パルゴンサン)送信所から周波数89.7MHz出力1kW放送を開始。

●東洋放送との関係

 ・TBC東洋放送のFM局『東洋FM放送』(現在のKBS第2FM“Cool FM”)と提携した放送局。

  東洋放送としてはFM放送唯一の業務提携局だった。

 ・時報CMは、TBC-FMと同じスポンサーのサムスン電子。時報のチャイムもTBC-FMと同じものが流れていた。

●本社スタジオ

 ・1975年に、それまでの開局当時からのスタジオから大邱市東区泛魚洞(現在の寿城区泛魚洞)のビルに移転し、

  1980年の廃局まで放送が行われた。

●言論統廃合による廃局

 ・当時の全斗換(チョン・ドゥファン)政権によって施行された言論統廃合により、1980年11月30日(日曜日)24:00の放送終了とともに廃局。

  翌12月1日(月曜日)からはKBS大邱放送局(現在のKBS大邱放送総局)に統合、「KBS大邱FM」として放送を開始。

●KBS大邱放送局への統合後

 ・コールサインはKBS大邱放送局に統合後も、HLCB-FMを使用していたが、後にHLKG-FMに変更、出力も5kWに増力した。

  TBC-FM時代から放送され、統合後もKBS第2FMで放送されていた「正午のポップソング」のKBS大邱FM制作版も放送もされるなど、

  KBS統合後から2001年に行われた改編までは第1FMと第2FMの番組が混合ネットで放送されていた。(現在は第1FM・クラシックFMのネット)