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音楽殺人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『音楽殺人』
高橋ユキヒロスタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル KING RECORDS / SEVEN SEAS
プロデュース 高橋幸宏
チャート最高順位
高橋ユキヒロ アルバム 年表
サラヴァ!
1978年
音楽殺人
1980年
NEUROMANTIC
1981年
『音楽殺人』収録のシングル
  1. 「音楽殺人 (MURDERED BY THE MUSIC)」
    リリース: 1980年6月21日
  2. 「悲しきブルーカラーワーカー (BLUE COLOUR WORKER)」
    リリース: 1980年12月5日
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音楽殺人』 (おんがくさつじん、英語: MURDERED BY THE MUSIC)は、日本シンガーソングライタードラマーである高橋ユキヒロの2枚目のアルバム。

1980年6月21日キングレコードのSEVEN SEASレーベルからリリースされた。

作詞はクリス・モズデル、作曲は高橋のほかに、YMOのメンバーである細野晴臣坂本龍一が単独で作曲したものや、シーナ&ザ・ロケッツ鮎川誠との共作の楽曲も含まれ、ザ・ベンチャーズに提供した「スイミング・スクールの美人教師」(1980年)のセルフカバースプリームスの「STOP IN THE NAME OF LOVE」(1965年)のカバーが収録している。プロデューサーは高橋本人が担当した。

リリース

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1980年6月21日キングレコードのSEVEN SEASレーベルからLPレコードCTの2形態でリリースされた。

1985年7月21日に初CD化され、その後1992年11月21日1995年11月22日の2度CDの再リリースが続き、2005年3月24日には紙ジャケット仕様[2]2009年3月25日SHM-CD[3]としてリリースされた。

2021年11月24日ソニー・ミュージックダイレクトのALDELIGHTレーベルから「ユキヒロ×幸宏 EARLY 80s」の第1弾として、SA-CDハイブリッド[4]とLPレコードの2形態で、3枚目のアルバム『NEUROMANTIC』(1981年)と同時にリリースされた。リマスタリングは砂原良徳、アナログカッティングをバーニー・グランドマンがそれぞれ担当した[5]

批評

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的[3]

CDジャーナルは、「細野晴臣、坂本龍一のフル・サポートによる緻密なスタジオ・ワークと、斬新なアイディアは今聴いても新鮮。色あせない高品質のテクノ・ポップ作だ」と全体を通して肯定的な評価を下している[3]

収録曲

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A面
全編曲: 高橋ユキヒロ
#タイトル作詞作曲時間
1.SCHOOL OF THOUGHTクリス・モズデル坂本龍一
2.MURDERED BY THE MUSICクリス・モズデル高橋ユキヒロ鮎川誠
3.KID-NAP, THE DREAMERクリス・モズデル高橋ユキヒロ
4.I-KASU! 高橋ユキヒロ
5.RADIOACTIVISTクリス・モズデル高橋ユキヒロ
6.NUMBER FROM A CALCULATED CONVERSATIONクリス・モズデル高橋ユキヒロ
合計時間:
B面
全編曲: 高橋ユキヒロ。
#タイトル作詞作曲時間
7.BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL 高橋ユキヒロ
8.BLUE COLOUR WORKERクリス・モズデル細野晴臣
9.STOP IN THE NAME OF LOVEHolland-Dozier-HollandHolland-Dozier-Holland
10.MIRRORMANICクリス・モズデル高橋ユキヒロ
11.THE CORE OF EDENクリス・モズデル高橋ユキヒロ
合計時間:

曲解説

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A面

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  1. SCHOOL OF THOUGHT
  2. MURDERED BY THE MUSIC
  3. KID-NAP, THE DREAMER
  4. I-KASU!
  5. RADIOACTIVIST

B面

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  1. NUMBER FROM A CALCULATED CONVERSATION
  2. BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL
  3. BLUE COLOUR WORKER
  4. STOP IN THE NAME OF LOVE
  5. MIRRORMANIC
  6. THE CORE OF EDEN

参加ミュージシャン

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  • All Programing of Synthesizers and 'IRO IRO' Professed by 坂本龍一
  • Computer Operated by 松武秀樹
  • Vocal, Drums, Vocoder and Percussion by 高橋ユキヒロ
  • Synthesizer, Vocoder, Electric Piano and Acoustic Piano by 坂本龍一
  • Electric Guitar and ☆☆ by 大村憲司
  • Electric Bass, Acoustic Guitar and ☆A2, 3, 4, 5 by 細野晴臣

SCHOOL OF THOUGHT

MURDERED BY THE MUSIC

KID-NAP, THE DREAMER

  • Electric Guitar by 鮎川誠, 大村憲司
  • Electric Bass by 浅田猛
  • Organ by 坂本龍一
  • Background Vocals by Sandii, 久保田麻琴, Carmen C. Lopez, Jose M. Lopez

RADIOACTIVIST

  • Electric Guitar by 鮎川誠
  • Background Vocals by 東郷昌和

NUMBER FROM A CALCULATED CONVERSATION

  • Electric Guitar by 大村憲司
  • Synthesizer by 坂本龍一

BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL

  • Electric Guitar by 大村憲司, 立花ハジメ(Guitar Solo)
  • Drums and Bass by MC8

BLUE COLOUR WORKER

  • Background Vocals by Sheena

STOP IN THE NAME OF LOVE

  • Background Vocals by Sandii, 久保田麻琴, Carmen C. Lopez, Jose M. Lopez
  • Step Sound by 加藤和彦, 坂本龍一, 大村憲司, 高橋ユキヒロ

MIRRORMANIC

  • Electric Guitar by 大村憲司
  • Electric Bass by 細野晴臣
  • Synthesizer, Acoustic Piano by 坂本龍一

THE CORE OF EDEN

  • Electric Guitar by 大村憲司
  • Electric Bass by 細野晴臣
  • Synthesizer, Acoustic Piano by 坂本龍一

リリース履歴

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No. 日付 国名 レーベル 規格 規格品番 備考
1 1980年6月21日 日本の旗 日本 KING RECORDS / SEVEN SEAS LP SKS-1050 初回特典としてブルーのカラーレコード仕様、高橋デザインのレーベルステッカー、B2サイズの折り込みポスターを付属
CT AO-211
2 1985年7月21日 CD K32X-13
3 1992年11月21日 KICS-2141
4 1995年11月22日 KICS-8071
5 2005年3月24日 KICS-1141 リマスタリング音源、紙ジャケット仕様
6 2009年3月25日 SHM-CD KICS-91141 ライナーノーツに高橋のインタビューが掲載されている
7 2021年11月24日 ソニー・ミュージックダイレクト / ALDELIGHT SA-CDハイブリッド MHCL-10138 砂原良徳によるリマスタリング音源
LP MHJL-171
  • 砂原良徳によるリマスタリング音源、バーニー・グランドマンによるアナログカッティング
  • 発売当初に特典として付属していたブルーのカラーレコード仕様、高橋デザインのレーベルステッカー、B2サイズの折り込みポスターが再度封入されている

脚注

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  1. ^ 『オリコン・チャートブック LP編 昭和45年 - 平成1年』オリジナル・コンフィデンス、1990年、193頁。ISBN 4871310256
  2. ^ 高橋ユキヒロ / 音楽殺人 [紙ジャケット仕様] [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2024年6月23日閲覧。
  3. ^ a b c 高橋ユキヒロ / 音楽殺人 [SHM-CD] [限定][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2024年6月23日閲覧。
  4. ^ 高橋ユキヒロ / 音楽殺人 [SA-CDハイブリッド]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2024年6月23日閲覧。
  5. ^ “高橋幸宏の80年代前半のソロワークに光を当てるリイシューシリーズ始動、リマスタリングは砂原良徳”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年10月5日). https://natalie.mu/music/news/447964 2024年6月23日閲覧。 
  6. ^ “『音楽殺人』はYMOを経た高橋幸宏がそのカッコ良さを全開に放ったポップ作”. エキサイトニュース (エキサイト株式会社). (2023年1月18日). https://www.excite.co.jp/news/article/Okmusic_507323/ 2024年6月23日閲覧。 

外部リンク

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