須恵駅
表示
須恵駅 | |
---|---|
駅舎(2016年5月) | |
すえ Sue | |
◄JD12 酒殿 (1.3 km) (1.2 km) 須恵中央 JD14► | |
所在地 | 福岡県糟屋郡須恵町大字植木587-8 |
駅番号 | JD 13 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■香椎線 |
キロ程 | 21.9 km(西戸崎起点) |
電報略号 | スエ←スヱ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
618人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)1月1日[2] |
備考 |
無人駅 駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅 |
須恵駅(すええき)は、福岡県糟屋郡須恵町大字植木にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線の駅である。駅番号はJD13。
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)1月1日:博多湾鉄道(1920年、博多湾鉄道汽船に改称)が開設[2]。
- 1942年(昭和17年)9月22日:博多湾鉄道汽船が5社合併して西日本鉄道を設立し[3][4]、同社糟屋線となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日:西日本鉄道の西戸崎駅 - 宇美駅間が戦時買収により国有化され運輸通信省が継承[5]。
- 1961年(昭和36年)12月21日:貨物業務取扱廃止[6]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)[7]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:駅員無配置駅となる[8][9]。荷物扱いを廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[10]。
- 1988年(昭和63年)7月21日:委託駅員を配置[11]。
- 1995年(平成7年)5月:駅舎改築[12][13]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[14]。
- 2015年(平成27年)3月14日:駅遠隔案内システム(Smart Support Station)「ANSWER」の導入に伴い無人化[15]。
駅構造
[編集]SUGOCAの利用が可能であり、チャージや無記名SUGOCAの発売も行っている[16]。異常時に対応するため、香椎線で無人化される駅にはインターホンなどが設置されることになった[17]。
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は547人であり、JR九州の駅としては第204位である[18]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2016年(平成28年) | 601 |
2017年(平成29年) | 635 |
2018年(平成30年) | 666 |
2019年(令和元年) | 695 |
2020年(令和 | 2年)547 |
駅周辺
[編集]駅前を県道91号線が香椎線に並行する形で通っている。駅周辺は須恵町の中心部からは離れており、住宅地や農地となっている。駅の北側に隣接し、国鉄志免鉱業所から続く志免炭鉱整理事務所がある。
- 須恵町立須恵第二小学校
- 若宮八幡宮
- 旅石八幡宮
- 金子商店
バス路線
[編集]- 西鉄バス - 駅前に「須恵駅前」バス停がある。
- 須恵町コミュニティバス - 駅前に須恵駅バス停がある。
- 須恵方面
- 乙植木・甲植木方面
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『週刊 JR全駅・全車両基地』 08号 博多駅・伊万里駅・西戸崎駅ほか81駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月30日、24頁。
- ^ a b 『糟屋郡志』 名著出版、1972年5月。
- ^ 宗像市史編纂委員会 『宗像市史 通史編 第三巻 近現代』 宗像市、1999年3月1日。
- ^ 古賀町誌編さん委員会 『古賀町誌』 古賀町、1985年11月1日。
- ^ 財団法人運輸調査局編 『日本国有鉄道版 日本陸運史料 第3巻 日本陸運十年史 戦時交通編』 クレス出版、1990年11月。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、696頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「八駅の業務を民間委託 門鉄」『交通新聞』交通協力会、1963年4月3日、1面。
- ^ 「門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅」『交通新聞』交通協力会、1984年1月24日、1面。
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 石川尹巳「香椎線旅客誘致策」『鉄道ピクトリアル』第503号、電気車研究会、1988年11月、88頁。
- ^ 「須恵駅の改築完成」『交通新聞』交通新聞社、1995年5月9日、3面。
- ^ 「JR須恵駅周辺の整備が完成」『西日本新聞』西日本新聞社、1995年5月2日、朝刊、17面。
- ^ 『交通新聞』交通新聞社、2009年3月3日、1面。
- ^ 『香椎線の各駅が「Smart Support Station」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2014年12月22日。オリジナルの2019年1月20日時点におけるアーカイブ 。2020年2月7日閲覧。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ 「無人化、新たに20駅 ダイヤ改定、14日から計32駅 JR九州」『朝日新聞』朝日新聞社、2015年3月7日、西部朝刊、8面。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 須恵駅(駅情報) - 九州旅客鉄道