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風の便り (短編集)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
風の便りから転送)
風の便り
著者 太宰治
イラスト 阿部合成(装幀)
発行日 1942年4月16日
発行元 利根書房
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 B6判
ページ数 289[1]
ウィキポータル 文学
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風の便り』(かぜのたより)は、太宰治の短編小説集。

1942年(昭和17年)4月16日、利根書房より刊行された。装幀・装画は阿部合成[2]。定価は1円80銭だった。

1992年(平成4年)6月19日、日本近代文学館より「名著初版本複刻太宰治文学館」シリーズの一冊として当時の体裁どおりに復刊された。

内容

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タイトル 初出 備考
1 風の便り 『文學界』1941年11月号
『文藝』1941年11月号
『新潮』1941年12月号
2 新郎 『新潮』1942年1月号
3 『知性』1941年12月号
4 畜犬談 『文学者』1939年10月号 初収録の単行本は『皮膚と心』。
5 『知性』1940年1月号 初収録の単行本は『皮膚と心』。
6 猿面冠者 『鷭』1934年7月号 初収録の単行本は『晩年』。
7 律子と貞子 『若草』1942年2月号
8 地球図 『新潮』1935年12月号 初収録の単行本は『晩年』。

脚注

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  1. ^ 風の便り (利根書房): 1942|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
  2. ^ 阿部合成は青森県南津軽郡浪岡町(現・青森市)出身の画家。青森市長や衆議院議員を務めた阿部政太郎を父にもつ。青森県立青森中学校(現・青森県立青森高等学校)で太宰と同級だった。本書のほかに『千代女』『女性』などの装幀を手がける。五所川原市の芦野公園に建つ「太宰治碑」も阿部がデザインした。

外部リンク

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