飛田幹男
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飛田 幹男 とびた みきお | |
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出生地 | 日本・茨城県[1] |
出身校 |
東北大学理学部 東北大学大学院理学研究科[1][2][2] |
称号 |
測量士 理学修士(1987年・東北大学)[2] 博士(理学)(1995年・京都大学)[2] |
在任期間 | 2021年7月1日[1][3] - 2022年6月28日 |
飛田 幹男(とびた みきお)は、日本の建設・国土交通技官。筑波大学システム情報系教授。
来歴
[編集]茨城県出身[1]。1985年(昭和60年)、東北大学理学部物理系卒業[4]。1987年(昭和62年)、東北大学大学院理学研究科を修了し[1][2]、理学修士取得[4]。同年、建設省へ入省[2]。入省後、国土地理院で基準点測量の仕事に従事[5]。
その後、1991年(平成3年)に測量士の資格を取得[4]。1995年(平成7年)に京都大学から博士(理学)の学位を取得し、NASAジェット推進研究所客員研究員。1998年(平成10年)建設省建設大学校測量新技術研修官。2000年(平成12年)から国土地理院研究センター宇宙測地研究室主任研究官、同地殻変動研究室長、同研究管理課長、同総括研究官を歴任[4]。
国土地理院地理地殻活動研究センター長を経て、2016年(平成28年)宇宙航空研究開発機構出向。2017年(平成29年)国土地理院測地部長。同企画部長を経て、2018年(平成30年)内閣官房地理空間情報活用推進室参事官。2020年(令和2年)国土地理院参事官[2][4]。
2021年(令和3年)7月1日、国土地理院長に就任[1][3]。2022年(令和4年)11月、リモート・センシング技術センター技術参与。2023年(令和5年)5月、筑波大学システム情報系教授[4]。
委員歴
[編集]- 地球惑星科学関連学会1993年合同大会経理委員長(1993年)[2]
- 科学技術・学術審議会専門委員(2007年 - 2012年)[2]
- 地震調査研究推進本部専門委員(2007年 - 2016年)[2]
- 日本測地学会評議員(2009年 - 2021年)[2]
- 火山噴火予知連絡会幹事(2013年 - 2015年)[2]
- 地震予知連絡会委員(2013年 - 2016年)[2]
受賞歴
[編集]- 合成開口レーダー干渉法の高度化と地殻変動解析への応用(日本測地学会賞坪井賞・2001年7月)[2]
- 世界測地系移行のための座標変換ソフトウェア"TKY2JGD"(測量技術奨励賞・2002年5月)[2]
- 新潟-神戸ひずみ集中帯の地殻変動(日本地震学会2012年度論文賞・2013年5月)[4]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “【国交省人事異動】 国土地理院長に飛田幹男氏、国総研所長は木村嘉富氏”. 建設資料館 (建設データ). (2021年6月30日) 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “飛田 幹男”. researchmap. 科学技術振興機構. 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “(官公庁人事)国土地理院”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2021年7月1日) 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g 飛田 幹男(トビタ ミキオ) 所属 システム情報系 職名 教授筑波大学
- ^ 広報推進協議会『100歳対談 (PDF)』(レポート)〈THE JOURNAL OF SURVEY 測量〉、2021年3月。
官職 | ||
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先代 野田勝 |
国土地理院長 2021年 - 2022年 |
次代 高村裕平 |