飯塚隆
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いいづか たかし 飯塚 隆 | |
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サマーオブソニック2013での飯塚 | |
生誕 |
1970年3月16日(54歳) 日本・埼玉県川口市 |
職業 | ゲームデザイナー、ゲームディレクター |
活動期間 | 1992年 - |
代表作 | 『ソニックシリーズ』 |
飯塚 隆(いいづか たかし、1970年3月16日[1] - )は、ソニックシリーズの統括役を担当する日本のゲームクリエイター。ソニックチーム所属。
経歴
[編集]1992年に入社した[2]。 入社当時は上川祐司と出会っている[3]。 元々飯塚はアーケードゲームの開発を希望していたが、家庭用ゲーム機向けソフトの開発部門に配属された当初はがっかりしたと、ソニック・ザ・ヘッジホッグを演じた金丸淳一との対談の中で振り返っている[2]。 だが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』のテストプレイを通じて考えが変わり、次回作である『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の開発への参加に快諾したとも話している[2]。
『ソニック3』の制作時にアメリカに渡来した[3]。
瀬上純と大谷智哉の曲を知り、評価したが当時は面識は無かった。デモテープが日本からアメリカに郵送で送られて、瀬上純の名前を知るようになった[4]。
セガハードのソフトの制作中に他社ハードでの開発に興味を持つようになり、ドリームキャストの終了を知った時、「次は任天堂さんのハードで出しちゃっていいの!?」と発言し、喜んでいた[4]。
2021年にはソニックシリーズの総合プロデュースを担当すると共に、セガ・オブ・アメリカのソニック統括部門「ソニックピラー」においてソニッククリエイティブオフィサーを務めている[5]。
2023年4月セガ執行役員兼クリエイティブオフィサーに就任。
作品リスト
[編集]ゲーム
[編集]- ソニックシリーズ
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ3(1994年、メガドライブ) デザイン
- ソニック&ナックルズ(1994年、メガドライブ) デザイン
- カオティクス (1994年、スーパー32X) スペシャルサンクス
- ソニック3Dブラスト (1996年、メガドライブ) ゲームデザイナー
- ソニック ジャム(1997年、セガサターン) ディレクター、デザイン
- ソニックR(1997年、セガサターン) ディレクター、デザイン
- ソニックアドベンチャー(1998年、ドリームキャスト) ディレクター、デザイン
- ソニックアドベンチャー2(2001年、ドリームキャスト、ニンテンドーゲームキューブ) ディレクター
- ソニック メガコレクション(2002年、ニンテンドーゲームキューブ) スペシャルサンクス
- ソニックアドベンチャーDX (2003年、ニンテンドーゲームキューブ、PC) ミッションモードゲームデザイン
- ソニック ヒーローズ(2003年、ニンテンドーゲームキューブ、PlayStation 2、Xbox、PC) ディレクター、レベルデザイン
- シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(2005年、ニンテンドーゲームキューブ、PlayStation 2、Xbox) ディレクター、デザイナー、シナリオ
- ソニック ジェムズ コレクション(2005年、ニンテンドーゲームキューブ、PlayStation 2) スペシャルサンクス
- ソニック ライバルズ(2006年、PSP) ディレクター
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006年、PlayStation 3、Xbox 360) スペシャルサンクス
- ソニックと秘密のリング(2007年、Wii) スペシャルサンクス
- ソニック ライバルズ2(2007年、PSP) ディレクター、デザイン
- マリオ&ソニック AT 北京オリンピック(2007年、Wii、ニンテンドーDS) ジェネラルプロデューサー
- ソニックと暗黒の騎士(2009年、Wii) スペシャルサンクス
- ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者(2009年、ニンテンドーDS) スーパーバイザー
- マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック(2009年、Wii) ディレクター、ゲームデザイン
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ4(2010年、Wii、PlayStation 3、Xbox 360) プロデューサー
- ソニック フリーライダーズ(2010年、Xbox 360) シナリオスーパーバイザー
- ソニック カラーズ(2010年、Wii、ニンテンドーDS) プロデューサー
- ソニック ジェネレーションズ(2011年、PlayStation 3、Xbox 360、ニンテンドー3DS) プロデューサー
- マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック(2011年、Wii、ニンテンドー3DS) スーパーバイザー
- ソニック ロストワールド(2013、Wii U、ニンテンドー3DS) プロデューサー
- マリオ&ソニック AT ソチオリンピック(2013、Wii U) スーパーバイザー
- ソニックトゥーン(2014、Wii U、ニンテンドー3DS) プロデューサー
- ソニックランナーズ(2015、IOS、Android) プロデューサー
- マリオ&ソニック AT リオオリンピック(2016、Wii U、ニンテンドー3DS) スーパーバイザー
- ソニックマニア(2017、Nintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One、Steam) スーパーバイザー
- ソニック フォース(2017、Nintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One、Steam) プロデューサー
- チームソニックレーシング(2019、Nintendo Switch、PlayStation 4、Steam) プロデューサー
- ソニックカラーズ アルティメット(2021、Nintendo Switch、PlayStation 4、Steam) プロデューサー
- ソニックフロンティア(2022年) ソニックシリーズプロデューサー
- ソニックスーパースターズ(2023年)ソニックシリーズプロデューサー、ストーリー、キャラクターデザイン(トリップ)
- その他
- ゴールデンアックスIII(1993年、メガドライブ) プランナー
- メタルヘッド (1995年、スーパー32X) スペシャルサンクス
- NiGHTS into Dreams... (1996年、セガサターン)リードゲームデザイナー
- クリスマスナイツ(1996年、セガサターン) ゲームデザイナー
- チューチューロケット! (1999年、ドリームキャスト)プロダクトサポート
- ナイツ 〜星降る夜の物語〜 (2007年、Wii) プロデューサー・ディレクター・リードゲームデザイナー
- ぷよぷよ7(2007年、Wii、ニンテンドーDS、PSP) スペシャルサンクス
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U(2014、Wii U、ニンテンドー3DS) スーパーバイザー
- ぷよぷよテトリス (2014、PlayStation 3・PlayStation Vita・Wii U・ニンテンドー3DS)プロダクトサポート
- セガ3D復刻アーカイブス2(2015、ニンテンドー3DS) スーパーバイザー
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(2018、Nintendo Switch) スーパーバイザー
- でびとぴー(2022、メガドライブミニ2)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “『ソニックマニア』はマニアが作るマニアのための『ソニック』! ゲームに込められたこだわりの数々を飯塚隆プロデューサーに直撃”. ファミ通.com (2017年4月17日). 2019年3月19日閲覧。
- ^ a b c “金丸さんの声を初めて聞いたときに「この人だ!」 と確信を持ちました──ソニックに命を吹き込む声と演技、そして「ソニックらしさ」とは? 声優 金丸淳一×セガ 飯塚隆 30周年記念対談”. 電ファミニコゲーマー. マレ (2021年10月6日). 2021年10月6日閲覧。
- ^ a b Nintendo DREAM 2016, p. 37.
- ^ a b Nintendo DREAM 2016, p. 38.
- ^ ソニック30周年記念,飯塚 隆プロデューサーにインタビュー。“Sonic Everywhere”――常にソニックが存在する未来を目指して - 4gamer
参考文献
[編集]- 「『ソニック』といえば4人が登場!ファンと紡いだ25年 たくさんのハードを渡り走る『ソニック』の創造に迫る!」『Nintendo DREAM』2016年11月号、アンビット、2016年9月21日、36-40頁、JAN 4910071131168。