飯沼賢司
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飯沼 賢司(いいぬま けんじ、1953年[1] - )は、日本の日本史学者、別府大学元学長。専門は日本古代中世史[2]、環境歴史学[2]、家族史[2]。
来歴
[編集]長野県南安曇郡豊科町(現安曇野市)出身[3][1]。早稲田大学文学部日本史専修卒業[1]、1980年同大学大学院文学研究科日本史専攻博士前期課程修了[2]、1985年同大学院文学研究科博士課程中退、早稲田大学文学部助手[2]、1987年大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館研究員[2]。1993年、別府大学助教授[1]、1997年同教授。2008年、同大学院文学研究科長[1]。2019年同大学学長に就任[1]。
1996年から環境歴史学を提唱し、ヒトと自然の関係を扱う[2]。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『ヒトと環境と文化遺産 21世紀に何を伝えるか』(網野善彦、後藤宗俊共編 山川出版社、2000年)
- 『熊本歴史叢書 古代 下編 先人の暮らしと世界観』(大田幸博共著 熊本日日新聞社、2003年)
- 『経筒が語る中世の世界』(小田富士雄、平尾良光共編 思文閣出版 別府大学文化財研究所企画シリーズ ヒトとモノと環境が語る、2008年)
- 『大分県の歴史』(豊田寛三、後藤宗俊、末廣利人共著 山川出版社、1997年)
- 『シリーズ日本列島の三万五千年-人と自然の環境史 第2巻 野と原の環境史』(湯本貴和編 佐藤宏之と責任編集 文一総合出版、2011年)
- 『阿蘇下野狩史料集』(編 思文閣出版、2012年)
監修
[編集]- 『図説宇佐・国東・速見の歴史』(郷土出版社 大分県の歴史シリーズ、2006年)
- 『図説大分・由布の歴史』(郷土出版社 大分県の歴史シリーズ、2007年)