香川県立ミュージアム
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(香川県歴史博物館から転送)
香川県立ミュージアム The Kagawa Museum | |
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施設情報 | |
前身 | 香川県立歴史博物館 |
専門分野 | 人文科学 |
事業主体 | 香川県 |
開館 | 1999年 |
所在地 |
〒760-0030 香川県高松市玉藻町5番5号 |
位置 | 北緯34度20分59.1秒 東経134度03分11.3秒 / 北緯34.349750度 東経134.053139度座標: 北緯34度20分59.1秒 東経134度03分11.3秒 / 北緯34.349750度 東経134.053139度 |
アクセス | 高松琴平電気鉄道片原町駅 |
外部リンク | 香川県立ミュージアム |
プロジェクト:GLAM |
香川県立ミュージアム(かがわけんりつミュージアム)は香川県高松市玉藻町にある人文科学系博物館。主に歴史と美術の展示を行っている。分館として香川県文化会館と瀬戸内海歴史民俗資料館の2館を有している。
概要
[編集]1999年11月に「香川県歴史博物館」として開館。2008年4月に香川県立の博物館の再編が行われ、香川県立文化会館および瀬戸内海歴史民俗資料館の2館が統合され当館の分館との位置づけとなるとともに、香川県立文化会館の美術部門が当館に移され、館名も「香川県立ミュージアム」と改称した[1]。2009年4月には文化会館内に香川県漆芸研究所が移転している。
高松市街地北部・高松港に近い歴史・文化ゾーンのフェリー通り沿いにあり、西側に高松城(玉藻公園)、北側に香川県県民ホール(レクザムホール)が隣接している。歴史博物館と美術館の機能を併せ持つ複合博物館として、香川県の歴史・民俗・美術に関する調査、研究、展示、講演会、体験学習会などを行い、香川県の文化の拠点となっている施設である。
展示内容・施設等
[編集]- 地下2階 - 駐車場
- 地下1階 - 講堂、研修室、工作室、実習室、ボランティア室
- 1階 - 総合案内、図書コーナー、喫茶店、ミュージアムショップ、体験学習室、イサム・ノグチコーナー
- 2階 - 香川県の歴史・民俗に関する展示や美術品の展示が行われる
- 常設展示室1
- 常設展示室2
- 常設展示室3
- 常設展示室4
- 常設展示室5
- 特別展示室 - 大規模な企画展示会が開催される。
- 3階
- 歴史展示室 - かがわ今昔(常設展示)古代から現代までの香川県の歴史を展示。香川用水に関する展示。
- ビデオコーナー - 歴史・民俗芸能資料の閲覧
主な所蔵文化財
[編集]- 藤原佐理筆詩懐紙
- 太刀 銘元重
- 月江正印墨蹟 印可状(泰定戊辰仲春)
- 清拙正澄墨蹟 平心字号(嘉暦戊辰之秋)
- 花園天皇宸翰消息(十二月二日)
- 光厳天皇宸翰奉納心経 3巻 各巻に延元元年三月の奥書あり
- 法華経 8巻 各巻見返に絵あり
- 著到懐紙(叢蛍、八日)中に後柏原天皇宸翰あり[2]
- 後陽成天皇宸翰消息(三級宛)
- 後水尾天皇宸翰女房奉書(青山前中納言宛)・後水尾天皇加筆(松平頼重筆龍雲山居偈)
- 後水尾天皇宸翰古歌色紙(荒玉の)
- 後西天皇宸翰懐紙(詠新樹妨月和歌)
- 霊元天皇宸翰古歌懐紙(みやまちや)
- 東山天皇宸翰懐紙(詠鶴有遐和歌)
- 後西天皇宸翰懐紙
- 瑜伽師地論 巻六十一 天平十六年奥書
- 香川県指定文化財
- 高松城下図屏風 (高松城および城下町絵屏風)
利用情報
[編集]- 開館時間 - 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日 - 月曜日(月曜日が休日の場合は原則としてその翌日)、年末年始
- 観覧料 - 常設展と特別展により異なる。玉藻公園との相互割引がある。
- 詳細情報 - 本、香川県立ミュージアム 公式HPで確認ください
交通アクセス
[編集]分館
[編集]- 瀬戸内海歴史民俗資料館 - 瀬戸内海に関する歴史・文化の紹介をしている。
- 香川県文化会館 - 香川県庁に近くの番町1丁目にあり、ギャラリー、茶室などを有する。
- 香川県漆芸研究所 - 香川漆器の伝承と後継者の育成を目的とした施設。1954年11月に発足し、高松工芸高校の敷地内にあったが、2009年4月に文化会館内に移転した[3]。建物内にホールと実習室等を有する。
脚注
[編集]- ^ 香川県歴史博物館をミュージアムに-来春から四国新聞2007年11月16日
- ^ 重要美術品の名称は『重要美術品等認定物件目録』(思文閣、1972)による。
- ^ 開所記念展を開催 漆芸研究所、移転オープン
関連項目
[編集]- 高松城 - 当館玄関横に東ノ丸跡の石垣が保存されている。
外部リンク
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