香林寺 (登米市)
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香林寺 | |
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月輪山 香林寺 | |
所在地 | 宮城県登米市豊里町杢沢87[1] |
位置 | 北緯38度36分07.8秒 東経141度15分33.8秒 / 北緯38.602167度 東経141.259389度座標: 北緯38度36分07.8秒 東経141度15分33.8秒 / 北緯38.602167度 東経141.259389度 |
山号 | 月輪山 |
宗派 | 曹洞宗 |
創建年 | (1584年)天正12年 |
正式名 | 月輪山 香林寺 |
文化財 | 山門が県指定有形文化財(建造物) |
法人番号 | 9370405000095 |
香林寺(こうりんじ)は、宮城県登米市豊里町杢沢にある仏教寺院である。
概要
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旧北上川を前にした丘陵地の谷間に位置し、JR気仙沼線の御岳堂駅から徒歩5分程の所にある。
寺伝によれば、香林寺は葛西氏の支族、月輪六郎、七郎兄弟の菩提を弔うために1584年(天正12年)に建立された。元来当寺は、天台宗としての開宗寺院であったと言い伝えられており、本尊も阿弥陀如来だが、その後、曹洞宗に改宗した。 境内は傾斜地で、古木や植栽も見事である。
敷地内は、秋になると紅葉とイチョウの景色が素晴らしい景観を見せる。
文化財
[編集]山門
[編集]香林寺山門は、1540年(天文9年)室町時代の後期に月輪館の東門として建築されたものを、香林寺開山時に移築した[2]。宮城県では珍しい室町時代末期頃の様式的手法を遺す遺構であり、1972年(昭和47年)10月11日に宮城県の有形文化財に指定された建造物である[3]。
宮城県内最古の山門で、木造建築物としても、角田市の高蔵寺阿弥陀堂[4]に次いで県内で2番目に古い。1990年(平成2年)11月に全面解体修理を受けた。
「二つ柏の紋」は束ねとして建造当初より組み込まれており、宗家の葛西氏は三つ柏の家紋を、初代清重依頼用いて来たものと言われている。とすれば、この山門は葛西氏支族との関連を示す、現在唯一の物的証拠といえよう(東北大学名誉教授 佐藤巧)。なお、香林寺と月輪兄弟についての論文等は、『奥州三迫合戦記』{軍記物語}(和光大学人文科学研究紀要第23号)〈1988年〉に記載されている。
所在地
[編集]- 〒987-0356 宮城県登米市豊里町杢沢87
アクセス
[編集]近隣の史跡
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 【豊里町エリア】香林寺山門 - 登米市